● 「恥ずかしいことじゃないから、お母さんに話してね」
こんにちは。三浦真弓です。
親子の会話として、
「恥ずかしいことじゃないから、お母さんに話してね」
というセリフ、ありますよね。
子ども自身、失敗したり、困ったことがあったり…
その度に
「こんなことを話したら、ママが困るかな。申し訳ないかな。話しにくいな」
と思うことがあることでしょう。
でも、子どもがそのように思わなくていいんですよ。
本当は。
色々な経験をしながら、成長していくわけですから。
親に遠慮することなく、
何でも話せたら、それに越したことはありません。
ただ、
この台詞を言わない方が良い場面もございます。
それは、
「息子さんの性的な成長の場面」
についてです。
このようなデートの場合、ではなくて。
夢精や射精のような、性的な成長の場面のことのときです。
実際に、性教育を積極的にしようとする人の中には、
「夢精や射精は、恥ずかしいことじゃないのよ。なので、お母さんにはなんでも話してね!」
と言うように、進めている人もいるとか。
ホホォ。
確かに、性的な成長が体に起きることは、
恥ずかしいことではありません。
同級生の中で、一番早かったりすると、
学校生活事情では、恥ずかしさを感じる場面もあるのかもしれませんが。
ただね。
前回、こちらの話題でもお伝えしましたが、
(男子は「白いケーキでお祝い」って何!? FBでは、コメントが盛り上がりました)
「親に、射精をしたことを言う男子なんて、聞いたことがない」
「そんなセリフ、セクハラとか、DVとかって気がしますね」
と言うのは、男性の声です。
母親としては、息子のことに一生懸命かもしれません。
性教育をしなくては!って、力が入っているかもしれません。
でも、
母親から聞きたいと思っているのかどうか。
その息子さんの気持ちも、考えてあげてくださいね。
と言うことも含めて、
こちらでは、お伝えしています。
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