神戸大学医学部に合格した後の勉強について | 医学部に最短距離で合格したい受験生へ!医学部合格養成講座

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● 神戸大学医学部に合格した後の勉強について

こんにちは!白水(しらみず)一郎です。

神戸大の医学部に合格したっていうと、すごいですか?

神戸大医学部に進学した生徒は、何人かいますが、学力は、ピカ一でした。

うち一人は、センター94%の成績です。別の生徒は、防衛医大に正規合格しています。

かなりの優等生と言っても、言い過ぎではありません。

しかし、入学後から、医学部の勉強は始まるのです。

それが、今日のブログのテーマです。

「医学部に行きたいあなた、医学生のあなた、そしてその親が読むべき勉強の仕方」(中外医学社)を、読みました。

著者は、神戸大学大学院医学研究科教授の岩田健太郎教授です。

昨年、放送大学で「公衆衛生」の授業を取っていた際、先生も講師として登場。
(授業は、複数の先生方が、数回の授業を、担当される形式の授業でした)

それがきっかけで、先生のことを知り、今回、本にたどり着いた次第です。

先生は、著書の中で、おっしゃっています。

「なんて、神戸大の医学生や初期研修医の英語力は低いのだ」と(本書16頁)。

正確には、「英語力は惨めなほどに低い」と書かれています。

その理由は、ぜひ、本書で確認してほしいと思います。

話は変わりますが、本書で先生がおっしゃっている「大学生の勉強不足」問題(12頁)は、他でも、よく耳にします。

例えば、東大、東京医科歯科大学の医学部生であっても、入学後、受験の結果に満足したのか、ほとんど勉強しなくなり、留年が続いたり、中には、退学になる者も少なくありません。

大学説明会に行くと、そうした話は、よく聞かされます。

医師という仕事は、患者の命を預かる仕事です。

医療ミスの判例を見ていると、医師の知識不足、判断ミスのため、患者が亡くなるケースも、少なくありません。
(私は複数の大学で、「医事法」「法医学」の授業を履修し、医療に関する裁判例についても、学んでいます」

そのため、岩田先生も、厳しい口調で、本書を書いているのだと思います。

これは、ぜひ、保護者の方も、お子さんと一緒に、お読みください。

単に、お子さんが医学部に合格するだけでは、不十分なのです。ただ、入り口を、一歩踏み込んだに、過ぎません。

本の「おわりに」に、書いてあります。

「背伸びして、無理して有名な大学医学部に進学する必要はない」(214頁)

この解釈は難しいですが、E判定の生徒が医学部に行くことは、これには当てはまりません。

大学の名前だけに惹かれて、医師になる志がないまま、目指すことを、たしなめているのだろうと思います。

あなたの将来の目標は、何ですか?

多くの患者さんを救うことのできる医師、研究者になりたい。

それとも、いい大学の医学部に合格すれば、満足だ。

後者の場合、そこで目標達成してしまい、途中で大学を辞めてしまう人も少ないと、知っておいてください。

私は、志ある受験生を、全力で応援したいと、考えています。

先輩達が、医学部に合格した方法を、こっそりお見せします。






秋田大学、群馬大学、千葉大学、富山大学、福井大学、岐阜大学、名古屋大学、三重大学等、複数の方が合格されています。

私大では、自治医科大学、順天堂大学、昭和大学、東京慈恵会医科大学、東邦大学、日本医科大学等、人気があります。