あさひのブログ -98ページ目
ちょっと今年こそは中検受けようと思い正月早々買ったテキスト。

「基本チェック 中国語の文法」 著/永倉百合子
基本チェック中国語の文法/永倉 百合子

¥1,728
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超独学の私は文法はNHKラジオ講座を3か月聞いただけというとんでもない素人。でも今更基本のキなテキストは損した気分で手が出ない…そんな中でこれは初心者向けな発音の基本などはなく文法に徹しててしかも難しすぎなくて、なんといっても試験に出そうなヤマばっか集めてるあからさまに試験用のテキストで受験生におすすめですw

例えば二(er)と两(liang)の使い分け、又と再の違い、離合詞、了の置き場所など。
一項目ごとに例文、練習問題、解説、余談(コラム)とあって、コラムでは正確な文法とは少し離れた流行語や俗語などの話題も多くて楽しめます。
多分これすべての項目マスターすれば大学の教養レベルなら超余裕じゃないかな。(大学の授業受けたことないから想像だけど。)それくらい、いかにも先生が試験に出したがるだろうツボを押さえてます。

正月に買ってひと通り読み終えるのに二か月かかってるけど…。
学習時間が毎日仕事の昼休みの15分だけなので…。




長いものに巻かれろ


ちょっと、いや、かなり古いけどグォ・ヨウ(葛優)の主演作品を。

「活きる」(1994年 原題「活着」 監督/チャン・イーモウ 主演/グォ・ヨウ)
181分(※特別版。元々は122分の作品らしい)
活きる 特別版 [DVD]/コン・リー,グォ・ヨウ

¥5,076
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原題の「着」という字は「~し続ける」「その状態が続く」という意味。
チャン・イーモウ(張芸謀)は中国の大ヒットアクション映画「HERO」「LOVERS」の監督。私はああいう作風のはあまり好きではないので若干不安だったけど…。

――1940年代。徐福貴は資産家の息子だが賭博癖があり、ある日とうとう全財産を賭博ですってしまい屋敷は龍二に取られてしまう。龍二はかつては卑しい影絵師として生計を立てていたことがあり、金を借りに来た福貴に同情して彼に影絵芝居の道具一式を譲ってやる。
福貴は老いた母と妻を家に残し、影絵師として街を渡り歩いて稼いでいくことに。――

[ここからネタバレ------
ある時町で影絵芝居をしていると、軍隊(国民党?)がやってきて福貴たちの一座を無理矢理徴兵していく。福貴は一座の仲間・春生と共に同じ部隊で働かされる。そこでは老兵・全氏が同郷のよしみでよく面倒をみてくれた。彼は戦争に駆り出されて行った弟を探して入隊したらしい。
ある厳寒の夜、部隊は敵に包囲される。春生が凍死した負傷兵から防寒具を剥いで持ってきた。福貴は複雑な気持ちになるが全老人から生きることを考えろと言われ防寒具を纏う。翌朝目が覚めると辺りに人はいない。夜の間に部隊は撤退し、彼らは取り残されてしまったのだ。と、全老人が着ている防寒具を見て声を上げる。これは彼の弟がいる部隊のものだ!春生が昨夜行った負傷兵のキャンプには凍死した兵士の遺体が折り重なっている。全老人はその中から必死で弟の姿を探すが、その時銃声がして全老人は倒れる。福貴と春生は逃げるがすぐに共産党軍に取り囲まれてしまった。

