● 小５の孫の様子をみたおばあちゃんに、してもらいたいこと
こんにちは 三浦真弓です。
ある雑誌に載っていた
生理バレが怖くて、トイレを我慢する小学生…
の記事に、いろいろ思うところがあって
記事を書いております。
（決して、けんか売ってるわけじゃないけど、気になって♪）
読み進めていく中で、次に気になったのが
７０代女性の言葉です。
「ナプキンのつけ方も、替えるタイミングも、
捨て方も全然具体的に教わらなかったらしい」
「母親は仕事で留守がち」
「私が言っても、真面目に聞いてくれない」
「もっと具体的に教えて欲しい」
なるほど。
おばあちゃまとしては、学校で聴いてきていると思ったら
お孫さんが全然できなくて…
学校！もっと具体的に！できるように教えて！
ということですね。
なぁるほど♪
じゃぁございません！
おばあちゃまにしていただきたいのは
学校へのリクエストではなくて
ご自分の娘（孫の母）への
「それは、あなたがちゃんと伝えなさい！」
ということです。
仕事が忙しくて、
母と、生理の話・ナプキンの話をしたことがない娘が
ナプキンをつけていて、かぶれたような気がして
違うメーカーのナプキンを試したくなったとき
母に「他のものを買ってほしい」と言えるでしょうか？
この先、生理痛がひどくなったときに、
母にそのことを言えるでしょうか？
生理が乱れて、頻繁に来たり、結構間が空いたり
そういうことがおきたとき
「心配なの」と言う気持ちを話せるでしょうか？
もしかして…妊娠したかも？と思ったとき
母に、そのことを伝えられるでしょうか？
仕事が忙しくても、
娘と生理について、ナプキンのつけ方とか、処理の仕方はもちろん
自分が初めて来たときに、こんなことを感じた
学校のトイレには、こんなふうにナプキンを持って行った
等の話を、ぜひ、して欲しいです。
なので、７０歳の祖母は、
我が娘が「忙しくて、時間が無い」
なんて言ったときに、
「そうよねぇ。あなたは会社で大切な仕事をしているものね」
なんて感じで（これは、架空のセリフです）
娘の言うことを尊重し、
母の代わりに、生理のことを伝える担当になっては困ります。
もちろん、生理の話ができるばあちゃんであることは
よいことです。
でも、メインは母にしてもらいましょう！
そもそも、学校で、全体で、説明をしたとしても
自分に生理が来ている子は体験と共に聞けますが
まだ、生理が来ていない子どもにとっては
すべて、新しい話です。
何度も聞いて、やっと、理解できる話です。
普通の授業だって、１回で、覚えてきませんよね！？
忘れるから、授業で習った漢字を、何度も書いたり
ドリルの宿題に出ますよね。
学校で学んだことをベースにして
家で、親子で、話題にして欲しいと思います。
このナプキンは、こまめに替えないと、漏れる気がする…
じゃあ、違うメーカーのものを買ってみようか
お友だちが「はねつき」というのを使っているらしい
じゃあ、今度は、それを買ってみようか
○曜日は、体育館に行ったり、理科室に行ったりして
トイレに行く時間が無い
じゃあ、○曜日は夜用の長いのを持って行ってみる？
などなど、
生理があるたびに、いろいろな話をして欲しいなと思います。
学校の月経指導は、基本的なことをお伝えしています。
具体的なことは、各家庭で、ぜひ、お子様の体調や
月経周期に合わせた会話をしつつ
よりお子様に合った、対応ができるように
親子で話をして欲しいと思います。
生理バレ…の記事が、問題だ！というのではなくて
よき、問題提起だなと思って
いろいろ書かせていただいております。
一緒に考えて行けたらと思っています。
そんな気持ちにもなっています。
まだまだ、続きます。
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