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無料の囲碁棋譜解説

ウェブで無料公開されている囲碁棋譜解説がかなり充実している。Twitterで順次まとめていきます。https://twitter.com/i/events/1238676765049937920?s=13

記憶しない努力

囲碁に関しては記憶しない努力をしています。定石形などの勉強はしますが覚えようとはしません。一手一手の内容を理解しようと心がけます。こどものころに読んだ雑誌で（確か加藤正夫九段の講座）「定石は覚えて忘れろ」とあったのでこどもながらに「内容を理解しろ」という意味なんだろなと解釈しました。死活に関してはとにかく同じ本を5回ぐらい繰り返す。覚えようとしなくとも読みを繰り返せば覚えるだろうというわけです。でもこのやり方では試合ではいい成績を上げられないです。アマチュア大会は時間制限が厳しく、今年持ち時間30分切れ負けという大会もあったぐらいです。割り切って記憶に頼らなければ到底勝てないのは明らかです。

棋書「棋聖秀行の碁　４　華麗なるサバキ」

読了しました。問題図に至るまでの手順が乗っていないので別に調べなければならない。棋聖連覇時代あたりの円熟期の実戦が多い。盤に一度並べてから少しずつ本を見返すという形で読んでいます。秀行先生はわりと得をしたら捨てるという打ち方が多いように思えます。そこら辺の呼吸はちょっと自分にはわかりません鑑賞用ですがそれもまた碁の楽しみですね。棋聖 秀行の碁 (4) 華麗なるサバキAmazon（アマゾン）800〜37,347円

棋書「死活と攻め合い」

死活と攻合い―原理・原則を説き明かし、読みぬく力を付ける (新・木谷道場入門) 　加藤 正夫 (著)今回のレビュー本は級から低段の方に超おススメです。普通の死活、攻め合い問題集ではなく、死活、攻め合いの手筋や格言の原理を解き明かしてくれます。そして同じ原理の手筋問題を３問ずつ掲載してくれるという非常に親切な作りになっています。ちなみにどうやら著者は加藤正夫さんではなく同門の春山一郎さんみたいです。両バネをすると攻め合いの手数が１手伸びたり、眼あり眼なしの場合の手数の数え方、ナカデの手数の数え方などです（今思い出せるのは攻め合いばっかりです　また読み返して追記します）今の級位者は布石や定石の知識はとんでもなく多くびっくりすることが多いですが骨格はやはり死活と攻め合いだと思います。考えてみるとこういった原理的な面を説明する本はなかなかないですね。もう新品では入手できませんが強くすすめたい貴重な本です。私は手元に2冊あります。1冊はボロボロになるまで読みました。マーケットプレイスぐらいでしか手に入れられないです。死活と攻合い―原理・原則を説き明かし、読みぬく力を付ける (新・木谷道場入門)Amazon（アマゾン）300〜5,220円

星　一間高バサミ-三々

https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/1212058/?step=30　https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/796476/?step=16https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/538797/?step=16

棋書「アマの悪手を正す　２つの形勢判断法」

マイコミ　結城聡　著結城聡が形勢判断？というなんともミスマッチな書籍。題材はアマの碁かわざわざ作った碁だと思われる。第３章は結城聡と坂井秀至の対局を題材に形勢判断を問う問題を構成している。目算して着手を決める問題もあるが、多くは着手の中の悪手を当てる問題になっている。おそらく高段者には物足りない内容だと思われるが低段までにはわかりやすい内容になっているかもしれない。しかし「形勢判断」というより悪手探しがメインになっている観がある。２つの形勢判断とあるので着手を評価するのも一つの形勢判断だということか。これはこれで面白いが形勢判断を期待して購入した人はどう思うだろうか？

