心はいつでもニュートラル
 

 

みなさん、こんにちは

ももチコですニコニコ

訪問ありがとうございます

 

自己紹介はこちら

 

 

近頃『線上降水帯』という言葉を

よく耳にするようになりました

最近、あちらこちらで大雨による被害が

多発しています

被害に遭われました皆様に

おかれましては

心よりお見舞い申し上げます

 

自然の驚異には本当に人間の

無力さを痛感いたします

みなさんは防災用品の用意を

していますか?

 

 

さて

今日は

『息子と私が起立性調節障害と

向き合った日々』の

最終章です

息子さんは高校に無事に進級

出来たのでしょうか

そして、今はどのように

過ごされているのでしょうか・・・

 

 

 

『息子と私が起立性調節障害と向き合った日々』

 

part3 最終章 高校生編

 

 

part1はこちら下矢印下矢印下矢印

part1 起立性調節障害 そよ風ひろば

 

 

part2はこちら下矢印下矢印下矢印

part2 起立性調節障害 そよ風ひろば

 

 

 

 

    

 

 

    

息子さんの紹介

 

現在高校三年生(17歳)

 上に姉が2人

 小学2年生から野球を始めて、

 とてもスポーツが大好き

 現在も野球や冬はスノーボード 

 ゴルフなどを楽しんでいる

 発症は小学6年生

 

  高校はどこにしたらいいのか

 

息子の夢は『高校球児になりたい』です

そのために

全日制の高校進学を希望していました

私学は練習がハードすぎるため

今の息子の体調でついて行けるのか

選択するのはとても厳しく

どのような選択肢があるのか

当時、中学3年生の担任と相談しました

 

 

『息子さんは、学校では人間関係も問題なく

とても楽しそうに友人達と過ごせています。

もしかしたら家を出て、環境を変えることも

選択肢の一つかもしれない』

地域みらい留学制度を利用して

下宿のある兵庫県立村岡高校

勧めて下さいました

 

 

  入学まで不安の日々

 

村岡高校を受験する前に

オープンハイスクールへも出向きました

そこは自然がとても豊かで

地域の方々との行事も

盛んに行なわれており

たくさんのイベントなど

スポーツが大好きな息子に

とても合っていると感じました

 

しかし

起立性調節障害である息子が

親元を離れて暮らせるのだろうか

高校でも先生方に理解してもらえず

辛い思いを離れた土地で

一人で抱え込むのではないだろうか、と

親として不安な思いばかりが

頭をよぎりました

 

このような不安材料が多い息子のために

ありがたいことに、受験前に

息子の担任の先生が村岡高校へ相談され

息子について協議していただきました

その結果

『高校側としては全面的にフォローしますのでぜひ受験して下さい!』と

言っていただけました

 

おかげさまで、

無事に合格することは出来たのですが

息子は卒業が近づくにつれ

不安を口に出すようになりました

 

これまでは母親の私が息子に変わって

用意をしたり

励ましたりしてきました

担任の先生や友達にも

たくさん支えていただきました

 

でも

これから下宿生活が始まると

母親も仲の良かった友人もいません

一から新しい生活が待っているのです

 

そのため、不安が募り

「行きたくない・・・」と

泣いたこともありました

入学式の当日なんて

「行かない!!」と機嫌を損ねてしまい

準備すら出来ていない状態でした

 

しかし、

その当日に自分たちも

午後から入学式があるにもかかわらず

息子の友達がたくさん家まで

来てくれたのです

 

「頑張れ、大丈夫や!

「お前ならやれるわ」と

 

泣きながら息子を送り出してくれました

こんな状況で送り出された以上

息子は『行かない』という選択肢は

無くなりました

 

母親の私も

「とりあえず入学式だけ出席して

どうしてもアカンかったら

帰ってきていいから!」と

なだめすかして送り出したのです

 

 

  入学後

 

入学式を迎えいよいよ息子の

下宿生活が始まりました

下宿先で偶然にも起立性調節障害の子と

一緒になりお互い意気投合

朝の起こしあいなど、二人で下宿生活を

協力しあい日々楽しんで

工夫しながら生活していました

 

高校の先生や下宿の人々も

病気について理解していただき

楽しく充実した生活が

できているようです

親の心配はよそに

息子は全く帰ってこなくなりました

 

 

 

  息子の成長

 

