起業Story これまでのお話
今、4歳の娘は、
間違ったり、失敗したり、
私が大声を出したりすると
反省というより、恐れに近い声で
「ごめんなさい、ごめんなさい・・・・」と
繰り返すことがあります。
昨日も幼稚園で
こんなことがあったそうなんです。
お友達でハンドメイド作家
☆chako☆ちゃんに作ってもらった
新しい防災頭巾カバーを持って行ったのに、
なぜか持ち帰ってきた。
よく見ると「同じ柄の子が3人いるので、
目立つように記名をお願いします！」
とのメッセージがついていました。
表面と裏面に大きく名前を書いて
今日また持って行ったんですが
登園時に先生から話を伺うと
「お友達と同じ柄にしちゃって
ごめんなさい！！！」って
泣き出しちゃったとのことでした。
たぶんこれは、
当時2歳だった娘に
植えつけてしまった
恐怖の記憶。
2年前の私の子育ては、
思い返せばひたすら反省の日々・・・・。
全てにおいて最優先だったのは効率
家事と育児と仕事に追われて、
時間的・精神的余裕がゼロだった
ワーママ時代、
すべてにおいて最優先に
していたのが効率でした。
自分の頭の中にある1日のタスクを
どう効率よくこなすか、
自分が決めた１日のスケジュールを
どうしたらすべてクリアできるか、
そんなことばかり
考えていたように思います。
当時まだ2歳の娘、
身の回りのことを自分でやりたい
いろんなことにチャレンジしてみたい
初めてみるものに興味津々の
お年頃なのに
それを「見守る」ことができなかった。
靴を１人で履くことも、
ごはんを1人で食べることも、
苦手なシャワーの水を
頭からかけるのも
子供だから時間がかかって
当たり前なのにね。
スケジュールを遅れさせる
無駄な時間に思えてしまって、
大人が代わりにやれば
もっと効率よくできると
思ってしまって、
1日のスケジュールが思い通りに
進まないことがイヤでイヤで
仕方なかったんです。
私の当時の子育ては
「押し付け」そのもの
思い通りに動かない娘はワガママ？
靴を自分で履こうとして
もたついているようだったら
私が率先して履かせ
「自分で履く～」と言おうものなら
「時間ないからママがやるから！」と
親の権力を振りかざして威圧し、
「やだ、自分で履く～！！」と
泣こうものなら、
「もうおいていくからね！」と
放置したこともありました。
保育園帰りに「まだ遊びたい～！」
とでも言おうものなら、
「家にバナナあるから早く帰ろう！」と
物でつろうとしたことも多々ありました。
帰宅後、一瞬たりとも休む暇もなく
最優先でごはんを作ってるのに
「お腹すいたよ～！」と
野菜室を物色して勝手に
食べ始めようもんなら、
「勝手に食べないで！！！！
ママだってお腹すいてるんだから！」
と娘を突き飛ばしたこともありました。
9時を過ぎても寝る様子が全くない！
そんな時は
「早く寝ないと鬼が来るからね！」と
脅したこともありました。
そのくせ、私が0歳の息子のケアに
手を取られていて、
娘をかまってあげられない時は
「それくらい自分でやってよ！！！」
と放置プレイ。
ことあるごとに
「ママの言うことを聞きなさい！
ごめんなさいは？」と謝らせて、
謝らせることで
私は一種の満足感を
感じていたんだと思います。
穏やかでのびのびしていた娘に
だんだんと変化が現れ、
私が大声を出すたびに、
娘が怖がり委縮していくのが
わかりました。
次から次へと指図し、
１人でやろうとしていることにも
私が手を出してしまうことが、
娘の自立性を妨げていることも
わかっていました。
「ダメ！」ばかり言ってしまう声がけが
娘の興味や好奇心、可能性を
奪っていることにも気づいていました。
自分の目標とする子育ての
真逆をいっていることも
わかっていました。
でも、解決方法がわからなくて
それがまたイライラという形で
噴き出してしまっていたんです。
ある日、穏やかな娘が急変！！！
そんなある日、
夕食後、いつものように
「もうすぐお風呂入るからね！」
「お風呂入ったら寝るよ！」
「遅いから本は1冊だけだよ！」
「ちゃんと聞いてる？！」と
矢継ぎ早にけしかけたところ
事件勃発！！
これまで比較的穏やかだった
娘が突然
もうやめてよ！！！！！！！
！！！次から次へと涙を溢れさせ
もはやあれは言葉ではなく
叫びにも似た動物のような
野性の声で発狂！！！！
小さな小さな心の我慢が
限界を超えてしまったんでしょうね。
この状況を作りだした原因が
娘ではないことは明らかで、
私はどうすることもできず
ただただ危機感を感じていました。
そして
「この状況を絶対に変える！」
「自分が変わらなきゃ！」
「なんとしても変わる！」と
決意したのでした。
今日はちょっとヘビーでしたね。
次回につづく 
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