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shiratsuyuのひとことがたり

宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

晴れの特異日が続くのが10月と思っていたのに、今年は雨が続き寒くなりました。もう暖房を使ってしまいました。

3日に雪組のライブビューイングに行って、休憩時間と何回も続いた最後のご挨拶に疲れてしまい、いまはやりのライブ配信をしてみよう思い立ちました。

パソコンで見るのはしんどすぎるのでテレビで見られるようパソコンとテレビ繋ぎました。先ずは今日から開演のカチャさん(凪七瑠海)コンサート購入してみました。一幕40分なので小手調べにはいいかなと思いますOK

楽しめるといいのですが・・・楽しめると信じて・・・テレビ

 

9月に読んだ本をアップしたいと思います本

 

45)新章文子著『名も知らぬ夫;昭和ミステリールネサンス』

“高度経済成長期に発表された推理小説を・・(中略)・・集めた復刻シリーズ”初出が1959年~1965年の作品8編収録。

この新章文子さんはナント!もとタカラジェンヌさんビックリマーク

「1922年生まれ。1939年宝塚音楽舞踊学校に入学。同期に淡島千景、久慈あさみがいる。1943年歌劇団退団。」ちなみに「同じことの繰り返しがやりきれなく」て退団されたようです。

「併殺(ダブルプレー)」「ある老婆の死」「悪い峠」「奥様は今日も」「名も知らぬ夫」「少女と血」「年下の亭主」「不安の庭」の8編。

女性が主人公で、悪い人やおかしな人だけれど憎めない、いやらしさが無く面白く読めた。お金の価値が違う今読んでもその面白さに共感できる。古さを感じさせない不思議で魅力的な短編集だった。

 

46)岡田鯱彦著『薫大将と匂の宮』

初出が昭和25(1950)年で、それから何度か再版された、そして約20年ぶりの新版本。

表題作以外に『艶説清少納言』『「六条の御息所」誕生』『コイの味』の短編とエッセイで構成されている。

著者は日本古典文学研究者で大学の教授も務め、平成5(1993)年没。

『薫大将と匂の宮』は非常に面白い作品だった。

『源氏物語』後半の宇治十帖の半端な終わり方感にモヤモヤを感じていた研究者の私。その私が古本屋で手に入れたものはその宇治十帖の続編だった!

その内容は還俗し薫の妻となった浮舟と中君・匂の宮の連続変死!自殺か殺人か?殺人なら犯人は?推理する紫式部と清少納言。

これは最古の探偵小説かっ⁉

やー拍手すごく面白かった。薫と匂の宮の人間性が魅力的に良く書き込まれていて、これなら好きになれそうと思ってしまった。

作中の紫式部が薫推しなのが楽しく読めた原因かな?

70年経っても決して古ぼけない内容で、絶版にならなくて今読めてすごく幸せに思った。

鈴木朱雀氏の挿絵がまた素晴らしく、小説と共にすごく楽しめた。

 

47)一色さゆり著『絵に隠された記憶;熊沢アート心療所の謎解きカルテ』

臨床心理士の資格を取り、スクールカウンセラーを目指している大学院1年生の日向聡子。インターンシップとして現場を見たほうが良いと勧められ、熊沢アート心療所でインターンをすることになった。ここはアートセラピーを専門とした心療所。

所長の熊沢にカウンセラーの飯塚。そして患者として電車ばかり描くタケル、飛行機恐怖症の佐々木、花の名前に詳しい認知症のカヨ、ユニコーン好きの百葉に、特別養子縁組の瑞穂・凛音母子などの心療所に通う人々と交わり、彼らの描いた絵から悩みや本心を見抜く熊沢。その姿見つめながら、自分自身の思い出せない過去と向き合う聡子。

聡子が幼稚園の時描いた絵のデータ(実物はなく保存用に作っていたCDのコピー)を受け取り、それを見た時ある記憶が鮮明によみがえる!

東京藝大出身で、学芸員でもある著者だから書けた作品だと思う。

実際はこんなに簡単にはいかないだろうと思われるセラピーだが、心温かくなる優しい物語だった。

 

48)米澤穂信著『Iの悲劇』

とっても面白かった。

誰も住む人のいなくなった南はかま市蓑石地区。市長は目玉政策として「Iターン支援推進プロジェクト」を立ち上げ蓑石に移住者を募った。

担当は西野課長・万願寺邦和・観山遊香の3人からなる「甦り課」。

移住者募集に第1陣として2家族応募。移住者同士のトラブルありで1ヵ月でどちらも転出。

第2陣は10世帯応募。鯉の養殖を夢見る人、素人歴史研究家、病弱な子供を抱えた家族等々。盛り上がるかと思われた移住生活だが、やっぱりトラブル勃発で結局・・・一人二人と去って行きやがて誰も!?

