● 脈も測ってみて!! ぜひぜひ!!
こんにちは 三浦真弓です。
体調管理、どのように確認していますか?
体温や、脈拍は「バイタルサイン」といって
人の体の現在の状況を教えてくれています。
体温、脈拍(心拍数)、呼吸数、血圧の4つを
バイタルサインということが多いようですが
学校の保健室を始め、
日常で、気軽に測定できるのは体温、脈拍です。
保健室にやってきた生徒に対して、
血圧計を出してきて測定したり、
横に寝ているお子さんの
呼吸数を数えなくてはならない場合
保健室では結構オオゴトの部類に入りました。
「体調が悪いんですけど…」
といって保健室にやってくると、
たいてい、体温は測ることになります。
そして、しずか~に体温を測っているところで
「ちょっとこっちの手をかしてね~」
とおもむろに腕をとり、脈拍を測ります。
基本1分間ですが、
たくさんの生徒が来室しているときには
1分も測ってられないので
15秒測って、4倍するか、20秒測って3倍していました。
中学生ともなると、自分で、体温計をはさんでいない方の手で
体温計をはさんでいる腕をつかんで
「80だった」
なんていう生徒もときどきいました。
が!
脈拍だけは、私は自分で診るようにしていました。
というのは、同じ80回でも、どっく~んどっく~んと
元気な80回もあれば、
とくんとくんって、弱い80回もあるからなんです。
どっく~んどっく~んの場合は、
例え、熱が36.9だったとしても
「大丈夫! 心臓が、元気にやれるって言ってるよ」
と、教室へ送り出せますし
たとえ熱が36.5だったとしても、
とくん、と、、く、、ん、、のときは
「なんだか心臓が疲れているみたいだから、少し横になろうか…」
と言えるんですね~
そして、36.9だったとしても
脈拍が120近かったりすると
この先、熱が上がってくるんじゃないかな~? ということで
「次の放課も、ぜったいに熱を測りに来てね」
と言えます。
あ、ちなみに「放課」というのは、愛知(東海?)エリアの方言で
授業と授業の間の、休み時間ということです…
結構、脈拍は大切です。
体調不良のお子さんだけでなく
少し大人びているお子さんにも
「その顔色だと、脈をちゃんと見ておいた方がいいな…」
なんて、言って、
手を取りながらコミュニケーションをとることができます。
子どもたちの脈を測ることは、いいことだらけです。
暑い季節は、
とくんとくん系の、少し弱めの脈をうつ
生徒さんが増えてきていました。
水分補給と休養をしっかりとって、体を休めてあげましょう。
ということもわかります。
どうぞ、測ってみてくださいね。
過去にも「脈」について書いている記事はこちらです。
子どもの脈を測ろう☆(今回の記事は、この記事のリニューアルです)
体温に関心が高くなっていますが、体調不良なら、脈拍も気にしてね。