共産党軍の捕虜となった二人だが、影絵師だとわかると兵士達の余興として影絵を上演するよう命じられた。やがて家へと帰ることが許され、車が好きな春生はそのまま共産党軍の運転手となり、福貴は影絵道具を持って家へ戻る。すでに母は亡くなり、妻の家珍はお湯配りの仕事で細々と暮らしていた。娘の鳳霞と息子の有慶もたくましく成長していたが、鳳霞は高熱の病にかかったことが原因で声が出なくなっていた。
世間は人民解放軍(共産党。革命派)優勢で、革命に賛同しない者は皆から糾弾され人々の不満と憎悪の対象となった。かつて福貴から屋敷を奪っていったあの龍二は、立派な屋敷を持っているということで地主だと思われ(※革命派はとにかく旧体制のもの、既得権益を悪とみなしている)反改革派として捕えられ、福貴の目の前を連行されそして処刑された。もしあの時屋敷を取られてなかったら処刑されていたのは自分だった…福貴は己の身に災いが降りかからないことをただ祈るだけだった。

1950年代。共産党政権下で人々は一律に食事にありつけ定められた労務をこなす日々。福貴の町は武器を作るための鉄を集め溶かし鉄鋼を作っていた。福貴は製鉄所で働く人々のために影絵を上演して心を和ませていた。
口のきけない鳳霞は近所の子供達からいじめられるが、それを見た弟の有慶がいじめた子供に仕返しをする。子供の親が怒って反革命派(非国民みたいな意味合い)だと騒ぎたてたため福貴は皆の前で有慶を叩いて叱りつける。
学校でも製鉄をすることになり、区長も視察にやってくると言う。家珍は疲れて眠りこけている有慶がかわいそうで学校を休ませようとするが、福貴は一人目立つ行動をして反革命派と言われることを恐れ、有慶を起こして学校へ連れて行く。だがその夜、学校の先生と子供たちが慌てて福貴のいる製鉄所へやってきた。区長の運転する車が誤って壁に激突し、有慶が崩れた壁の下敷きになって死亡したというのだ!悲嘆にくれる福貴と家珍の元に、区長が謝罪にやってきた。それは、福貴と共に戦場を命からがら抜け出したあの春生だった…。春生は少しでも償いをしたいと金を差し出すが家珍は激しく拒絶し追い返す。

1960年代。毛沢東思想が絶対化した世の中。少しでも政権に反する言動があれば補導されるため、町長が福貴の影絵道具は廃棄した方がいいと勧める。影絵の登場人物は旧体制を象徴していると誤解される恐れがあるからだ。福貴は長年自分を助けてくれた影絵道具が燃やされていくのを複雑な気持ちで見つめる。
町長が娘の鳳霞のために縁談を持ってきてくれた。相手は工場長を務める二喜という男で、足が多少不自由ではあるが良い人柄で生活も保障できるという。さっそくお見合いをするが鳳霞はひと目見てすぐひっこんでしまい、二喜もすぐに帰ってしまった。だが家珍がこっそり娘の様子を窺うと、彼女は鏡で自分の容姿を気にしたりしていて喜んでいる様子。
後日買い物をしていた福貴と家珍の元に近所の人がやってきて、政府の人間がお宅の家を壊そうと集まってると言う。急いで家に戻るとそこには二喜が。彼は工場の人間を連れてやってきていて、ぼろぼろになってる福貴の家の修繕に来てくれてたのだ。傍らには嬉しそうに彼の仕事を手伝っている鳳霞の姿が。
縁談は無事まとまり鳳霞は二喜の元へ嫁いでいった。

ある日福貴は春生が陥れられ反共産主義者とされたと聞く。町長から彼とは距離を置いた方がいいと言われ福貴はうなづく。だがその夜、春生がこっそり福貴の家へやってきた。そして福貴に息子さんの件の償いだと言って通帳を渡す。そしてこれでもう心残りはないと別れを告げ去っていこうとする。春生は反逆者だと人々から批難され、妻は自殺し、生きる希望を失っていたのだ。福貴は通帳を春生の手に押し戻し、これは貸しておくから必ず返しに来い、どんなに苦しくても生き続けて、必ずまた会いにきてくれと言って送り出す。

