● 保護者の自己肯定感が高くって、子どもがプレッシャーを感じている!?
こんにちは。三浦真弓です。
我が子を高学歴に!
しっかり勉強をさせたい!!
という親の願いがいっぱいで、
子供とのトラブルが起きて、
保健室で対応するということはよくありました。
どちらかというと、
子どものことを理解しているように見えるご家庭が、増えているように感じます。
こどものことを理解しているようにみえるのですが、
ご相談をいただくことがあります。
簡単にいうと、
「保護者様の自己肯定感が高くて、
それが子どものプレッシャーになっている」
というような感じでしょうか。
例えば、子ども側は、
「大学に行きたい」
と思っていて、保護者様は、いいよ〜と言いながらも、
「お母さんもお父さんも、大学行ってないけど、こんなに幸せだよ」
「早くに仕事に就くことで、いろいろなことが身につくよ」
ということを、
たくさんお子様にお伝えしているような場合があります。
もちろん、いろいろな視点がありますから、
保護者の考え方をお子様に伝えることが悪いわけではありません。
そして、経済的に、
大学進学を反対しているわけではありません。
「なるほどねー。大学に行きたいのか〜」
と、お子様の気持ちを受け入れていらっしゃいます。
でも、その後に
「それもいいよ。でもね、お母さんは、こういう人生もいいと思うよ」
と、お話しされているようです。
場合によっては、まぁまぁな圧で…
確かに、保護者の方は、大学進学されていなくても
ご自身の人生を楽しく、
充実させて送られていらっしゃるようです。
お子様についても、深く広く、愛していらっしゃるのも伝わってきます。
ただ、分かるよ〜の後に、次に出てくる言葉が、
お子様の希望と違うところから出てくるんですね。
見よう、聞きようによっては、
お子様の言葉を受け入れてないというか。
ですから、子ども側は
「ママもパパも大学を出てないし、大学には行ってはいけないのかな」
「自分は、学歴ではない、何かを身につけないといけない、ってことかな」
というように、
親の気持ち・考えを探っているような感じを受けるんですね。
こうしたご相談は、
保護者の方やお子様からいただいたのではなくて、
お子様がぽろっと呟いたのをきいた、
周辺の方々からのご相談です。
親が自分の人生に自信を持てるのは良いことだと思います。
「あ〜私の人生、こんなふうだと良かったなぁ」
って残念がってばかりいる親というのも、ちょっと嫌ですしね。
とはいえ、
何かにつけて自信満々!
自分の人生大成功!!
なのを表現しすぎるのも、
お子様の年齢・感受性によっては、辛く感じられる場合もあります。
ということを、頭の片隅に入れておいていただけたら…
たまたま、似たようなご相談が続いたので、
相当、ぼかしながらご紹介させていただきましたm(_ _)m
ではでは、我が家の場合、どうしたらいいのー?
と言う場合は
こちらで、ご相談いただけます。
思春期子育ての不安を解消したいお母さんのための「元保健室教諭の個別相談」