でも万願寺は気付いた!このトラブルには仕掛け人がいたことに!

仕掛け人の言葉が胸に刺さる。

それは悲劇か!喜劇か!

どこの地方でもありそうでなさそうで、移住生活をこんな面白物語にしてしまう米澤穂信。すごいなぁグー

“今もっとも新作が待ち望まれる作家”ってわかるわチョキ

 

49)宮部みゆき著『昨日がなければ明日もない』

杉村三郎シリーズの最新版

杉村探偵事務所での3件の仕事の物語。

絶対零度:杉村探偵事務所 記念すべき10人目の依頼人筥崎静子の依頼。嫁いだ娘が自殺未遂をして音信不通になったので娘のことが知りたいとの調査依頼。

娘の夫を調べていくうちにとんでもないパワハラ集団と中心人物を知ることに・・・。

華燭:探偵事務所の大家さん竹中家の夫人の知り合いで、駅前でオートバイ専門店を商う店の奥さんから、従姉の結婚式に出席する娘の付き添いを頼まれる。

結婚式場に行ってみると大混乱!何があったのか⁉

昨日がなければ明日もない:竹中(大家さん)家で同居している長男の嫁と娘から小学校の同級生の母子の話を聞かされた。

その母親がチョー問題ありで子も子だという。その母親から杉村に相談が持ち込まれた。

ほっとけないと思った杉村は承知し調査をすることに・・・。

1作目「絶対・・」と3作目「昨日が・・」は、やりきれない思いにとらわれた作品だった。悪いのは絶対相手なのに殺してしまう。そうすると殺人者となり、いくら仕方ないことだと認識されても罪を償わなければならないし、その後人生は辛いものとなってしまう。そんな理不尽なこと!

私は、小説は読後幸せ感を感じさせてくれるものが好き。

折角の宮部みゆきさんだったけれど、結末にガッカリさせられてしまった。

 

50)岡本貴也著『運命の人を見つけた、ら』

2016年、僕、竹田融、34歳。いつも一目惚れするけれど、相手に全然伝わらず恋人いない歴○○年。思い切って婚活パーティーに参加。そこでカメラマン篠木杏莉と出会う。彼女こそ運命の人⁉

出会いがあったのか無かったのか、わからないまま職場でCTスキャナーのテストを受けると・・・・あららら、21年前にタイムスリップしちゃった!

1995年、中学生2年生13歳に舞い戻った僕はそこからまた新たな人生を歩むことに・・・。体は中学生、知識は34歳。モテモテの優秀児になっていた。ついに憧れの医師となる。そして杏莉と出会う!!!!!

こちらの世界での人生が進んでいくのかと思いきや、結局また2016年に舞い戻ることに!

うぉぉぉ何この小説。

面白いと言っちゃぁ面白い?ハッピーエンドと言やぁハッピーエンド?

でも、心底楽しむには私は歳を取りすぎてるかなアセアセ

 

51)篠綾子著『岐山の蝶』

信長の正室、斎藤道三の娘・帰蝶の著者独自に作り上げた物語。

帰蝶には占い師の予言により寺に預けられた姉きよがいた。というとこらから始まる。

光秀に寄せるほのかな好意。信長との結婚。子に恵まれず「自分だけの、自分にしかできない生き方がしたい」と新たな一歩を踏み出す帰蝶を描く。

京で商売を始めるというのが新しい生き方というのにはちょっと違和感を持ったが、最後は信長と死を共にすることで納得できた終わりかたで良かったと思った。

信長と帰蝶は色々な小説や映画・テレビドラマになっており、どこまで真実か分からないし、小説にするにも場面設定は誰かの小説の引用かもわからない。これを独自の小説に仕上げるのは困難なことだと思う。

新しい帰蝶像を作り上げるのは余程の覚悟が必要なのではと思った読後感だった。

ライブビューイングのため家を出て、近辺に咲いている金木犀が満開になっていてビックリしました目

 

金木犀って花よりその香りが先にきて、あぁ秋だなって気付くのですが、今年はマスクの所為でしょうか、全然気が付きませんでしたショック

 

お花見にも行かず、ただものすごく暑いだけだった夏が過ぎ、もう秋イチョウ

ステイホームの気楽さにずっと家に居るのが当然になっていた私は季節も忘れていましたびっくり

 

2月の御園座での月組観劇から7ヵ月経っていました。

 

タカラヅカニュースしか宝塚と関わらず、ちょっと忘れた感満載で、映画館でのライブビューイングに行って来ました映画

 

映画館での鑑賞はちょっと疲れてしまいましたしょんぼり

 

千秋楽で盛り上がっているのは分かるのですが、なかなか終わらないところがしんどかったですあせるあせる

 

でも見に行って良かったですニコニコ

 

だいもんさん(望海風斗)の歌声と共に共演者の楽しそうなこと、私を幸せにしてくれましたドキドキ

 

無事に千秋楽まで公演できたこと本当に良かったですね。

 

もし中止となったら、演者だけでなく関わったすべての人の努力がふいになるとだいもんさんがおっしゃっていました。

 

公演できたこと、映画館だったけれど公演を見られたこと、私の宝塚復活が近づいてきたと思っていいかしらラブラブ!