棋書「名局鑑賞室」

読了しました。もともとゴ・スーパー・ブックス　シリーズで刊行されていたものを復刊したもの。道策から秀策の時代までの名局１０局を詳細な解説がされています。解説が無い総譜も掲載されています。かなりお腹いっぱいの内容でおススメです。譜分けもされていて並べやすいです。道策の碁を並べてみるとほんのりAIの香りがしますね。この「日本棋院アーカイブ」はだいぶ期待していたのですがなんと２冊で終了本が売れない時代なんだねえ。江戸時代のプロの碁はハイレベルで、まかり間違って平安時代の碁打ちが復活したところで勝てっこありません。名局鑑賞室―道策から秀策まで・江戸時代の碁 (日本棋院アーカイブ)Amazon（アマゾン）1,100〜6,980円

並べるのであれば７０~９０年代の碁

級位者が棋譜並べをする場合、７０年代～９０年代の碁を推薦します。現代の囲碁に比べて目的がはっきりしていてわかりやすい側面があるからです。現代碁以外に全く意味がないと切り捨てる人も多くいますが、あまりにも複雑すぎて理解が追い付かないと思います。

棋書「李昌鎬の中盤戦略２　大模様の攻防」

「李昌鎬の中盤戦略２　大模様の攻防」　棋苑図書　読了しました。李昌鎬の中盤戦略3部作の第二巻。１章は打ち込みがテーマでわりとわかりやすいですが２章の消しがつかみどころがなくて苦戦しましたおそらく私のような形勢判断に疎い人が読んでもさっぱりわからないかと思います。正直なところ内容が高度過ぎてよくわからなかった。というわけで貧弱なレビューになってしまったな李昌鎬の中盤戦略〈1〉打ち込みとエグリ (世界最強!李昌鎬の中盤戦略 (1))Amazon（アマゾン）299〜3,979円李昌鎬の中盤戦略〈2〉大模様の攻防 (世界最強!李昌鎬の中盤戦略 (2))Amazon（アマゾン）1〜3,979円李昌鎬の中盤戦略〈3〉中盤の戦い方 (世界最強!李昌鎬の中盤戦略 (3))Amazon（アマゾン）313〜4,111円

方円書庫さんの打碁集ベスト５

このご時世なので外へ出ず、家でおとなしく棋譜ならべでもしましょうかね。方円書庫さんの打碁集ベスト５を見てみました。【方円書庫】打碁集ベスト５5位　『橋本宇太郎』☆５これは全集のことかな？橋本宇太郎先生は魅せることも意識して打っているところがあって面白いですね。　4位　『泰然知得』☆４これ持っているな。個人的には日本囲碁大系の方がよかったのですがこちらももう少ししたら並べ返してみるか。3位　『石心　梶原武雄』☆４．５これ実は物色中。方円書庫さんのこの記事よんだら一層欲しくなってきた。2位　『厚みの美学　大竹英雄』☆５これはこどものころに図書館で借りて並べました。分かりづらいプロの碁をなんとか理解してもらおうとする工夫が随所に見られて面白い。1位　『趙治勲傑作選』　☆５なぜか、これも持っている。というわけで「泰然知得」を並べましょうかね。

師匠の姿勢

12年ほど前に亡くなった自分の師匠は人望が全くない人だった。どんな人でも全く褒めない人格の持ち主だったしかし病に倒れて以来、囲碁にのめりこむ姿勢は誰しも尊敬をしていた。亡くなる数週間前ポツンと「俺、ちょっと強くなったんだよねえ」とつぶやいてびっくりした。囲碁は勉強している限り死ぬ直前まで強くなるものらしい。その姿勢だけは見習いたいものだ。

小林光一の打碁集が欲しい

小林光一の打碁を並べたい欲が高まってます。古い雑誌「囲碁クラブ」に載っていた「小林光一　勝負所　決断の一手」がかなり面白い。大ヨセの勝負所での構想がかなり参考になると思います。彼の打碁集としては　小林光一 (現代囲碁名勝負シリーズ)を持っていますが、彼の全盛期はこのずっと後です。マイナビの　「飛翔の譜 ~名誉三冠への軌跡~」はかなり評判が悪いですね。少し読んでみましたが誤植もあり、戦局もおざなり。内藤さんは筆力がないので仕方ないか。