鳳霞が妊娠。福貴たちは喜び生まれて来る子供を楽しみにする。
やがて鳳霞が産気づいたと聞いて福貴と家珍は病院へ行く支度をする。長年親しくしてきた町長も喜んでくれるが、実は彼もまた反共産主義者との言いがかりをつけられ、これから党本部へ釈明に行くところだった。今は突然何が起こるかわからない世の中だと改めて感じる福貴。
病院へ行くと働いているのは医者ではなく若い女学生ばかりだ。ここにいた王医師は反逆者だとされ逮捕されたのだという。不安を感じた福貴は二喜に相談、二喜は王医師を連行と称して病院へ連れてくることに成功。三日三晩飲まず食わずにされていた王医師はふらふらだ。福貴は町でマントウ(いわゆる肉まん)を買ってきて王医師に差し出す。マントウをがっつくその姿を見た家珍は生まれて来た子供はマントウと名付けようかと冗談を言う。人間らしくない名前をつければ閻魔様の帳面に名が載らずお迎えがこないという昔話があるからだ。
産声が上がって、鳳霞が無事男児を出産したことがわかる。
王医師は一気に7個もマントウを食べて喉を詰まらせてしまった。お湯を飲ませると少し落ち着いたようだ。だがその時悲鳴が上がる。鳳霞の出血が止まらないのだ。女学生たちはどう処置したらよいのか解らずパニックになっている。急いで王医師を連れてこようとするが、大量のマントウを食べた上にお湯を飲んで胃がぱんぱんになっている王医師は苦しさの余り身動きすらとれない。みるみるうちに鳳霞の顔から血の気が引いていく・・・。

幾年かが過ぎ、福貴、家珍、二喜とマントウと呼ばれている彼の息子は鳳霞の墓参りへ。マントウは途中で買ってもらったひよこに夢中だ。墓参りを終えて福貴の家に戻って来たマントウはひよこの家が欲しいと言う。福貴は思いついてベッドの下から大きな箱を取り出した。それはかつて影絵道具を入れていた箱だった。(終)

-------ここまで]

おおー素晴らしい!これは凄く良い映画だった!「HERO」と同じ監督とは思えない!!
良いというかこれは好みに左右されるけど。好きだー。とっても地味な人間ドラマだけど。
これ話が細かい所もよく出来ててしかもその伏線にあざとさがなくて自然なところが凄い。ちょっとした小道具や背景(装置)に実は意味があったりですごく芸が細かいけどそこは全く前面に押し出さずサラッと映し出してる演出がまた小憎いw

中国近代の歴史はまったくわからないので逆に先入観なく見れたのかも。明日を生きていくために必死な庶民にとって政治や戦争はわけもわからなくバックを急速に流れ去っていく背景のよう。ただ家族といった身近な小さなものを守って生きていたいと思う主人公たちを、運命はきまぐれに容赦なく弄ぶ。決して特別ではない、この時代の一般的なひとつの家族にスポットを当てた物語。人生には良い事もあれば悪い事もある、この先どうなるかなんて誰にも解らない。未来は不安だらけでも、ちょっとした幸せを見つけてそれを大切にして、ただ今を生きていくことのみ。そういう意味のタイトルかな。
この特別版は60分も増量されてるというわけだけど、逆にこれのどこをどう削ったのか気になるところ。削れる場所ないし。いちエピソードごっそりやらない限り60分も削れないんじゃあ??

キャストとして特に際立った人はいなかったけど、これ登場人物が実はすごく少ないのと、その少ない人たちがみんな手堅い芝居をしてたので誰かが抜きん出て印象に残るってことがないだけで、みんな素晴らしかった。なんといっても物語や演出が素晴らしいしそれを殺すことのない手堅さが良かったのだと思う。