 

一番印象的だったのが、電飾「NOW! ZOOM ME!!」が「ノゾミ」になったことと言うのは、耳より目からの情報が強いということでしょうか叫び

舞台中継のライブ配信が、あっという間にほぼ当たり前になり、楽しんでおられる方々が多くなりました拍手

 

そんな中、私はテレビの前で1時間以上じっと集中できなくて、ましてやパソコンなどそれ以上じっと見ているだけなんてできませんうーん

 

宝塚も舞台上演が始まり、タカラヅカニュースを見るたびに、宝塚はいいなぁ観たいなぁと思いつつ、中々友の会抽選に応募することができずにいますしょんぼり

 

だいもんさん(望海風斗)の『NOW! ZOOM ME!』のタカラヅカニュースや、ライブ配信の様子のブログを読ませていただいて、同じ千葉県の映画館だしと思い切って映画館のライブ中継を申し込んでみました映画

 

外れたらまだ宝塚を観に行くなとのお告げだと思うことにしようと決めて申し込んだんです(大袈裟アセアセ)

 

そしたら当選しました!!

 

やったークラッカー

 

感染予防をしっかりして臨みたいと思います真顔

 

これで平気だったら、月組公演から友の会抽選に申し込んでみようかなと秘かに思っていますドキドキ

 

 

9月になっても暑い日が続いていたのですが、今日は急に涼しくなりました。この乱高下身体がついてゆかないですショック

 

宝塚クリエイティブアーツ発行のキャトルレーヴメールマガジンに久しぶりの壁紙プレゼントがありましたチョキ伊集院忍のユズカレーさん(柚香光)!早速パソコンの壁紙にパソコン 嬉しいっラブ

 

8月に読んだ本のアップです本

 

39)瀬名秀明著『この青い空で君をつつもう』

静岡にあるとある町、そこで60年近く続いてきた和紙店の娘・藤枝早季子と、早季子の祖父が開いていた折り紙教室の生徒だった望月和志。

同じ高校に入学し共に高校生活を送る予定だったが、和志は先天性疾患のため翌年の2月に亡くなってしまう。

それから早季子に不思議な葉書が届いたり、部屋の飾っている折り紙で作った物が動いたりと不可思議な現象に遭遇したりする。

これらの不思議なことが、物語特有のファンタジーと思いきや、生前に和志と科学者が計画していたことだと分かる。

さすが薬学博士の著者らしい物語ですごく楽しかった。

“たとえ死んでゆくとしても、人は未来をつくることができる”との和志の信念に共感し、高校生同士の淡い青春ラブストーリーの生真面目さが好もしくて、心が洗われる小説だった。

 

40)関口尚著『明星に歌え』

愛媛県の四国中央大学お遍路サークルが全国の大学生に体験してもらおうと立ち上げたイベント・お遍路プロジェクト。

徳島県・高知県・愛媛県・香川県の四国4県を時計回りに八十八ヶ所の札所をすべて歩いて参拝するというもの。

班体制で七班は太陽、玲、花凜、麻耶、剣也、吉田にコーディネーター木戸の7人。

崖から落ちたことが原因で10歳以前の記憶がない逆行性健忘症に罹っている玲以下それぞれに色々な事情を抱えている様子。

衝突や和解や脱落を繰り返し、苛酷な歩きお遍路を進めていく。そして遂に・・・!

自分を見つめながら、他の人のことにも心を砕く。新しい繋がりが生れ自分も生まれ変わる。

青春っていいなぁ。厳しいけれどお遍路もいいなぁ。と思わずにはいられない。

先月からの青春もの3冊を続けて読んで、いつの時代も変わらずに青春が煌めく世の中であってほしいと願うおねがい

 

41)橋本治著『草薙の剣』

“世代の異なる6人の男たちと彼らの祖父母まで遡るそれぞれの人生を辿り、日本人の心の百年を描く、橋本治作家デビュー40周年記念作品”

昭生62歳~凡生12歳までのそれぞれの人生とその上に起こった出来事を描いてゆく。読んでいるその時その時は面白かったが、名前だけだとその人物が覚えきれず、この人どういう人だったっけ???となった。また、自分と年齢がドンピシャな人がいなくて出来事に対しても「あぁそういうこともあったな」としか思い出せず残念だった。

面白く読めたが、心に響くことが少なかったのは残念!!!