一合マスは結論を先に覚える

死活の勉強は全通りの攻め方、受け方を読んで勉強します。何度も読めば普通に覚えられます。しかしこの方法では一合マスはマスターできません。で、ちょっとやり方がズルいですが結論を先に覚えてしまうのです。例えば「基本形はコウが最善」とか…そこからダメ空きのケース、ハネ有りのケースなどを増やしていくのです。何もない状態から読むよりだいぶ結論に至りやすくなる気がします。基本死活事典Amazon（アマゾン）1,693〜10,672円一合マスに関しては張栩版の基本死活事典が圧倒的に良いと思います

続々々日本棋院にいったい何が　

いよいよ週刊誌の格好のネタにされている感がある日本棋院の問題。もはや泥沼化の一方ですね「囲碁界のドン」が女流棋士に訴えられた 処分の裏に権力闘争まあこの件については経過を見守りたいと思います。正直なところ日本囲碁界は若手が頑張っているのに。このゴタゴタをほっておくとフマキラーさんだけでなくスポンサーが離れそうな気がしますちなみに依田さんは元奥さんにも訴えられているようです。「夫よ、お金を返して！」囲碁・依田元名人夫妻の“盤外戦”依田さんは若いころから本当に強かった。四段のころから勢いがあったし七段のころから日本人には珍しく大舞台、国際棋戦でも勝負強さを発揮していました。囲碁界で初の衛星中継が行われたのは依田さんと中国の聶さんとの対局でした。国内では新人王などでは強かったですがなかなか九段になってもビッグタイトルには届かなかった。博打にハマっていたとは…藤沢秀行なんかは若手棋士には「勉強しろ」とか「強烈な努力」とか言っているくせに自分の遊びや借金の自慢をしまくってますからね。その影響かと考えると仕方ないですかね。ところで囲碁はその教育効果を強く推しています。学校教育・地域とふれあう囲碁しかしこんなことで本当に教育効果があるのでしょうか？

AI定石　星・三間・ケイマ侵入

https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/662765/?step=13https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/1197411/?step=13

アメンバー限定記事星　一間バサミ？？

大ナダレ　簡明型

大ナダレ　簡明型　わざと相手に大模様を張らせて突入するつながずに足早に大模様https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/6053/?step=14https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/113822/?step=14https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/22209/?step=14https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/130547/?step=16　挟みつけではなく打ち込みからさばくしっかりつなぐhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/24985/?step=14https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/43226/?step=14

ダイレクト三々　比較的簡明にわかれる

比較的簡明にわかれる方法。しかし後の打ち方が難しく配石に特に注意。実践例はかなりある。https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/636879/?step=20　かなり難解https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/660330/?step=22　わかりやすいhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/621955/?step=22厚くて打ちやすいかhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/371859/?step=50https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/458637/?step=123　小池三段の研究は参考になるhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/611735/?step=22https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/624770/?step=22https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/720788/?step=24　わかりやすい　ただし勝っている局はなかなか見つからないhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/464034/?step=130

小目　小ナダレ

101weiqiの機能が戻っていたので、急いで検索結果だけ残します。今日は小ナダレの復習をします。ノビhttps://www.101weiqi.com/chessbook/chess/34735/?step=15https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/24339/?step=15https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/60191/?step=16カケツギにつける　戦いの方向が大切になるので注意　かけるときシチョウ関係に注意https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/22225/?step=16https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/73313/?step=17https://www.101weiqi.com/chessbook/chess/25446/?step=16

リブログ記事AI流布石を試みる

すこしずつAI流を試しています。正直なところ、AI流を取り込むまえにやることはいくらでもあります。ただし打たれることも多くありますのでそれなりに対策をしておかないと困ります。したがって私の場合は積極的にAI流を取り込むのではなく、相手に打たれても困らない程度の免疫を付けるだけにとどめておきます。初歩からよくまとまっているのはYouTube 囲碁＿高先生かな？質、量ともにかなりのものでこれだけのコンテンツが無料で手に入るのはいい時代になりました。ここでAI定石を勉強して、次は棋譜ならべをしたい。本としては「囲碁AI流の打ち方」　マイナビブックスがいいと思います。布石だけですが解説が豊富で面白い。この本を何回か読んだら最近の棋譜をどんどん並べていきたい。