読書初めその2はこちら
この記事は、その続きです。
6人目は、我らが大将。
涙ぼくろがあるんですね。
20年くらい顔見てるけど、初めて知りました。
いや、そんなことではなく、
大将はそろそろ卒業シーズンということもあって、重松清さんの『卒業』を紹介しました。
これ、家族の生と死をテーマとした短編集。
日常にある深い愛に気づかせてくれます。
4編、どの作品も泣けます。
大将も、店で読みながら「いかんいかん、もうこれ以上ムリ」と本を閉じたことが何度もあったとか。
あたたかい涙です。
心の洗濯に最適かも。
- 卒業 (新潮文庫)/新潮社
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さて、7人目は今回初参加の尾崎先生。
尾崎先生は、数年前まで大学の先生をされていて、ご自身もたくさんの本を書かれています。
そんなインテリな尾崎先生、レベルの高い本を2冊、持ってきてくださいました!
木畑洋一著『二〇世紀の歴史』
この本は、20世紀の世界史をバランスよくまとめています。
著者の特別な政治観などは入っておらず、淡々と事実を書いてあるので
山川の高校教科書より少しレベルが高い勉強をしたい人におすすめ。
- 二〇世紀の歴史 (岩波新書)/岩波書店
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もう一冊は
神谷秀樹著『ゴールドマンサックス研究』
え?ゴールドマンサックスとは何ぞや?
私はそこからですが・・・(^^ゞ
金の亡者として悪名高いアメリカの投資銀行だそうです。
しかしこの銀行も、設立当初は「信義誠実」が理念だったとか。
アメリカの国際資本に支配された、そのトップがゴールドマンサックス。
アメリカを注意してよく見ていれば、
日本の将来がわかってくると尾崎先生はおっしゃいます。
アメリカはメチャクチャで、日本はその後を追っています。
他のヨーロッパ諸国は、こんなことはないと。。。
どよよんとしちゃうようなお話でありました。。。(-_-;)
でも、こういうことを知ってこそ、これから若者たちがどうすればいいのか考えるきっかけにもなりますものね。
まずは問題点を知らないといけません。
さあ、最後は小川さん。
小川さんは、明るい本で〆てくれました!
畠田恵著『いっちばん』
しゃばけシリーズ、短編集です。
主人公が何度も死にかけてる病弱の若旦那。
病弱すぎて、ほとんど外には出ないのに、いろんな事件を解決していきます。
実は、全て あやかし(妖怪) が情報を持ってきてるんです。
お人よしな若旦那、若旦那が大好きなあやかしたち。
面白くてほっこりして、それでいて泣ける・・・そんな小説だそうです。
- いっちばん (新潮文庫)/新潮社
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次回の読書会は3月です。
多分、最後の日曜日になるかなぁ・・・
私たちの読書会は、この仲間たちが集まるツールでしかありません。
読書会にかこつけて、お互いの元気の確認をしています。
そして、仲間の優しい笑顔を見てほっこり癒される。。。
そんなゆるーい読書会です。
興味のある方は、ぜひご連絡くださいませ。
どんな方でも、ウエルカムです~♪♪