こんにちは😀
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
本日のテーマは、
『世界で一番幸せな国の特徴は??』です。
今回は、国際連合の研究組織『SDSN』が
(Sustainable Development Solutions Network)
2024年に発表した「世界幸福度レポート」
に基づき、世界143カ国の幸福度ランキングとその理由についてご紹介します。
なお、幸福度の評価は
自分にとって最高の人生を『10』
自分にとって最悪の人生を『0』
として11段階で幸福度を算出しています。
では、まずは結果からです!!
1位 フィンランド(幸福度スコア7.741)
2位 デンマーク(幸福度スコア7.583)
3位 アイスランド(幸福度スコア7.525)
4位 スウェーデン(幸福度スコア7.344)
5位 イスラエル(幸福度スコア7.341)
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23位 アメリカ(幸福度スコア6.725)
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51位 日本(幸福度スコア6.060)
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143位 アフガニスタン(幸福度スコア1.721)
日本は51/143位であり
G7(主要国)の中では最下位となっています😢
カナダ:15位
イギリス:20位
アメリカ:23位
ドイツ:24位
フランス:27位
イタリア:41位
さらに興味深いのは、日本の年代別に
幸福度を比較すると。。。
60歳以上では36位
45〜59歳で52位
30〜44歳で63位
30歳未満では73位
と、若い世代ほど幸福度が
低くなっていることです😅
では、フィンランドの幸福度は
なぜ世界1位なのでしょうか。
同レポートなどによれば
以下の要因が挙げられます。
①所得の平等性
フィンランドは社会保障が充実しており
低所得者層の生活が底上げされているため
国民全体の幸福度の差が少なくなっています。
②高い水準の教育・医療
フィンランドの教育費は、就学前から大学まで無料です。
また、医療費についても基礎診療は無料となっています。
③政治の不正や汚職が少ない
日本では連日のように政治の不正が報道されていますが
フィンランドでは、政治の不正や汚職が少ないと言われています。
④ワークライフバランスの充実
フィンランドは夕方4時頃には仕事が終了し
余暇時間を楽しむことが国民全体に意識されています。
また、自然の中で過ごす時間が多いことも
幸福度に関係していると言われています。
これだけ見ると、フィンランドの生活は
良いことづくしですが、デメリットもあります。
それは税金の高さです。
フィンランドの通常の消費税は24%です。
食品やレストランなどは低減税率の14%
本、薬、スポーツサービス、宿泊サービスなど
は10%となっていますが
とにかく税金が高いのが特徴です。
所得税なども含めて総合的に見れば
日本の1.5倍程度の税金がかかります。
それでも、幸福度が高い理由として
社会学者のユシラ・サヴォライネンさんは
『フィンランド人が幸せなのは、期待が高すぎないから』
だと述べています。
フィンランドを含む北欧諸国では
個人よりも集団の利益を重んじる文化があり
平等な社会が願われています。
また、北欧諸国に根差した価値観として
「ヤンテの掟」というものがあります。
ヤンテとは、
小説家のアクセル・サンデモーセさんが
1933年に書いた物語の舞台であり、
この物語の教えが北欧諸国に深く浸透しています。
ヤンテの掟では、
①謙虚であること
②平等であること
③目立つことを避けること
の重要性が説かれています。
そして、この教えによって北欧諸国では
贅沢を望まない文化があるとのことです。
そのため、ささいなことや質素な生活でも
幸せを感じることができるようです。
こうした点を踏まえると
日本の若者の幸福度が低い背景には
生活そのものが便利になり過ぎた結果
フィンランドでは
「幸せ」だと感じることでも
それが当たり前のように感じて
いるのが要因かもしれませんね。
時代が進むにつれて生活は
便利になり続けていますが
現状に不満ばかり抱くのではなく
フィンランドの方々を見習って
今の幸せに目を向けることが
必要かもしれません😌
本日も最後までご覧いただき
ありがとうございました😊
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