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shiratsuyuのひとことがたり

宝塚観劇や読書の備忘録としてひとこと感想を

一昨日の日曜日、愛知県豊川市フロイデンホールで行われた『新垣隆&奥村愛 Duo Recital~珠玉の時間~』を観てきました。

 

宝塚OG あっきょんさん(亜聖樹)、ボーカルゲストとして鎌田誠樹さんと共にご出演拍手

 

コロナ感染者数拡大中でしたが、県境越えで愛知県豊川市まで行って来ました。

 

やはりどうしようかと迷いましたが、どうしてもあっきょんさんを見たいとの思いからマスク・手指の消毒・話さないを旨に日帰りで新幹線を使って行ってしまいました新幹線

 

豊橋は以前住んでいたところで、2月にも行きましたし、530(ごみゼロ)運動発祥の地で、本当に町にゴミが落ちていないきれいなところです。

フロイデンホールはその豊橋のお隣の豊川稲荷で有名な豊川市にあります。

 

豊橋から東海道線一駅隣西小坂井駅で下車。おぉ無人駅。行く道を駅の人に聞こうと思っていたのに・・・びっくり

 

駅前の看板を必死で見て何とか到着しました。案外近くて分かりやすかったニヤ

 

こんなイナカ(ごめんなさい🙇)でこんな素敵なコンサートが観られるなんてなんて幸せラブ

 

本当に珠玉の時間でしたクラッカークラッカークラッカー

 

新垣さんのピアノと奥村さんのヴァイオリンの協演ハート

 

新垣さんのピアノであっきょんさんと鎌田さんの歌唱ピンクハート

 

新垣さん作曲のピアノソナタの新垣さんの独奏グリーンハート

 

新垣さんの曲を奥村さんと協演ブルーハート

 

会場でお題をいただいての新垣さんの即興演奏イエローハート

 

すべてが素晴らしかったチョキ

 

そしてわがあっきょんさんOK

 

外巻きの髪が可愛らしく、赤いドレスにピンクのストールが美しく、安定の癒しの歌声にうっとりラブ

 

新垣さんが「嘘はいけません」と恥ずかし気におっしゃるのにはクスッと笑えました。千葉の幕張西高(今は幕張総合高校)ご出身ということで身近に感じてしまい、きっとその才能がゴーストライターを務めることになったのだと思いました。

 

奥村さんも美しい方で超絶技巧のヴァイオリン奏者ですね。素晴らしい音色はコロナの禍々しさを忘れさせてくれました。

 

鎌田さんは有名な方なのでしょうか?めっちゃ歌ウマいアップ

 

鎌田さんとあっきょんさんのデュエット「ホール・ニュー・ワールド」はすんごく良かった。終わらないでずっと聞いていたかったラブラブラブラブラブラブ

 

今年の初めの1月と終わりの12月にあっきょんさんの美しい歌声を聞けたことに感謝ですお願い

 

来年はワクチン・治療薬が行きわたりコロナが終息し、安心して過ごせますようにと念じていますグー

 

 

 

 

12月になりました。コロナ感染数が増大し医療危機が叫ばれています!!

2月頃から話題になり始め、暑い夏を越し、これで2020年も終わりだという月に第3波!落ち着かない年でしたショボーン

来年にはワクチン・治療薬が揃い安心して過ごせる日々が来ますようにと祈らずにはいられませんお願い

 

11月の読書をアップします本

 

58)辻村深月著『ツナグ;想い人の心得』

使者と書いてツナグと読む。『この世』の人の依頼で『あの世』の死者に会わせる仕事。7年前祖母から使者の仕事を引き継いだ渋谷歩美。前回高校生だった歩美は大学を卒業し、木材を使ったおもちゃメーカー「つみきの森」に勤務しながら使者の仕事をしている。

前回も感動の作品だったが、今回それを上回る大感動の作品だった。

プロポーズの心得:依頼者は若手俳優で戦隊モノで子供に人気の紙谷ゆずる。友達の手引きをしたいとの依頼だったが、それは出来ないと知り自分の父親と会うことに。顔も知らない間に死に、母の苦労をなじりたいと。会ったゆずるは・・・。