書名の『草薙の剣』についても橋本氏の考えをもっと深く知りたかった。

 

42)東野圭吾著『希望の糸』

「加賀シリーズ」6年ぶりの12作目。

桂ちゃん(音月桂)が宝塚退団後、テレビドラマ出演した『眠りの森』で加賀シリーズを知り、それからシリーズ全作読みました。

前回の『祈りの幕が下りる時』でもう終わったと思っていた「加賀シリーズ」の新作を読めてすごく嬉しかった。そしてシリーズ1番ではないかと思える面白さだった。

殺人事件の背景にある色々な人間模様に人生模様。

殺人事件の捜査と並行して加賀恭一郎の甥松宮脩平の母(加賀の父の妹)の秘密が物語として紡がれる。

それに人工授精と、話を追いかけてくる。

それらが大団円した時『希望の糸』の書名を納得し涙が溢れる。

いやぁ東野圭吾はいいなぁ!

 

43)まはら三桃著『空は逃げない』

A太郎:佐藤倫太郎、教育学部出身、カメラマン

B太郎:佐藤林太郎、建築学部出身、大学の棒高跳び指導者

そして、芸術学部出身の現在メキシコ在住石井絵怜奈。

この3人の大学時代2011年春~2012年夏までの出来事と7年後2018年春~2019年冬の出来事が交互に綴られて物語が進んでいく。

大学の陸上部で棒高跳びをやっているA・B2人の太郎と「空を飛ぶ瞬間」に魅せられスケッチに来る絵怜奈。

B太郎の師匠の教えやA太郎の練習中の事故、A太郎のカメラマン修行、絵怜奈のメキシコでの生活などのストーリー展開で読む者を引き付ける。

今まであまり興味が無かった棒高跳びにも、私には出来ないが、その気持ち良さにも惹かれた。

“精一杯の努力をしてやっとたどり着くのが天分だ。” 嫌味なくそう思えるとても爽やかな読後感だった。

 

44)東野圭吾著『沈黙のパレード』

またまた東野圭吾です。

図書館で予約していたのが次々ときました。

こちらは「ガリレオシリーズ」物理学者湯川先生が活躍します。

並木佐織が行方不明になって3年。彼女の遺体が見つかった!それが蓮沼寛一の母親のゴミ屋敷の火事で!

蓮沼寛一には23年前本橋優奈ちゃん事件の容疑者で逮捕されたが本人黙秘のまま証拠不十分で無罪となった過去があった。

今度こそと意気込む捜査本部。しかし、蓮沼をしょっ引いても起訴さえできず釈放に!その蓮沼が死んだ?殺人?

たまたま湯川が研究のため訪れていた街が行方不明なるまで佐織が住んでいたところだったことが縁で湯川が推理に首を突っ込むことになる。

湯川の推理が優しくて、また佐織の住んでいた街の人達も優しくて、そして優奈ちゃんのおじさんも優しくて、それらを結びつけ解決に向かうストーリー展開が面白くて目を離すことができなかった。

夢中で読んでしまった。

東野圭吾はハズさない!

 

9月になったと思ったら、今日はもう4日うーん

ちょっと涼しいと思ったら、ぶり返して暑くて、毎日しんどいですねアセアセ

 

宝塚H.P.ニュースで雪組新トップコンビがさきちゃん(彩風咲奈)とひらめちゃん(朝月希和)と発表されていてびっくりポーン

私は特に人事に関してあまり興味なく、決まった方を受け入れています。と、言いつつも多少の希望は持っています。

ひらめちゃんをトップ娘と考えたことが無く非常に驚きました!!

そして、96期から4人目の娘1ということも驚きましたビックリマーク

『マスカレード・ホテル』のフロントクラーク役はすごく上手かったしとても良かったです。できるジェンヌさんですグッド!

花組に戻ってきてトップコンビを支えるのにこんな適した方はいないと思っていました。

だから雪組でトップ娘とは目

本当に驚きましたが、さきちゃんと素敵なトップコンビにドキドキ

 

本題に入ります。

『源氏物語』宝塚勝手に配役、最後は宇治の物語です。

ハッキリ言って、この宇治の物語は面白いと思えないです。男君も女君も何か魅力に欠ける感じがしてしまうのです。

それに中途半端な終わりかたですしねしょんぼり

このイマイチ面白くないお話をジェンヌさんの魅力でパワーアップアップ

 

もみじ薫:暁千星

朱雀院の娘三の宮と柏木の子。生まれつき芳香がある。出生の秘密を感じ取り苦悩し仏道を志す。宇治の八の宮を知り、仏道を学ぶため宇治に通うようになる。そこで大君・中君を知る。垣間見た大君に惹かれる。

誰が好きなのかハッキリしなさいよと背中をたたきたくなるちょっと根暗な貴公子を、可愛いから脱却し、男役道邁進のアリちゃんパー

 