TSUTAYA DISCAS
2枚ずつしか借りられない。そしてひと月に4枚借りねば損…。
12勝8敗3引分け。


活きる/余 華

¥1,620
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原作の小説。




長いものに巻かれろ

「大明按察使(全30話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
(#10からの続きです。)
[第二十九集]
刑部尚書の前で周新の罪が問われる。周新は事件については余人傑が証人してくれるはずだと言うが錦衣衛に抱えられて連れてこられた余人傑は顔色が冴えない。そして彼は、事件で毒を入れたのは周新の小姓の小榔頭だと告げた!周新も呉知府も耳を疑う。
そして周新は祝富貴毒殺の罪で投獄される。

段無極は早速周新を拷問し弟を殺害した一味の事を吐けと迫るが、周新は厳しい刑にも声を上げることはない。苛立った段無極はさらに酷い刑にかけようとするがそこへ突然紀綱がやってきて彼をひっぱたいた。無極は目が点になる。

思琪は小榔頭や雪雁らと周新を救出する策を練り始める。雪雁が小榔頭は事件の実行犯として指名手配されているので、自分が小榔頭を捕まえたふりをして刑獄へ赴き隙をみて周新を救出しようと言い出す。

紀綱は周新を助け出し、今回の事件は自分の力で罪を軽くするよう計らってやると持ち掛ける。暗に自分に服従すれば助けてやるということだ。だが周新は、明の法律を順守するのが己の正義であり信念であり、信念に背いて生きていくことはできないと突っぱねる。紀綱は周夫人がわざわざ都からやってきて自分に跪いて夫の救出を頼んできたのにと恩着せがましく言うが、周新は紀綱に屈するなら死んだ方がマシだと言って自ら牢獄へ戻る。
周新をさらに痛めつけてやると意気込む段無極を紀綱はまた叱りつける。周新は陛下のお気に入りだ、その彼を死なせたりでもしたら大変なことになる。錦衣衛長官として自分の監督責任も問われる。紀綱はさっさと周新を都へ押送することに。それを聞いて無極は焦り出す。

雪雁と思琪は小榔頭を捕まえたふりをして刑獄へ。周新を見つけると見張りを倒して彼を助け出す。小榔頭が周新の上着を着てうずくまり彼になりすまして時間を稼ぐ。
誰かがやって来る気配がして小榔頭は布団を被り寝ているふりをするが、やってきたのは段無極の手下。彼らは牢屋に毒ガスを吹き込んだ…。小榔頭は人の気配がなくなるまでじっと耐えていたが、やがて足音が去ると安堵し、主人が無事逃れる事を祈り、そして力尽きた…。(ええーーーっ!??これは苦情電話殺到!!!)

その日の真夜中に、突然皇帝が梁御史を伴って杭城にやってきた。紀綱は急ぎ拝謁の準備をする。刑部尚書は接待にご機嫌でべろんべろんに酔っている。陛下がやってきたと聞いて段無極は、周新を助けに来たのだろうが一歩遅かったなと吐く。紀綱は無極がついに周新を殺してしまったと知るが、もうどうしようもない。

[第三十集(最終回)]
皇帝の前に紀綱と刑部尚書が参上する。紀綱は事件については刑部尚書が審理したと丸投げ。刑部尚書は酒臭さをふりまきながら周新が祝富貴を毒殺したと報告する。皇帝は周新が祝富貴を殺す動機がわからないと言うが、紀綱は動機はともかく周新が殺したのは事実で陛下に裁決してもらいたいと答える。梁御史は周新の話も聞いてみるべきだと提言。周新は今どこにいるのかと聞かれ、紀綱は苦しまぎれに部下の段無極が勝手に刑獄へ入れてしまったと答える。皇帝も梁御史も、三品の官僚を刑獄へ入れるとは恐れ知らずだと憤慨。そこへ刑獄の囚人が死んでいるとの報せが。まさか周新が死んだのかと驚くが、死んでいたのは周新の小姓だという。梁御史は紀綱が周新の暗殺を謀ったのかと突きつける。紀綱は何も知らないと言ってすぐに現場を見てくると行って退室する。