祖母の実家秋山家の当主杏奈ちゃんが歩美に頼まれて使者の仕事をします。

歴史研究の心得:依頼人は元教員の鮫川幸平。郷土史研究をしている。郷土新潟の名士で戦国時代の武将上川岳満。歴史上の人物!?彼が残した短歌の真意を知りたいと。

母の心得:依頼人は重田彰一・実里夫婦(死者と会うのは実里)と小笠原時子。それぞれ長女。実里は6歳で海で亡くなった芽生、時子は26歳で乳がんで亡くなった瑛子。

“母親は自分の子供のことはなんでも自分に責任があると思う”“丈夫に生んであげられなかったとか母親は子供の不幸は自分の責任だと思う”母親の子を思う気持ちがストレートに書かれていて、一人で読んでいたのでこれ幸いと大号泣してしまった。

一人娘の心得:歩美の初仕事木の亀のおもちゃでお世話になった鶏野工房の大将が亡くなった。娘・奈緒の父親から了解を取れなかった仕事への引継ぎと想い。奈緒のことを考えると大将に会わせたいと思ってしまう歩美。諭す杏奈。奈緒の決意。

想い人の心得:今年85歳の蜂谷茂の何回目かの依頼。断られても断られても何年かおきに依頼がある。相手は若い時に修行をさせてもらった料亭のお嬢さま絢子。85歳と聞いてやっとOKされた。85歳の蜂谷と16歳の絢子。桜の花を見せたかったと語る蜂谷。

ツナグとしての仕事と歩美としての仕事。歩美のほのかな想い。どれも心に響き染み渡る。

奈緒のことを考えると“歩美がもし結婚したら、その相手には何でも話せるといいね。使者のお務めをしていることも・・・”の祖母の言葉を思い出す歩美。

2人の恋愛がどうぞ成就しますようにと思わず祈ってました。

 

59)米澤穂信著『巴里マカロンの謎』

小鳩常悟朗と小佐内ゆきは、危ういときにはお互いを言い訳に使うという互恵関係のある高校生。

巴里(パリ)マカロンの謎:スイーツ好きの小佐内さんに誘われて名古屋に新しくできたマカロンのお店に来た2人。有名なパティシエ古城春臣のお店。任されているのは田坂瑠璃子で、古城の婚約者。小佐内さんの頼んだお皿に3つのはずが4つ乗っているマカロン。どういうこと?

紐育(ニューヨーク)チーズケーキの謎:マカロン店で知り合った古城の娘秋桜(コスモス)。その秋桜が通う私立中学校の文化祭に出かけた2人。お菓子同好会でチーズケーキが食べられるとのこと。その文化祭で小佐内さんが拉致された!

伯林(ベルリン)あげぱんの謎:常悟朗が新聞部にアンケートの回答を提出しに行った。そこではマスタードの入った激辛揚げパンを食べた人が次の記事を書くというゲームをしていた。しかし皆美味しかったと言っている。どうして?誰か嘘ついている?真相究明に挑む小鳩くん!

花府(フィレンツェ)シュークリームの謎:お正月小鳩くんと小佐内さんが甘味処で御膳しること田舎栗しるこを食べていると、停学になったと古城秋桜から電話が入る。パーティーでシャンパンを飲んだというのが停学理由とのこと。そんなパーティーに出ていないという秋桜。真相を調べる2人。

小鳩くんの観察力と推理力が素晴らしい。それに2人の関係もとてもいいし、日常のなかでおきるスイーツがらみの謎の小さな出来事というのが可愛いと感じた推理小説だった。

 

60)こかじさら著『それでも、僕は前に進むことにした』

映像制作会社共映エンタープライスCM部AD岡本勘太郎。CM大好き、老若男女口ずさめるCM制作目指して邁進中。

毎日夢中でCMの事しか頭になく一生懸命に頑張る日々。その勘太郎にある日「網膜色素変性症」という難病がふりかかる。だんだん視野が狭くなっていきいずれ視力を失い、現状では根本的治療法が無いというもの。

目が命と言える今の仕事。絶望する勘太郎。しかし・・・。

そう簡単にはいかないだろうと思いながらも、目標に向かって前向きな勘太郎の姿とそれを支え共に歩む人々に嬉しくなり、こういうポジティブな物語はいいなぁと思った。

 