ヒマワリ匂宮:桜木みなと

今上帝と明石の中宮の第三皇子。薫に対抗して薫物に熱中する。無類の女好き。薫から聞いた宇治の姫君に興味を持つ。

何と言ってもモテすぎの宮は、ずんちゃんでしょう。

 

クローバー八の宮:凪七瑠海

源氏の弟宮。東宮廃立の政争に敗れ、宇治に引き籠っていた。仏道修行に励み、娘2人を育てている。薫に自分亡き後の娘たちを頼む。

厭世観満載の八の宮。ストイックなカチャさんを観たいあせるあせるあせる

 

黄色い花大君:花音舞

薫は大君に心惹かれるが、八の宮の「宇治を離れてはならない」との戒めを頑なに守ろうと、決して薫にはなびかない。

意思のしっかりした大君を、芝居で光るところをみせるきゃのんさん真顔

 

ブーケ2中君:小桜ほのか

匂宮に愛され京に迎え入れられ子供ももうける。薫にも言寄られ浮舟を紹介する。

浮気性の匂宮に辟易するも妻としての地位を築く。

大君に大切に思われ宇治で育とうとも優雅さを失わない姫君を星組の姫君ほのかさんを当ててみました合格

 

あじさい浮舟:きよら羽龍

宇治の物語のヒロイン浮舟ラブラブ

薫からも匂宮からも愛され、どちらか決めることができずに入水し、助けてもらうもついには出家する。

104期の星キラキラピカピカのきよら羽龍さんに乞うご期待拍手

 

のろのろと好き勝手に決めていった配役です。しんどかったですが楽しかったですラブ

東京宝塚劇場では無事星組公演が再開されました拍手

千秋楽まで滞りなく公演が行われますよう祈っておりますドキドキ

 

『源氏物語』勝手に配役 第2弾光源氏時代の女君です。

相変わらずの独断と偏見好き勝手で決めましたグッド!

男君より難しかったです。

男君よりずっと多い登場人物に四苦八苦ショボーン

 

宝石赤藤壺:海乃美月

桐壺更衣亡き後入内した先帝の四の宮。桐壺更衣そっくりと桐壺帝と源氏は惹かれる。思い余った源氏は遂に契る。そして藤壺は懐妊。

源氏を引き付けて止まず、源氏の女性好みの基準となる藤壺は、その美しさは娘役随一のうみちゃんラブラブ

 

宝石赤葵上:野々花ひまり

左大臣娘。源氏の正室。年上ゆえの頑なさで打ち解けることが出来ず、夕霧出産後六条御息所の生霊にとり殺される。

好きなのに素直になれない突っ張った役をひまりちゃんどうでしょうビックリマーク

 

宝石赤紫上:遥羽らら

北山で垣間見た可愛さを忘れられず、後に盗み取るように二条院に引き取り源氏自らの手で養育し妻とする。源氏の心をとらえた藤壺の姪。

葵上亡き後正室となる。母性にも溢れ明石の君の娘を養育し今上帝に入内させる。

愛らしさと賢さを兼ね備えた源氏物語のヒロイン(と、私は思う)をできるららちゃんパー

 

宝石赤明石の君:有沙瞳

辺鄙な明石で育ちながらも教養と美しさを身に付け源氏の妻となる。そして源氏の娘を生むという強運の持ち主。決して前に出ることはせず控えめに振る舞うが源氏の心をつかんで離さない。

『伯爵令嬢』の悪役の凄さを忘れることができないくらっちを当ててみた。

 

宝石赤女三宮:蘭世惠翔

朱雀院に懇願され、藤壺の姪であることに期待を持つ源氏は了承する。結婚してあまりの幼さにガッカリするが正室として扱う。おどおどと源氏を迎え入れるが、その後柏木と密通し懐妊する。出産後出家する。

幼すぎる源氏の妻に娘役に転校した可愛らしい蘭世惠翔さんが思い浮かんだ。

 

宝石紫空蝉:音くり寿

紀伊守の父親の後妻。方違えで紀伊守邸を訪れた源氏と結ばれたが、それ以後は自分の受領の妻という立場を自覚し、頑なに源氏とは会わなかった。

美人ではないけれど思慮深い素敵な女君。音くり寿ちゃんにお願い!