紀綱は部屋を出た所で周新とばったり対面。周新は今まさに陛下に会いに行くところだ…紀綱は必死になって、自分たちは親族だろうと語り掛けるが、周新はその手を振り払う…。

周新は陛下の前で、自分の無実と事件の真相は呉知府と余推官が証言してくれると言う。すぐに二人が召喚される。
余人傑は陛下の前で、嘘の証言をしたと懺悔する。そして段無極から周新を陥れるようにと、従わなければ余家一族を根絶やしにすると脅されていたと告白する。呉知府も真相を知っていたが何もしなかったと懺悔する。そして周新が祝富貴は段無極が差し向けた暗殺者によって毒殺されたことを告げる。紀綱は物証も記録もないと反論。だが周新は、事前に思琪に託し夫人に届けさせた手紙を持ってこさせる。そこには事件の詳細が記録してあったのだ。さらに雪雁が出頭し、段無極の指示で自分が毒を入れたと自供する。周新は杭州の数々の事件は段無極によるもので、さらに寺院を襲って宝物を集め私腹を肥やしていたを告発。その証拠として外の錦衣衛の馬車を調べさせると、値もつけられないほど高価な宝が次々と出て来た。
事件の黒幕は段無極で、周新は無実だった。紀綱は上司として責任を持って無極を逮捕する…その結論で皇帝は納得し先に休む。紀綱に何のお咎めもなく納得できない周新だが梁御史が彼を止める。今はこれで場を収めておくべきだと。

後日、周新に聖旨が下りる。浙江按察使から都の都察院副督御史に任ずると。紀綱はこれからも親族として仲良く、陛下を支える重臣として協力してやっていこうと言いよるがもちろん周新は彼の甘言を聞き流す。紀綱はすでに段無極の居場所を掴んでいると言い周新をある亭へ誘う。そこには死装束を着せられた段無極が横たわっており、そして彼はすでに死んでいた…紀綱に消されたのだ。これが自分のやり方、自分の力だと紀綱は嘲笑し去っていく。

都へ帰る日、周新は小榔頭の墓に参る。彼をここへ一人残していくことになるが、必ず毎年会いに来ると約束する。
思琪は都へは行かず杭州に残ることにした。雪雁は錦衣衛を辞して思琪らと共に侠客として生きていくことに。(あれ?実行犯として罪に問われないの?)
そして周新は都へ向かう馬車に乗る。(終)

* * * * *

えっこれで終わり?!
第26回で男が右利きだったの確認したのは何故?結局五行殺人は段無極が一人で、自ら殺ったの?動機が苦しくね?金土水火まではそこの店の商品が凶器だったのに土は店も凶器も関係なくなってるよね?
そしてまさかの思琪と余人傑くっつく気配ナシ!?(((゜д゜;)))

まー今回は兎に角、無邪気な子供を殺してしまう鬼のような展開にびびりまくり。トンカチ君はどっから見ても安全パイだったのにまさかの凶行!この脚本家非道すぎる!


総括。
ミステリだと思って見ると大怪我する作品…orz。
このドラマ、人物の思考回路が時々とんでもなく飛躍して、なぜそこからそう考える?ってツッコミ入れたくなる場面が多々ある。動機が無茶だったり行動が矛盾してたり。これはミステリではなく何だろうかというと、伝記もの?(周新は明代に実在した人物らしい。)なんとか良い風に表現するならば、明代の民俗文化をよく描き出した時代劇。この時代、人がいかに利己的であったかというのはよくわかった。日本人の感覚からすると結構新鮮というか皆悪人に見えるっていうか…w

配役も、ヒロインの思琪、浮いてるわー。この子はもっと青春物語とか純愛もの、等身大の役を演るべき。時代劇ムリ。合ってない。
一方で小榔頭を演じるチャイ・シャオクァン(翟小光)、この子はえらいしっくりきてた。最初は本当に10歳くらいの子かと思ってものすごい芝居巧いなぁってびびったけど、よくよく見ると手は大きいし背丈もあるし、童顔なだけで中学~高校生くらいの子だね。言ってみればえなりかずき君みたいな俳優さん。
周新を演じるヤオ・ルー(姚櫓)さんは、ごめん、これはなんか違う。なぜこの人にこんな単純な正義キャラを演らせる??話がわかりにくくなるだけじゃん。