61)有栖川有栖著『幽霊刑事(デカ)』

来年の3月の宝塚バウホール月組公演『幽霊刑事』の原作を読んでみた。今のところ決まっている配役は幽霊刑事・神崎達也は珠ちゃん(珠城りょう)で、相手役祖母がイタコの霊媒刑事・早川篤にちなっちゃん(鳳月杏)。面白そうですが、バウでチケットが取れるとは思えないし、宝塚まで行くのには躊躇しますね。

神崎が突然上司の経堂課長に射殺されるところらから物語はスタート。結婚を控えた愛する森須磨子への未練。と、なぜ殺されたか?殺した経堂に対する憎しみから幽霊になった神崎。幽霊が見え話すことができる後輩刑事早川と共に殺された真相を探り、経堂を逮捕しようと。そのうちその経堂も殺される!

そして真犯人をとらえた時、神崎も成仏しこの世からあの世へ・・・。

長い物語だったが、中だるみすることなく面白く読み終えた。が、真犯人が分かる時や殺された理由にちょっと強引さを感じた。

宝塚ではどんな物語になるのかがすごく楽しみです。あとの配役も楽しみ。須磨子役は誰なのかな?

ライブ配信で見ようかなと思っています。

早川刑事のスピンオフ作品「幻の娘」付。

幻の娘:事件が解決し、神崎があの世へ旅立ってから2年後。早川は殺人事件で逮捕した洞口の証言の裏を取っていた。その洞口が目撃者と証言した娘は既に死んでいた。

洞口も霊視できる?早川はその娘に会ってみることに・・・。

短編だったが、死んだ娘がこの世に現れる理由が切なく、とても心に染み入るストーリーだった。

作品としては「幻の娘」の方が面白かった真顔

 

11月26日に観劇した『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲』の『ピガール狂騒曲』の感想を音譜

 

シェイクスピア『十二夜』をもとに作られた作品。

 

もういつの頃だったか忘れてしまいましたが、以前、蜷川幸雄さん演出の歌舞伎『NINAGAWA十二夜』を観ました。旧歌舞伎座で尾上菊之助さん主演の作品でした。鏡が舞台の壁面を飾り、今までの歌舞伎と違った雰囲気を醸し出していたことを覚えています。話の内容は男女の双子の乗った船が難破して別れ別れになってしまうというようなことしか覚えていませんショボーン

 

そして宝塚の『ピガール狂騒曲』は、19世紀末から20世紀初頭のパリ・ピガールに場所を移し、ミュージック・ホール「ムーラン・ルージュ」を舞台にそこで繰り広げられる物語でした。

 

楽しい作品でした爆  笑

 

ムーラン・ルージュの創業者であり支配人シャルル役のれいこさん(月城かなと)にやっぱり目が行きました。経営難に苦しみながらも夢の実現に一生懸命なシャルルとれいこさんが重なってピッタリのはまり役に思えましたキラキラ

 

妻に作品の執筆を任せて自分だけいい思いをするダメ作家ウィリー役のちなっちゃん(鳳月杏)も存在感あります。押されて倒れるところが何ともカッコよくて愉快でした拍手

 

ムーラン・ルージュのダンサー、レオ役のありちゃん(暁千星)。ありちゃんのダンスは華やか軽やか。何気にクルクル!いとも簡単にクルクル!素晴らしいわドキドキ

 

ウィリーの弁護士ボリス役のおだちん(風間柚乃)。真面目な役から笑いを取る役までなんでもござれのおだちん。ウィリーの真面目な弁護士かと思いきや、探るためなら女装だってバケツだってかぶります。カンカンだって!?ホント達者ビックリマーク

 

月組2・3・4・5は鉄壁ですね。安心して楽しめますよね。

 

そのほかに、ちょっとくねくねだけれど完璧主義者の振付師役光月るうさん。酔っ払ったロートレック役千海華蘭さん。スマートな衣装デザイナー役ゆりちゃん(紫門ゆりや)。ウィリーの召使いフィリップ役のるねちゃん(夢奈瑠音)。シャルルのマネージャーエドモン役のやすちゃん(佳城葵)。女衒の元締め役のまゆぽん(輝月ゆうま)。その子分の蓮つかささん。もうあげだしたらキリがなくなりそうな月組男役さんたち。