 

宝石紫夕顔:晴音アキ

頭中将に愛されたが本妻に脅かされて五条の家で隠れて住まう。夕顔の花がきっかけで源氏と知り合う。何某の院で源氏と一夜を過ごそうとするが、物の怪にとり殺される。

源氏の心を捉えるおちゃめで可愛らしい女君。はーちゃん素敵に演じてニコニコ

 

宝石紫末摘花:佳城葵

故常陸宮の娘。宮家の姫でありながら両親と早くに死に別れ貧窮生活を送る。寸胴で鼻が長くてしかも先が赤い容姿。何の手ごたえもなく源氏をガッカリさせる。

当てはめる娘役が思い浮かばず、本人は真面目だけれど笑ってしまう役が得意のやすちゃんはどうかなぁニコ

 

宝石紫朧月夜:音波みのり

右大臣の娘。あでやかでたおやかで奔放。密会がばれ源氏を須磨に追いやることに。朱雀帝に尚侍として仕える。

美しくあでやかといえばはるこさん。立ち振る舞いも天下一品合格

 

宝石紫六条御息所:白雪さち花

誇り高き元皇太子の妻。くれぐれも粗末に扱わぬことと桐壺帝にも言われていながら、扱いの重さに息を抜きたくなる源氏。その源氏を思い過ぎて知らぬ間に生霊に・・・。

全娘役トップのお色気に上品さをプラスさせたさち花さん適役でしょ。

 

宝石紫花散里:夏月都

桐壺帝の麗景殿の女御の妹。地味な姫ではあるものの源氏は大切に思い、夕霧や玉鬘の世話を頼む。落ち着いた佇まいが源氏に安らぎを与えている。

源氏物語読者には結構好きだという人の多い女君。

月組副組長なつこさんで!

 

宝石緑秋好中宮:紫りら

六条御息所の娘。前斎宮。御息所の「娘には決して手を出さないで!」に源氏は従うしかなかった?冷泉帝に入内、中宮となる。

「ドクトル・ジバゴ」の口跡鮮やかなセリフが魅力の紫りらさんはどう?

 

宝石緑玉鬘:天紫珠李

頭中将と夕顔の娘。夕顔亡き後、乳母と共に筑紫に下り、そこから肥前の国へとさすらうも上京し、源氏に迎え入れられる。

何かとちょっかいをかける源氏に呆れるも父と会うことを待ちわびる。

結局は髭黒の大将の手に落ち結婚。

モテモテの玉鬘は娘役転向でますます魅力的な天紫珠李ちゃんに。

 

宝石ブルー雲居の雁:彩みちる

頭中将の娘。源氏の息子夕霧と左大臣の妻大宮に一緒に育てられ、二人は恋をする。恋を成就させた二人は子だくさんの夫婦に。夕霧の浮気に手紙を取り上げたり家出する可愛さも!

私の好きな雲居の雁は彩みちるさんチョキ

 

宝石白源典侍:梨花ますみ

好色な老女房。艶めかしくて若作り。源氏、思わずちょっかいをかけると頭中将も参戦し三つ巴の様相に・・・。

お笑いの場面を品よく演じていただきたいとみとさまをあてがいました。

毎日暑いですね晴れ

 

もうヘロヘロです叫び

 

暑いしコロナ感染だしでずっとステイホームを続けています。

 

ステイホーム中に林望先生の『謹訳源氏物語』を読了した記念に登場人物にジェンヌさんを配役してみようと思いつきました目

 

『源氏物語』といえば、何年か前に花組でみりおさん(明日海りお)の光源氏で公演していますキラキラ

 

でも、私はチケット販売時期に交通事故にあって入院しチケットを取ることができませんでしたショボーン

 

今まで、宝塚歌劇や歌舞伎、また映画でも源氏物語は上演されていましたが、残念なことに私は読み物・絵画以外で源氏物語に触れたことがありません。

 

そこで、オール宝塚で演じるのならどのジェンヌさんが当てはまるのか私の独断と偏見で、勝手なイメージで好みのみで当てはめてみました(各組のトップさんは除きました)クラッカー

 

まずは光源氏時代の男君からアップ

 

ひらめき電球光源氏:月城かなと

桐壺帝の第二皇子。光り輝く美しさ。和歌・書・詩歌・舞踊・管弦何をさせても右にでるもののいない天才。

美しさでは宝塚随一と思うれいこさんが直ぐに思い浮かびました。

 

ひらめき電球頭中将(後に内大臣→太政大臣):愛月ひかる

左大臣の息子で、源氏の義理の兄で、ライバルでもあり気の合う仲良し。須磨に退去した源氏に会いに行く男気が頼もしい。

源氏と共に舞う「青海波」をれいこさんと愛ちゃんで見てみたいラブ

 

ひらめき電球惟光:風間柚乃

源氏の乳母子。源氏のためならエンヤコラの頼もしい家来。

去年、轟さんから研16とお墨付きをもらった芝居巧者おだちん。れいこさんとの掛け合いが楽しみニコ

 

王冠1桐壺帝(院):鳳月杏

源氏の父。桐壺更衣を溺愛し、亡き後更衣そっくりの藤壺を愛する。源氏を思うあまり源氏を臣籍に降下する。

威厳があり、更衣を愛しすぎるところもちなっちゃんにピッタリビックリマーク

 