とりあえずこの監督はホラーを撮った方が良いよ!!(´Д`;)


→インデックス
「大明按察使(全30話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

* * * * *
[第二十六集]
小榔頭は門の外で飢えのため倒れそうになっている少女を助け、内緒で按察使司に入れてやる。少女は雪雁と言い、人攫いから逃げ出してきたところでどこにも行くあてがなく、炊事も洗濯もできるのでここに置いてほしいと言う。小榔頭は主人には内緒で炊事場に彼女を置いてやる。

ある日突然都からの使いがやってくる。周新の働きぶりに陛下が報奨を給うというのだ。車二台の財宝を持ってやってきたのは刑部右侍郎の祝富貴。なぜこのタイミングで報奨が…?さらに祝富貴の護衛として段無極が同行していた。
祝富貴は最近杭州を騒がせている清河坊の連続殺人事件についてどうなっているのか興味があると言う。そこで周新は一行を連れて牢へ。捕えている男の鷹の刺青を見せ事件が錦衣衛によるものだと示そうとするが、男は何者かに殺されていた。彼の姿を見て段無極がおおげさに嘆いてみせる。彼は強くて信頼できる大切な部下の一人、なぜこんな所に捕えられ殺されなければならないのだと。それを見て祝富貴は周新が錦衣衛に罪を擦り付けて事件を解決したように見せかけようとしていたと考える。

余人傑は前の晩に牢の見張り番が何者かに薬をかがされて倒れ、その隙に囚人が殺された事を調べ上げていたが、錦衣衛のスパイが多くなかなか按察使司に行けない。夜を待って思琪を呼び出し、呉知府が祝富貴に今までの経緯をよくよく話してとりなしてくれると伝える。

[第二十七集]
呉知府の提案で周新と祝富貴は按察使司で食事をする。阿瑶が調子よく祝富貴をおだてるので彼も機嫌を良くする。

厨房から食事を運ぼうとする小榔頭を雪雁がつかまえて、自分が運びたいと言い出す。小榔頭が尊敬するというご主人様をひと目見てみたいと言うのだ。失礼があっては自分が怒られると小榔頭は断るが雪雁がどうしてもと言うのでひと品の菓子を運ばせた。

呉知府は周新の言ってることが真実で、段無極が周新を陥れようとしていることを説明。事件の各種証拠を知って祝富貴もすぐに都へ戻って陛下に事の真相を伝えようと約束してくれた。
が、その直後、祝富貴は突然苦しみだし、口から血を流して倒れた!
祝富貴は明らかに毒殺だ。だが卓上の食事や酒は誰がどれに手を付けたかなどわからない。祝富貴の取り皿に残っている食べかけの菓子の一部を酒に溶いて銀のかんざしを浸けてみると黒く変色した。この菓子に毒が入っていたのだ。しかしこの菓子なら阿瑶も食べている。祝富貴の食べたものだけに入っていたのか?
余人傑が、そういえば食事を運んできたのは見た事のない少女だったと言う。ここの厨房で働くのは男ばかりで女はいないはず。周新はすぐさま小榔頭を呼びつける。彼が雪雁という名の少女を匿っており、そして彼女はいつの間にか姿を消していたことがわかる。呉知府が、そういえばあの少女は菓子を運んできて自ら祝富貴の取り皿に菓子を取り分けたと証言する。