 

そしてこの物語の最高殊勲賞はさくらちゃん(美園さくら)にあげたい。

トップになってなんか物足りなさを感じていたさくらちゃん。でもこの役はさくらちゃんにピッタリでした。

夫のゴーストライターなんてまっぴらよ!別れて自立し思ったように生きていくの!恋だってするわよ!さくらちゃん、イキイキしていたように感じました。とても良かったです。

 

さくらちゃんが目立ったことで、ほかの娘役さんがちょっと霞んでしまったのが残念です。月組娘役さんも大好きなのになキョロキョロ

 

月組組子が大好きな私合格

 

コロナ感染下の再開宝塚観劇が月組だったこと感謝ですハート

 

P.S

2役する場合、舞台上の代役は名前が出ないのが常識なんでしょうか?

歌舞伎の場合も菊之助さん以外の名前は出ませんでしたし、今回もジャックとヴィクトールは珠ちゃん(珠城りょう)の名前しか無かったですね。

 

梅田芸術劇場メインホール星組公演『エル・アルコン/Ray』のライブ配信見ましたテレビ

 

おうちで宝塚2回目ですチョキ

 

安蘭けいさん主演の『エル・アルコン』は大劇場と東京で1回ずつ観ましたが、全然内容を覚えていなくて当時買ったプログラムを取り出してもう1度見ました。

 

ダーティーヒーロー・非情の野心家と言われますが、私は悲しい人という印象を受けました。

 

星組公演を見るのはいつ振りだろうはてなマーク

 

ことちゃん(礼真琴)とひっとん(舞空瞳)のトップコンビに愛ちゃん(愛月ひかる)が2番手の星組公演ラブラブ

 

楽しみ以外にありませんキラキラキラキラキラキラ

 

ストーリーより、ことちゃん・ひっとん・愛ちゃんを見ることに一生懸命で

したラブ

 

そして、キャプテン・ブラック役天飛華音さんを見つけてしまいましたグッド!

 

ひゃー!!カッコイイ!!

 

愛ちゃんを助けるいい役に加えてその姿・声、キリっとした眼差し。

 

目がいって目がいって興奮しました爆  笑

 

また、咲城けいちゃんと桜庭舞ちゃんも目に付きました目

 

星組さんの若手を見つけたのは何よりの収穫拍手

 

これってライブ配信のお陰ですOK

 

星組のトップコンビだけで見る価値があるのに、愛ちゃんがいて、そのうえ若手さんにも見たいジェンヌさんができてほくほくのライブ配信となりました。

 

フィナーレの最後に星組合言葉が決まり(家では大きな声でほしぐみぃと叫びました)とても楽しいライブ配信でしたパー

 

劇場で観るのを楽しみに、毎日の生活でコロナ感染には気を緩めることなく十分に気を付けたいと思います。

昨日、東京宝塚劇場 月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲』観てきましたクラッカー

 

2月に名古屋御園座でやはり月組公演『赤と黒』を観て以来の宝塚観劇。東京宝塚劇場はやはり2月の宙組公演『イスパニアのサムライ/アクアヴィーテ』以来です。

 

入場からドキドキして友の会カードをどこに入れるのか分からず違うところに差し込もうとしてしまいましたイヒ

 

手指の消毒してお馴染みのツリーを写メして、席に着きました。

 

アナウンスで会話を控えるようにと言われましたが、おしゃべりしている方はいらっしゃいましたびっくり

 

まず『WELCOME TO TAKARAZUKA』からですパー

 

チョンパで始まりましたキラキラ

 

月組ジェンヌさんが勢揃いし、背の高いまゆぽん(輝月ゆうま)が目に飛び込んできて、その笑顔と元気な姿を目にして涙が溢れました笑い泣き

 

私の好きな月組組子さんたち。端から端まで眺めていくとまた涙が溢れていましたえーん

 

舞台とジェンヌさんの美しさキラキラキラキラキラキラ

 

また宝塚の舞台が観られたことに感激しましたラブ

 

いやぁ素晴らしい舞台でした拍手

 

東京公演に付け加えられた「舞楽 越天楽」

疫病退散の祈りとれいこさん(月城かなと)の美しさが相まってすごく引き付けられましたラブ

 

