今日は ジョン・レノンの誕生日!
アルバム、アビーロード/Abbey Road 発売50周年の全英1位は、まるでジョン・レノン/John Lennon の79回目の誕生日を祝福しているようです。今日10月9日はジョンの誕生日。ついでに言えば息子ショーンの誕生日でもあります。
ということで、アビーロード/Abbey Roadに収録されている John の曲をご紹介します。
アビーロード/Abbey Roadには、メドレー部を除けば、3曲がジョンの曲です。
1. Come Together
2. I Want You (She's So Heavy)
3. Because
歌詞については、1は最後の部分以外は難解すぎて、ご紹介するには向きません。 2と3は、逆に歌詞がとてもシンプル。 このシンプルな歌詞は、小野洋子を通して俳句の影響を受けているようです。 この中で、メロディも美しい BECAUSE をご紹介したいと思います。
とても美しいですね。歌詞もコーラスも演奏も!
歌詞
Ah
Because the world is round, 世界が丸いから
It turns me on 僕の気分を盛り上げる
Because the world is round, 世界が丸いから
Ah
Because the wind is high, 風が激しいから
It blows my mind 僕の心を圧倒する
Because the wind is high, ah 風が激しいから
Ah
Love is old, love is new 愛は古く、愛は新しい
Love is all, love is you 愛がすべてで、愛は君
Because the sky is blue, 空が青いから
It makes me cry 僕を泣かせる
Because the sky is blue, ooh 空が青いから
Ah, ah, ah, ah ああ、
どうという歌詞ではありませんが、シンプルが故に解釈をどうするかは聞く人次第。僕が付けた和訳はあくまで僕の感覚です。 皆さんそれぞれ受け止め方が違うと思いますので、ぜひ独自に和訳してみてください。
僕はこの歌で、英文法でいう 「接続詞 because」の使い方に慣れ親しみました。 この歌の歌詞を覚えておけば、because の基本的な用法はバッチリです。
because という語は、 中学英語で Why(なぜ) の疑問文の答えの最初の言葉として学ぶので、生徒に意味を聞いたら真っ先に「なぜならば」と答える場合が多いのですが、実は、それではなくて、後ろに付く「~だから」という方が意味とその理由を表す役割なんですよね。
この歌については、僕はてっきり ジョン・レノン/John Lennon 一人が多重録音で三重唱にしたものだと思ったのですが、ジョンはメインのメロディを歌っていて、ポールが高音部、ジョージが低音部という本当の三重唱だったんですね。さらに、それぞれのパート、各自の声も3つの声を重ねたのだそうです!It blew my mind!
この動画は、ある歌手が各パートを別々に歌って作った動画です。それぞれ3つの歌唱を重ねています。
3つのパートを合成した完成品。
メロディについては、ジョンがヨーコと ベートーベンの 月光の楽譜を逆さにして弾いてみたメロディを元に作ったと言われてます。この動画がその部分かどうかは定かではありませんが…
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