こっそり按察使司から抜け出す黒装束の小柄な人物を見た思琪はあとをつける。その人物…もちろん雪雁だ…は河岸の舟上で一人の男と会い何か話している。男が振り返るとそれはやはり、段無極であった。
雪雁は、周新を嵌めるためだけに祝富貴を殺したのはやり過ぎではないかと、そして周新は民衆のために尽くしている良い人のように見えると言う。段無極は自分に必要なのはただ命令に従う忠実な部下だけだと彼女を河に突き落とした。

雪雁が誰の手先なのか…こんな事をするのは間違いなく段無極であろう。しかしまさか都の三品の官僚を手にかけるとは…呉知府と阿瑶は恐れおののく。しかし事態はもう後に引けない。周新は呉知府と阿瑶、余人傑を先に帰らせる。だが彼らが按察使司の裏門から出ようとすると、既に錦衣衛が包囲しておりその真ん中には段無極の姿が。

思琪は雪雁を救出。彼女の背中には鳩の刺青が。錦衣衛の証だ。思琪は錦衣衛の見張りの目を盗んで按察使司へ戻る。彼女の話を聞いて周新はこれが段無極の、そして彼を操る紀綱の仕業であることを確信する。周新は一通の手紙を思琪に託す。これをすぐに都へ届けてほしいと。
思琪は小榔頭と共に按察使司を抜け出し、小榔頭に雪雁の看病をまかせ自分は都へと急ぐ。雪雁は目覚めたが自分のしたことを後悔し小榔頭や周新に合わせる顔がないと嘆く。小榔頭はあくどい段無極に道具として使われただけだと彼女を慰めるのだった。

[第二十八集]
段無極から報せを受けた紀綱はすぐに陛下に拝謁し祝富貴が毒殺されその容疑者が周新であると伝える。皇帝は紀綱に言われるがまま、刑部尚書と紀綱に即刻杭州へ行き真相を調べる旨の聖旨を出す。
一方、都についた思琪は周夫人に会って事の次第を梁御史に伝えてもらう。紀綱の命令で宮殿へは誰も入れなくなっていたが梁御史は宮殿の前で病で倒れるふりをして中へ担ぎ込まれた。愛臣が倒れたと聞き心配してすぐに見舞いにかけつけた陛下に梁御史は跪く…。

呉知府が真っ青な顔をして周新の元へやってくる。段無極に阿瑶を人質にとられ、すぐに周新を連れてくるようにと命じられたのだ。
周新が連れてこられたのは刑獄。待っていた段無極はその一室に周新を招き、何枚かの人相書き(似顔絵)を見せる。彼はこの一年独自に調査した結果、弟が殺された日の夜に同じ宿に泊まっていた者の中に周新がいた事を突き止めていた(ってそれは余人傑をつつけばすぐ分かるような…?)。人相書きの人物の事を話せば助けてやろうという段無極に周新はその"取引"はフェアではないと言う。無極が真実を話すなら自分も話すという条件を提示、無極は承諾する。周新は洪天佑の殺害や清河坊の連続殺人、牢獄の犯人を殺したのも、按察使司に手先を忍ばせ祝富貴を毒殺したのも、全てお前の指図だったのかと問い、無極は平然とした顔でそうだと答えた。周新は段無量は殺されても仕方ないほどの暴挙を尽くしてきたのであって彼を殺した侠客の事は実際何も知らないと答える。もちろん無極はその答えに満足するはずもない、拷問してでも吐かせると脅す。だが周新は、彼に呼び出された時点でもう生きて帰れまいと覚悟を決めていた。