王冠1朱雀帝(院):瀬央ゆりあ

マザコンの朱雀帝は母親の言いなりで源氏を須磨に追いやるも後悔ばかり。でも優しくて源氏を敬愛している。

気の弱いところをせおっちは上手く演じてくれそうにひひ

 

王冠1冷泉帝(院):帆純まひろ

源氏と藤壺の子。源氏そっくりの美しい子。事実を知って源氏に譲位をと考えるが源氏は固辞。

ホッティーのシュッとして美しいところに帝の貫禄ありチョキ

 

王冠1今上帝:聖乃あすか

朱雀帝の第一皇子。後に源氏と明石の君との子を中宮に迎える。

若き天皇に相応しい貫禄と瑞々しさをお持ちの聖乃さんに決まりグッド!

 

キラキラ夕霧:朝美絢

源氏と葵上(左大臣娘)の子。左大臣家で育てられる。源氏の意向で元服後も六位に留められ大学寮で学問させられる。真面目に学問し優秀な成績を収める。共に育った雲居の雁一筋の恋を実らせる。

真面目で幼い恋を成就させる素敵な貴公子。

これはあーさしかいない!!

 

キラキラ柏木:永久輝せあ

太政大臣(元の頭中将)の長男。夕霧の親友。

六条院での蹴鞠の時、女三の宮を立ち姿を見てしまい、女三の宮に恋焦がれる。遂には女三の宮と契る。

大臣家の長男はひとこちゃんにドンピシャ!密通を源氏に知られ恐れおののくところをどう演じてくれるか楽しみあせるあせる

 

クリップ明石の入道:悠真倫

明石の君の父。娘を高貴な人と結婚させたいという望みを持ちそれがかなえられた。

高い教養を身に付けさせ娘の幸せを祈った父親。エリザベートの父親役をもう一度みたい悠真倫さんニコ

 

クリップ髭黒の大将:凜城きら

高貴な身分でありながら、その外見から髭黒の大将を呼ばれる。

まんまと玉鬘を手に入れるあたり案外女房達には人気があったのかも!?

暗い役から明るい役までこなすりんきらさん。どんな髭黒の大将になるのか考えるだけで楽しいニコニコ

 

クリップ蛍兵部卿の宮:紫門ゆりや

源氏の弟宮。源氏の放った蛍の光で玉鬘の姿をみて、玉鬘に心奪われる。

手跡・和歌ともに一流のさすがの貴公子役は見目麗しいゆりちゃんで決まりグー

 

勝手に配役ラブラブ案外楽しかったです爆  笑

ファンの皆さま気に入らなかったらゴメンナサイですアセアセ

 

 

長い梅雨が明け、とたんに暑くなりました晴れ

8月に入り気温もコロナ感染者もうなぎのぼりムカムカ

この前、北野武さんの言葉として紹介されていた“感染者として生活していくしかない”の言葉、私はすごく同意しましたハート

感染しないではなく、他者に感染させないの心持で生活していくのが大切だと強く思います。

7月『源氏物語』読了後に読んだ本のアップです本

 

35)橋本治著『これで古典がよくわかる』

橋本治式古典入門!

これを読んだからって古典が得意になって良い点が取れるようにはなると思えないのですが(私だけ?)とにかく面白かった。

古典が身近に感じられ好きになること間違いないと思います。

橋本治氏の並外れた知識とそれを分かりやすく伝えようという心意気に感心し、つくづくその死が残念でならない気持ちでいっぱいになりました。

 

36)橋本治著『お春』

これは、谷崎潤一郎生誕130年を記念したオマージュ作品として、2015年に執筆されたもの。

「夢のような愚かさを書いてみたい」と挑んだものとのこと。

浅草の乾物問屋の一人娘・お春の5ヵ月の間に起こった出来事。

大店のお嬢様ゆえ、好き勝手もできるし、店のために親の言うことを聞かなければならないゆえの葛藤ある生活。

そのお春の身の上に起こったとんでもないできごと。

色と恋に溺れるお春を救った人は・・・!?

勝気なお春が魅力的で、橋本治だから書けたのだろうし、面白く読めた。

 

37)橋本治著『蝶のゆくえ』

作品と共に、巻末の橋本治氏による“自作解説”が面白かった。

現代を舞台にした著者三作目の短編小説集で、女を中心とした作品で、六作品の配列は主人公の年齢順とのこと。

この作品は第18回柴田錬三郎賞を受賞し、それは橋本氏が初めて手にした小説の賞とのことです。

ふらんだーすの犬:女子高生の時に子を産み、離婚。その後子連れで再婚。夫婦共子に関心を持たずネグレクト死させる。今よくある問題を2003年にもう小説にしていた橋本氏!