筋肉増強のためのメニューを自ら考え

お弁当を毎日作るようになりました

自然豊かな土地柄からジビエ料理も

できるようになりました。
そして

下宿先のお世話をしていただく方の

皿洗いが大変そうだからと

毎日お手伝もしているようです

 

あるとき

趣味のロードバイクで帰省してみたいと

言い出しました

私は心配のあまり

息子が途中事故に遭わないか

心配で何度も電話したり

GPSで安否確認したりしました

でも、ついに

下宿先から自宅まで約150㎞9時間かけて

息子は自分の目標を成し遂げたのです

あんなに体調が悪くて苦しんだ

息子の成長に誰もが驚きました


村岡高校がある美方郡は

冬になるとスキー場が営業されます

スポーツが大好きな息子は

冬休みを利用してハチ北のペンションに

泊まり込みのバイトをしながら

スノーボードも思い切り楽しんだようです

 

 

 

 

 

  最後に

 

現在、息子は高校3年生になりました

そろそろ将来のことも

決めなくてはいけません

下宿先の近くで就職の話や

自然に囲まれて楽しかった経験から

農業を学べる大学への進学も

視野に入れたりと

いろいろと考えているようです

 

私としては嬉しい反面

体調が穏やかになって

逞しく成長した息子と

このまま一緒に暮らす事は

ないのかと思うと

涙が溢れて仕方ないのです・・・

 

なぜだか

辛くて病気と向き合った日々ばかりが

思い出されてしまって

高校生活で元気な体を取り戻した

息子の成長を

近くで見られなかったことが

少し寂しい気持ちになるのです・・・

 

息子がつらい時期

親としてちゃんとフォロー

できなかった事

 

きつい言葉を言ってしまった事

 

そんな私に対し息子の思いが爆発して
二人で取っ組み合いのけんかをした事

 

荒れに荒れて家の壁やふすまに

大きな穴をあけるまでに

息子を追い詰めた事

 

お母さんは看護師なのに

患者の息子の気持ちがわからんのか

と言われ

親としての気持ちばかりを押しつけた事

 

今となってはとても後悔しています・・・

 


中学三年生になると

進学や将来の事で不安が募り

親子共々、イライラがピークとなります

でも、今は多くの選択肢があります

経験者としてお伝えできることは

情報をたくさん集めてください

様々なイベントに参加してしてください

 

一番しんどくつらいのは子どもさんです

しんどい時期は永遠ではありません

辛い思いで生活している子どもさんを

全力で守り

一番の理解者でいてください

頑張っている子どもさんを

褒めてください

お願いします

 

時に心無い言葉をかけてくる人がいます

「まともな家の子なのに、

そんな事になるんやね」と

言われた事もあります

 

でも

言いたい人には

言わせておいたらいいのです
しんどい経験を乗り越えた人は

必ず成長します


息子の上に娘が二人いるのですが

長女は人の話に耳を傾けられるよう

ひとの気持ちに寄り添える

看護師を目指して

4月から病院で働いています


次女の将来の夢は

起立性調節障害や色々な悩みや困り事に

理解ある教師になるため

現在大学で勉強しています

 

辛い日々を過ごした弟を身近で

見てきたからなのか

二人とも弟思いの優しいお姉ちゃんです

 

 

息子は来月高校最後の野球の試合があります

楽しく試合ができるように

全力で応援してきますね

私と息子が起立性調節障害と

向き合った日々にも

ようやく終わりが見えてきそうです

 

 

 

 

  息子さんから皆さんへメッセージ

 

学校に行きたいのに朝起きられない

起きようとしても

頭痛やめまいがあり

起きられない
それなのに

親は起きろと言う

その言葉をきくだけで

頭痛めまいがひどくなる

つらかった・・・。

 

先生でも

理解してくれない人がいて

しんどかった・・・。


でも

一生懸命にかかわってくれた

人たちのお陰で

夢がかないました

感謝しています


しんどい時を乗り越えて

何でもできると自信に繋がっています。


今楽しく幸せです

僕でもどうにかなったから

何とかなりますよ。

 

 

 

 

 

いかがでしたか?

やはり、経験された方のお声は

心に響きますね

 

私もお話を聞いて

娘の起立性調節障害が

良くなる日が来ることを

楽しみに待ってみようと思いました

 

今、辛い思いをされているお子さん

そしてその親御さんの心に

少しでも光が見えるといいな

 

 

 

 

 

 

 


 

 

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