次の雪・月・花の場面はクラシック音楽と宝塚舞踊の融合。

 

雪の場面はヴィヴァルディの四季ー冬で松本悠里さんが舞いました。

赤いおべべ(着物のこと)が良くお似合いでとても可愛らしく、悲しい女の想いが伝わってきましたハートブレイク白雪さち花さんのカゲソロも美しく哀しいえーん

 

月の場面はベートーヴェンの月光、クラシックの曲の中でもなじみのある曲です。月組組子の力ある群舞はもう言葉にできない美しさビックリマーク特にありちゃん(暁千星)は日舞も達者ですね。顔が小さくて着物姿がまた素敵ラブ

 

花の場面はチャイコフスキーの花のワルツ、れいこさんとおだちん(風間柚乃)の鏡を挟んでの舞。これがまた素晴らしいラブラブれいこさんもおだちんも達者です。目が喜ぶとはこのことを言うのでしょうアップ

 

私はこのクラシックの曲の選曲が良かったと思いました。

 

クラシックに造詣のない私でさえ、よく知っている聞きなれた曲で親しみを覚えました。その曲に合わせて舞う日舞の妙。

 

心安らぎ楽しくさえ感じてしましましたニコニコ

 

そしてフィナーレに突入。

 

えっ!もうと思ってしまいましたぐすん

 

この公演で退団される松本悠里さんに心を寄せて月組組子と舞われるお姿は忘れることができないでしょうおねがい

 

『ピガール狂騒曲』は次回にグッド!

 

 

宝塚大劇場で好評だった月組公演『WELCOME TO TAKARAZUKA/ぴがーる狂騒曲』の東京宝塚劇場公演、無事11月20日開幕しましたクラッカー

 

スカステニュースでも放送されその素敵さにうっとりしましたラブ

 

この月組東京公演のチケット販売は2回に分けて行われましたチケット

 

11月公演分が先にチケット販売され、12月~来年1月3日開演分は11月8日から販売が行われました。

 

私は11月分1公演、12月~分はナント!第1抽選で千秋楽が当選しました爆  笑

 

それで、第2抽選・先着順はパスしました。

 

今日、先着順の締切日なので売れ具合はどうなのかちょっと覗いていました目

 

売れていませんねショック

 

売れなさすぎにちょっと驚きましたびっくり

 

と言って、このところのコロナ感染者数の増加に12月分を購入しようという気分にはなれませんでしたショボーン

 

自分の取れたチケットは大切に、感染予防をしっかりして、大好きな月組公演を楽しみたいと思いますドキドキ

コロナ感染者数の増加傾向怖ろしいですね。

今日、コンビニに行き、ひょいとコンビニの食事スペースを見たら

狭い空間でマスクなしで食べながらおしゃべりしている人多数目

コロナは飛沫感染だから、一番リスキーな行動ですね。

怖ろしいわ叫び

ワクチンのニュースに、もう少しの我慢とやっぱり自重を心掛けたいですねハート

10月に読んだ本のアップです本

 

52)一色さゆり著『ピカソになれない私たち』

国立東京美術大学油画科四回生、猪上詩乃・汐田望音・中尾和美・小野山太郎の4人は森本ゼミに身を置き卒業を目指すことに。

課題が山と出て厳しい評価が下されるゼミで四苦八苦しながら卒業制作に挑む。

国立大学唯一の美術の大学。当然目指すのは画家として独り立ちすること。そこに身を置く美大生4人の個性とプライドと生活が描かれている。

感性と才能がすべての世界。才能あるものが努力を重ねることで生み出され、自己満足だけでなく見る人をも感動させなくては優れた作品とは言えない。

他の人に対する憧れや妬み、自身の個性と自信が揺らめきながらゼミ活動と卒業制作に挑む4人の青春が繊細な宝石のように感じられた小説だった。

ピカソなんて世紀に1人出るか出ないかの大天才。

その大天才を目指して絵画制作に挑む芸術家の卵たちの苦悶と葛藤の青春に幸あれと祈りたくなった。

東京藝大美術学部卒業、現在学芸員として働きながら執筆活動を続ける著者の作品。原田マハとはまた違った美術小説で、とても興味深く大変面白く読めた。

 

