昔「倍返し」という言葉が流行りましたが、

誰かに傷つけられたら、やり返したくなったり、

復讐したいと考えるのは、人の常かもしれません。



でも、魂的には、全く違うんですよね。



こちらの図で、四角い土台が魂で、

傷ついてる風船が心と考えてみてください。




心は傷つくけれど、魂は一切傷つかないし、

魂の価値はまったく損なわれないのです。



だからといって、心の傷に魂が無関心かというと、

もちろんそんなことはありません。



その傷から出てくる痛みや悲しみや悔しさなどに、

魂は寄り添って愛を注いでくれます。



その想いは、自分のものだけでなく、

自分が過去や過去生で傷つけた人のものや

集団意識や、ご先祖様たちのものなど、

いろんな人たちの想いが出てきます。



そこに愛をかけていくことで、

自分が癒されるだけでなく、

同じような痛みを抱えた人たちも癒されていきます。



痛みが癒されることで、心は楽になり、

魂もたくさんの痛みが浄化されたことで、

喜んだり感謝することが多いです。



ただ、何をされても魂は傷つかないからと言って、

攻撃してくる人にたいして、心を無防備に晒すのは

やめましょう。

そこは心を守るように境界線を引きましょうね。



話を復讐に戻すと、魂は心の傷について、

癒すことに励みますが、仕返しすることには

興味がありません。



・・・なぜかというと、

『出したものが返ってくる』

という法則を知っているから。



わざわざ仕返ししなくても、

酷いことをした人には、その人のしたことが、

ブーメランのように戻ってくるのを知っているから。



そして、こちらが仕返ししたら、

それもいつかブーメランのように、

自分の元に戻ってくるのを知っているから。





なので、この世界を理解している人は、

たとえ「仕返ししたい!」と思っても、

実際に仕返しすることはないはずです。



聖書にも、こんな文章があります。


だれに対してでも、悪に悪を報いることをせず、すべての人が良いと思うことを図りなさい。

あなたがたは、自分に関する限り、すべての人と平和を保ちなさい。

愛する人たち。自分で復讐してはいけません。神の怒りに任せなさい。それは、こう書いてあるからです。「復讐はわたしのすることである。わたしが報いをする、と主は言われる。

(ローマ人への手紙12章より)



ね。神様が復讐してくださるのです。

なんて心強い!



「やられたらやり返す。倍返しだ!」ができたら、

スカッと気持ちいいかもしれませんが、

わたしたちは神様にお任せして、

自分を愛していきましょう。



サムネイル

自分を幸せにすることに力を注げますように!




今日も心と魂に愛と光✨をいっぱい入れて

神様の愛と光がたっぷり注がれますように。

神様、今日もありがとうございました。
 


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