読書初めその2 | 日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

日本酒と甘酒 糀素弓(はなそゆみ)の一歩一歩

選りすぐりの日本酒や元気の素・甘酒で、疲れた心を休めてほしい。。。そんな願いを込めて2018年12月にオープンしました。
まだまだ赤ちゃんの店なので、皆さまから育てていただけるとありがたいです。

読書初めその1の続きです。

さて4人目は私。

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私が紹介したのは、
『こどもたちへ積善と陰徳のすすめ』という本です。
明の時代に中国に実在した袁了凡という人が、息子のために書いた『陰隲禄』という本を
江戸時代に日本人が翻訳したのが『和語陰隲禄』です。
翻訳したのは無名上人。
どなたなのかわかりません。
しかし、その思想は日本中に広がり、
今でも私たちの中に脈々と受け継がれています。
この本は、『和語陰隲禄』をさらに意訳して、
小学生、中学生にも理解できるように書き直したものです。
中国人の名前がたくさん出てきて漢字が難しいのですが、
ルビもふってあるので読みやすくなっています。


良いことを積み重ねていくと、定められた運命さえ変えられる・・・
袁了凡は、愛する息子にそれを伝えたくて、この本を書きました。
そして、それは後の世の日本人に大きな影響を与えています。

それにしても、どうしてこの写真なんだろうなぁ。。。
カメラマンは夫です。うぅぅ・・・


こどもたちへ 積善と陰徳のすすめ~和語陰隲禄意訳~/梓書院
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5人目は樋高さん。
今回、初参加です。
樋高さんは、宮崎市の小中学校の図書室充実のため、
図書館アドバイザーとして日夜、走り回ってらっしゃいます。

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樋高さんが紹介してくれたのは、図書館アドバイザーらしく
『税金を使う図書館から税金を作る図書館へ』という本。
樋高さんが、東京都の江戸川区に住んでいるころ、
昼間に図書館に行くと、失業者がいっぱいだったそうです。
まさにそれは、税金を使う図書館。
ニューヨークには、起業のきっかけを作り指導する図書館もあるそうです。
本来、本は、時間と空間を越えて情報を提供してくれるものです。
理想の図書館は、パワーを生み出す場所でなければならないと思う・・・
樋高さんは、そう語ってくださいました。

税金を使う図書館から税金を作る図書館へ/ひつじ書房
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あと残り3人は、次回へ~♪♪