53)三上延著『ビブリア古書堂の事件手帖;扉子と不思議な客人たち』

篠川栞子と五浦大輔が結婚してビブリア古書堂の物語は終わったのかと思っていたら、栞子と大輔に扉子ちゃんが生れていて物語が続いていました。

ちなみに大輔は篠川大輔になっていました。

今は栞子・大輔交互に栞子の母・智恵子から洋古書の売買を学ぶため智恵子のいる海外へ出かけている様子。

栞子に似て本好きで本に関する勘が鋭い扉子6歳。栞子より活発で自我が強そうに思える扉子に、栞子が語る古書とその古書に関わる人たちにまつわるお話4話。

「からたちの花 北原白秋童謡集」「俺と母さんの思い出の本」「雪の断章」「王様の背中」。童謡にゲーム本に推理小説そして手刷り版画付き特製本。

古書と人の想いに心揺さぶられながら読み終えた。

次回から扉子ちゃんが中心の物語になるみたいです。

続けて読んでみたいと思っています。

 

54)小暮夕紀子著『タイガー理髪店心中』

老境を描いた小説を「玄冬小説」というそうです。

その玄冬小説2編が収まった作品。

タイガー理髪店心中:理髪店を営む村田寅雄83歳。父親の理髪店を継いで、60年前に結婚した妻寧子と共に現役で仕事をしている。

その寧子に最近おかしな行動がみられるようになる。

夫婦は一人息子を近所の山の上に掘られた穴に落ちて亡くしていた。その穴は寅雄が子どもの時、友達をイジメるため掘った穴だった。

突然、寧子はその穴に通うという行動に出る。目が離せない寅雄!

残暑のゆくえ:夫の須賀夫99歳。妻日出代75歳。日出代は夫の営むアパート兼自宅の一角を改装して食堂を営業している。

小さな食堂は近くのセメント工場とコンクリート工場に勤める社員の胃袋を満たしている。

99歳の須賀夫は時々狂ったように夜中に叫び声を上げ、妻に暴力を振るう。彼は満州からの復員兵で誰にも言えない悲惨な体験をしていた。

年齢を重ねるということ、年を取ることは必ずしも幸せとを限らないとは考えているが、一生背負っていかなければならない悲しみや苦しみ、悲惨な体験は例え認知症になっても忘れないという。とても辛いことだと思う。そういう体験が国によって決して与えられないでほしいと願う。

考えなければいけないことだと思うが、小説読むならもっと楽しいものを読みたいと思った。

 

55)島田雅彦著『スノードロップ』

“私は東京の空虚な中心に広がる森に住む憂いの皇后。ハンドルネームはスノードロップ。さあ、「ダークネット」を駆使し、「令和の改新」を実行すべき時が来た・・・”(新聞広告より)

禁断の「皇室小説」?夢見る皇后不二子の改革とは?

どんなんだろうと興味を持って読み始めましたが、残念ながらそれほど面白く感じませんでした。

身近なことでなくて、想像できなくて、絶対にありえないと思ってしまって・・・小説だから?フィクションだから?だったらもっと面白くてもいいんじゃない!もっとぶっ飛んでてもいいんじゃない!と思ってしまいました。

 

56)青柳碧人著『むかしむかしあるところに、死体がありました。』

あー面白かったアップ

「一寸法師の不在証明」「花咲か死者伝言」「つるの倒叙がえし」「密室龍宮城」「絶海の鬼ヶ島」の5編からなる短編集。

書名で分かるようによく知っている日本昔話「一寸法師」「花咲かじいさん」「鶴の恩返し」「浦島太郎」「桃太郎」の人物が登場する民話ミステリー。

まるで市原悦子や常田富士夫の語りを聞いているような書きぶりでどんどん読むことができた。

日本昔話だといい人優しい人が、この物語では殺されたり犯人だったり、はたまた悪人!?

