先ほど、前のブログにノアちゃんが 「脈を測る」ということの
コメント を下さったので、ぜひぜひ、ブログを読んでくださる方にも
記事としてお伝えしたいわ と思い
速攻で、もう1記事書いています
体温や、脈拍は「バイタルサイン」といって
人の体の現在の状況を教えてくれています
体温、脈拍(心拍数)、呼吸数、血圧の4つを
バイタルサインということが多いようですが
保健室を始め日常で、ちゃちゃちゃっと使えるのは
体温、脈拍です
血圧計を出してきて、測定したり、横に寝ているお子さんの
呼吸数を数えなくてはならない場合
保健室では結構オオゴトの部類に入ります
「体調が悪いんですけど…」
といって保健室にやってくると、たいてい体温は測ることになります
そして、しずか~に体温を測っているところで
「ちょっとこっちの手をかしてね~」
とおもむろに腕をとり、脈拍を測ります
基本1分ですが、たくさん来室するときには1分も測ってられないので
15秒測って、4倍するか、20秒測って3倍していました
中学生ともなると、自分で、体温計をはさんでいない手で
体温計をはさんでいる腕をつかんで
「80だった」
なんていうお子さんもときどきいますが
脈拍だけは、私は自分で診るようにしていました
というのは、同じ80回でも、どっく~んどっく~んと
元気な80回もあれば、とくんとくんって、弱い80回も
あるからなんです
どっく~んどっく~ん の場合は、熱が36.9だったとしても
「大丈夫 心臓が元気にやれるって言ってるよ」
って送り出せますし
たとえ熱が36.5だったとしても、とくん、と、、く、、ん、、のときは
「なんだか心臓が疲れているみたいだから、少し横になろうか…」
といえるんですね~
そして、36.9だったとしても脈拍が120近かったりすると
この先、熱が上がってくるんじゃないかな~ ということで
「次の放課も、ぜったいに熱を測りに来てね」
って言えます
結構脈拍は大切です
まじめに体調不良のお子さんだけでなく
ちょっと大人びているお子さんにも
「その顔色だと、脈をちゃんと見ておいた方がいいな…」
なんて、言って、手を取りながらコミュニケーションとれますし
子どもたちの脈を測ることは、いいことだらけです
こんなに暑くなってくると、とくんとくん系の、少し弱めの
お子さんが増えてきていましたね
水分補給と休養をしっかりとって、体を休めてあげましょう