母の日に我が家用に購入したムーンダストカーネーション。
その後も逞しく我が家を彩ってくれていたものの、購入から2週間も経つとさすがに厳しくなってきまして。
ということで、昨日買い物時に、新しいお花を迎えることに
今度は色鮮やかな赤いバラを
シックな色合いのムーンダストカーネーションも素敵でしたが。
こういう元気カラーな花もいいですよね~
実はこちら、SDGs の一環として売られていたフェアトレード商品でして。
おぉ、そういうことならぜひ買わなくちゃ!と、趣旨賛同して買わせて頂いたものなんですけど。
それから一夜明けた本日。
地元紙に、国境なき医師団として紛争が続くガザ地区へ2度目の派遣が決まった、地元の麻酔科医の記事が掲載されていまして。
実はこの先生は、私のかつての主治医の先生でして。
でも、その時にちょっといろいろあり、先生は途中で他県の病院に向かわれることになりまして。
え?
ご栄転・・という感じじゃなさそうですね
ええ、まあ・・
本当にすみません
それはどんな病院ですか?
野戦病院のようなところです
え、それは・・
どうぞお身体に気を付けて
いえ、それはこちらの方で
どうぞしっかり治療なさってくださいね
そんな慌ただしい会話を最後に、先生は病院を離れられ。
その後私は、実に8か月にもわたる長期入院をすることになった訳ですが。
それからいろいろあって、25年余り経ち、この先生が国境なき医師団としてガザ地区に向かわれていたことを新聞報道で知り。
あぁ、先生は元気でいらっしゃる
そして相変わらず、あの頃の真摯な姿勢の先生のままでいらっしゃった
写真付きで報道されたその記事を読みながら、心の奥底にずっと澱のように残っていたもやもやとした気持ちをようやくなでおろすことが出来。
と同時に、いったいどんな経緯で国境なき医師団に属されたんだろう・・と、問いかける相手もないまま、いたずらに逡巡することになり。
その記事に掲載されていた柔らかな笑顔は当時のままでしたが。
でもそこに、厳しい環境を乗り越えて来られたことを伺わせる、凄みのある逞しさのようなものが加わっていて。
きっと様々な過酷な経験を重ねて来られたんでしょうね。
そして3年後の今回、激戦続くガザ地区からの要請により、先生が再び赴かれることになったらしく。
今、世の中はコロナ不安に苛まれ、ワクチン接種の動向と五輪開催可否を巡る議論に揺れていますが。
そんな中、命を賭する覚悟で過酷な紛争地域に向かおうとしているその記事にある、先生の柔らかな笑顔がまたもやとても尊くて。
今日も元気に迎えてくれたバラの花を愛でつつ、小さなことから国際貢献!と、のほほんと浮かれ気分でいた私は、また再びガツンとやられることになりました。
先生、おかげ様で私は無事生きております。
まあ、確かにいろいろありますが、それは適当にやってます。
なんなら、割と充実した人生も歩んでいます。
そのご報告がしたくって、しばらくの間、先生のその後の転院先をフォローさせて頂いておりましたが。
お会いできる機会もないまま、今日に至っています。
もしかしたら先生はもう、私のことをお忘れかもしれません。
いや、そうではなく、もしかしたら、必要以上に心配してくださっているかもしれないな。
何しろ、あの頃の私は、ちょっと最悪でしたからね 苦笑
でも、もう大丈夫です。
ですから先生、どうぞお身体に気を付けて。
無事ご帰国の報が届くことを、心の底から願っております
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ロバート・レッドフォードが
実在した銀行強盗
ブッチとサンダースの
破天荒な物語を描いた
名作
「明日に向かって撃て」
その主題歌
「雨にぬれても」
を歌われた
B・J・トーマスさんが
亡くなられましたね
今も映画を
観まくっている私ですが
やっぱり惹かれるのは
映画好きとなった原点である
この時代の作品たち
そして名作を彩っている
名曲たちを耳にするたびに
何とも言えない
哀愁のような
懐かしさが込み上げてきます
B・J・トーマスさんのご冥福を
心よりお祈りしつつ
そんな素敵な思い出を作って下さった
トーマス氏と
大好きな映画界全てに
心からの感謝を捧げたいと思います
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