昔話では、絶対的なその教訓が覆されたりと著者の発想に驚かされる。

その奇抜な書名と共に十分楽しむことができた作品だった。

 

57)冨士本由紀著『愛する いのち、いらない いのち』

命の選別は良くない!と良識のある人に怒られそうな書名ですが、読んで納得。主人公の気持ちにとても共感しました。

59歳間近の御国文音(みくにふみお)。来年は還暦。

母親の再婚相手で養父二階堂一(にかいどうはじめ)は92歳。文音の母は亡くなっており出雲で一人住む。重度の糖尿病患者であり軽度の認知症があり要介護1の認定を受ける。

文音は、つい先月結婚して御国姓になったばかり。夫の和倫はもと売れっ子のクリエーターで活躍していたのだが、信頼していた人に騙されすべてを無くしやる気も無くし文音の扶養家族となっている。文音の働きと貯金で暮らす。

父の施設入り、ゴミ屋敷と化した実家の手入れなどで横浜と出雲を往復する文音。

ある日、夫の和倫に癌が見つかる。

父の入所している施設からは父の行動でクレームが入り、やりきれない想いを抱く文音。

父と夫の命をついつい天秤にかけてしまう文音。

文音の嘆き・怒りを誰が咎められようか。私は大いに共感した。

やがて・・・・・。

1人になってしまった文音の幸せを願ってやまない。

 

愛ちゃん(愛月ひかる)が市川市観光大使に就任されましたキラキラキラキラ

 

映像は市川市観光協会からお借りしました。

 

千葉県市川市ご出身の愛ちゃん。

 

週3回コルトンプラザでバレエを習い、市川文化会館で発表会されたとタカラヅカニュースで話されていましたラブ

 

観光大使の愛ちゃん名刺がすごく素敵で、私も欲しいと思ったのですが、どうしたら手に入れることができるのでしょうかはてなマークはてなマークはてなマーク

 

私の住んでいるお隣の市での観光大使にとても嬉しく思いましたドキドキ

今日から11月、今年もあと2ヵ月となりました。

 

何と言っていいのか分からない今年です。長かったような短かったようなキョロキョロ

 

暑くて寒いとしか感じなかったようなえー

 

10月28日、迷いに迷いながらすんごく久し振りに東京宝塚劇場月組公演友の会第2抽選に申し込みましたお願い

 

申し込んだと思ったら、東京でまた200台のコロナ感染者数びっくり

 

あぁあせるあせるどうなんだろうなぁショックと思っていましたら、今日当選のメールが届きました手紙

 

落選だったら、先着順はやめておこうと思っていましたら、当選だったので観劇することにしますOK

 

S席で結構観やすそうな席で嬉しいですアップが、モヤモヤもありますダウン

 

10月に入ってすぐにインフルエンザ予防接種は受けましたが、コロナの勢いが怖いですねえーん

 

手指の消毒にマスクで誰ともお話しないと決めて観劇したいと思います真顔

 

昨日、宝塚バウホール公演 カチャさん(凪七瑠海)のコンサート『PASSION D'AMOUR-愛の夢ー』ライブ配信を見ましたテレビ

 

初のライブ配信利用してみました目

 

こんなにくつろぎながら楽しく見ることができるなんて思ってもみませんでしたびっくり

 

拍手をする拍手手拍子をするパーズレながらハズシながらも歌に合わせて一緒にハミングする・・・映画館では絶対にできないことをしながら楽しんでしまいました爆  笑

 

どんなものかとちょっと恐れながらの初視聴でしたが、テレビ放送を見る、DVDを見るのとは違って、ライブのナマの臨場感を味わいつつ、家という遠慮のない空間で普段着のまま緊張感なく楽しめるという素敵なものでしたチョキ

 

そして、肝心のカチャさんの初コンサート『PASSION D'AMOUR-愛の夢ー』とても良かったですラブラブラブラブラブラブ

 

私の好きな宝塚ドキドキ

 

美しいジェンヌさんに美しい衣装、美しいダンスに美しい歌音譜音譜音譜

 

余計なお笑いなどいりませんビックリマーク

 

流行りの歌などいりませんビックリマーク

 

宝塚で育まれた歌とダンスそれだけで満足・十分ですキラキラ

 

愛と夢がいっぱいグリーンハーツグリーンハーツ

 

清潔で上品ニコニコ

 

カチャさんがやりたかったとおっしゃっていたこれぞ美しい宝塚というショーでしたパー

 

カチャさんと雪組組子さん(プログラムが無かったのでお名前が分かる方が少なくて)に100万回ありがとうを言いたいですラブ