最後の一行“ただ「お母さんにやさしくされてよかった」と思って死んだ”に涙が溢れた。

ごはん:食べ歩きをするOLの話。26歳になった女性はどうして若くないのかと思いながら白いご飯を食べたくなるというところが面白かった。

ほおずき:短大生同士の会話で母親とはどういう存在かが描かれている。それぞれの母親に対する思いの違いが面白いと思った。

浅茅が宿:病院から夫が死んだとの電話。しかも若い数人の男に乱暴されてのことと。定年直後でこれからの生活を考えていたところ。

司法解剖が終わり葬儀が終わった後、妻の心に去来するもの。そして夫の死を受け入れていく心に涙が溢れた。

金魚:夫の両親と同居を始めた加穂子一家。姑と気が合わない加穂子が姑の孤独を知った。不思議な心持ちになった物語だった。

白菜:毎年冬になると白菜漬けを送ってくる母。そろそろその時期と思っていた時、実家の近くに住む中学時代の友人から母が怪我をして入院したと連絡が入る。実家に帰って感じた娘孝子の想いに共感できるような?

 

38)住野よる著『君の膵臓を食べたい』

[秘密を知っているクラスメートくん][大人しい生徒くん][地味なクラスメイトくん][仲のいいクラスメイトくん][根暗そうなクラスメイトくん][仲良しくん]etc

読書に没頭することで周りのクラスメイトから距離を取っている高校生の僕は、苗字でも名前でもなく適当に上記にように色々呼ばれていた。その僕が病院で「共病文庫」と名付けられたクラスの人気者山内咲良の日記帳を拾った。

その日記で彼女の病気を知った僕は、咲良と不思議なお付き合いを始めることになる。

表題の『君の膵臓を食べたい』の意味を知った時、その言葉が使われた時涙をこらえることができなかった。

高校生の闘病ものと侮ることなかれ!

二人の青春に感動と涙必須!

もう遅れ気味の感のある吉村知事発言記事ですが、私は意気揚々とイソジンうがい薬の効果説明した後に付け加えられたこの一言に凄く腹が立ちましたムキー

 

私は購入する気持ちが無かったのでドラッグストアの様子も転売サイトの様子も知りません。

 

でも、コロナ感染者の増大、思いもかけない宝塚歌劇団の陽性者等々コロナ感染の恐ろしさにぞわぞわした気持ちで過ごしている日々にコロナウイルスが無くなる?なんて聞けば、そわ!イソジンうがい薬だ!となるのは当たり前ですぐすん

 

ドラッグストアが担当地域の世帯分の販売数を確保しているのならともかく、買い占めなんかしなくても在庫数はすぐ無くなってしまいます。

 

イソジンうがい薬を前に並べての会見。知事ならすぐに手に入ることでしょうビックリマーク

 

でも、悲しいかな庶民は必要だなって思った時はすでに遅しです。

 

イソジンの効果についてはもっと慎重にとの意見が大半ですが、本当に有効だと思ったら世帯分を用意してから会見していただきたいですね。

 

こんな会見をすればきっと買い占めが起こると踏んでの一言ですよね。庶民を愚弄する一言に聞こえてしまいましたムキーッ

 

誰も好きこのんで買い占めをしているわけでは無いのですパンチ!

 

 

今日は、東京宝塚劇場 星組公演の一般発売日でしたパー

 

今チケット状況を確認しましたら、立見席が残っているだけで椅子席は売り切れていました。

 

席数が凄く減っているのでもっとチケット争奪戦になるのかと思っていましたら、案外緩やかでした。

 

友の会抽選に申し込んでいたら、ひょっとしたら当選していたかもしれないです拍手

 

7月13日の第1抽選から「当たるわけない」し、申込だけしようかなと考えていましたが、やはり東京都のコロナ感染者の多さにしり込みしてしまいましたショボーン

 

私は、劇場の対応や宝塚ファンの皆さんの良識ある行動を考えると劇場での感染者は出ないと思っています真顔

 

でも、公共交通機関を利用して千葉から東京まで行くことにすごく躊躇しました地下鉄電車

悩んだ挙句、申し込みはやめましたえーん

 

ライブ中継もあるしですが、私はいまいち家のテレビで1時間半以上じっと見ていることが苦手で、タカラヅカニュースを楽しみにしたいと思っています。

 

それにしても、物凄いコロナ感染者の増加です。その数2万台からたった19日で3万台になったということです!!

 

その割に政府関係者や知事に危機感や緊迫感が感じられないですプンプン

自分のことは自己責任になるのでしょうか??

 

ステイホームでマスク・うがい手洗い・近所の方とのおしゃべり・密を避けてのお買い物とできることはしていますしょんぼり

 

どうか劇場に行って宝塚歌劇が安心して楽しめる日々が来ますようにお願い