こんにちは😀
当ブログをご覧いただきありがとうございます!
本日のテーマは、
『心理職の年収はどのくらい??』です。
まずは、結論からですが、
第一線で働く心理職の平均年収は
『400万弱』程度と考えられます!!
以下、根拠となります。
今回のテーマに当たり、
私なりに心理職の年収について
調べてみたのですが、明確な根拠が
示されていない報告が数多くありました。
そこで、今回は
厚生労働省
令和2年度障害者総合福祉推進事業
『公認心理師の活動状況等に関する調査
(2021年3月公表)』に基づき、
そのデータをご紹介していきます。
現在、公認心理師は心理系の資格の中で
唯一の国家資格です。
(臨床心理士は、信頼度の高い資格と言われて
いますが、扱いとしては民間資格です。)
本調査は2018年に実施された
第1回公認心理師資格試験の
合格者「27876人」のうち、
①調査アンケートに協力した方
②心理職として1年以上勤務している方
の『8990人』が対象者になっています。
また、第1回公認心理師資格試験は、
臨床心理士のほとんどが受験したと
言われており、上記8990人は心理職の
第一線で勤務している方だと思われます。
では、内容について見ていきましょう!
8990人の年収内訳は、以下のとおりです。
100万円未満 4.2%
100万円以上200万円未満 8.1%
200万円以上300万円未満 16.4% ⭐︎
300万円以上400万円未満 21.3% ⭐️
400万円以上500万円未満 17.7% ⭐︎
500万円以上600万円未満 11.1%
700万円以上800万円未満 4.6%
800万円以上900万円未満 2.7%
900万円以上1000万円未満 1.5%
1000万円以上 2.9%
上記のとおり、
一番多かったのは『年収300万以上400万円未満』となりました。
%のバランスを考え、
結論は400万弱としましたが、
これはあくまでアンケートに
協力した方の平均です。
そのため、個人的には
全体の平均年収はもう少し下がり
350万円を下回る可能性もあると
予想しています😅
なお、国税庁が発表した
「令和3年分民間給与実態統計調査」によれば
日本人の平均年収は『443万円』ですので
単純に比較すればそれを大きく下回ります。
これは、心理職の雇用形態において、
『常勤』と『非常勤』の割合がおよそ半々
ということも関係していると考えられます。
ちなみに、上記調査における
回答者の勤務先は、
保健・医療分野 40.2%
福祉分野 23.3%
教育分野 11.0%
産業・労働分野 5.9%
司法・犯罪分野 5.0%
その他(大学・研究所、心理相談室等)
となっていました。
公認心理師の国家資格化に伴い労働環境や
給与事情の改善が望まれるところですね🥸
本日も最後までご覧いただきありがとうございました😌
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