紀綱と刑部尚書が杭州に到着。段無極はすでに捜査は終わっていると刑部尚書に報告書を渡し、あとはゆっくりしていってくれと部下に接待させる。




[A] 周新
浙江の按察使。"鉄面御史"の異名を持つ敏腕監察官。
[B] 小榔頭
周新に仕える小姓。孤児だったところを周新に拾われ育てられた。
[C] 思琪
周新に仕える武芸に長けた少女。実は段無量殺害犯の一人。
[D] 雪雁
腹を空かして彷徨っていた少女。[犯人度★★★☆☆ なにかしら面倒な事件引き起こしそう。]
[E] 祝富貴
刑部右侍郎。
[F] 段無極
杭州の錦衣衛千戸。武力にものを言わせ庶民から搾り取る悪代官。弟の無量を殺した犯人を捜している。
[G] 余人傑
杭城の衙門の推官。正義と真実を守る心を貫く若き裁判官。
[H] 呉知府
杭州の知府。根は良い人なのだが武力に逆らえず段無極の振る舞いを黙認するしかない。
[I] 阿瑶
呉知府の愛人。美人で愛嬌がある。
[J] 紀綱
錦衣衛指揮使。各地の錦衣衛に集めさせた賄賂で肥える悪代官。周新とは嫁繋がりの親族。
[K] 皇帝
皇帝。
[L] 刑部尚書
刑部尚書(警視庁総監)。祝富貴の上司。[犯人度★☆☆☆☆ 名無しな時点で既に死亡フラグか。]
[M] 周夫人
周新の妻。梁御史の娘。
[N] 梁御史
都察院都御史。皇帝の信頼篤い賢臣。周新と紀綱は娘婿。

* * * * *

次回いよいよクライマックス。


→インデックス
「大明按察使(全30話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第二十四集]
杭州の清河坊で殺人事件が起こったが、それが段無極の手によるものと恐れた呉知府は病と称して引きこもってしまった。はじめ余人傑が捜査に来たがすぐに呉知府の指示で捜査は中断されたらしい。周新は憤りながら現場へ。
被害者は食器屋の女店主で店の茶瓶(金属製のポット)で殴打されており、茶瓶は頭蓋骨に陥没してとれないほどだ。さらにその向かいの秤屋でも人が死んでいると騒ぎに。そこには天秤棒で口から後頭部を貫通された女性が。あまりの凄惨さに思わず吐き気を催す。(…ごめん、視聴者的には爆笑だった。)

[第二十五集]
余人傑は二つの事件は共に物を盗られておらず乱暴された痕跡もなく、凶器として店の商品が使われていることに注目していた。さらに周新は二人の被害者のどちらにも手首に若草色の紐が巻かれていたことを指摘する。特定の色の布を身に着けるのは江湖(※世間。ここでは任侠の世界を指す)では所属する派閥を示している事もあるが…。江湖の事を知っていそうな思琪は朝から姿が見えない。

翌朝、三人目の被害者が出たとの報せ。金魚屋の幼い娘が縛られ水がめ(金魚鉢?)に沈められていた。さらに娘の足には若草色の紐が巻かれていた。
周新は凶器に着目する。一件目は金属製のポット。二件目は木製の天秤棒、三件目は水がめの水…もしや犯人は金、木、水、火、土の五行(※昔の中国では万物はこの五大元素から成り立ってると考えられていた)に沿って凶行を行っている?だとすれば事件はまだ終わっていない。周新は火事に備えて各家に消火のための水を貯えさせ、夜回りを行うよう余人傑に指示する。

連続殺人事件の話を聞いた思琪は、自分の長兄が殺された事件とよく似てると周新に告げる。自分の店の商品(長い柄のついた木製の棒?)で喉を突かれ、やはり若草色の紐が巻かれていた…。
久しぶりに思琪に会えた余人傑はちょっと嬉しい。そして事件については按察使司あるいは衙門に対して恨みを持つ者が事件を起こして挑発しているのかもしれないと話す。暗に黒幕は段無極ではないかという事だ。思琪が、そういえば段無量は清河坊の人々から搾取し民衆の恨みを買っていて、だからこそ自分たちに奴を殺してくれと依頼があったのだとこぼしてしまう。だが余人傑は今後滅多な冗談を口にするものじゃないと軽くたしなめるのみだった。彼は既に思琪が段無量を殺害した犯人であることを知っていたようだ。

翌朝、やはり四件目の事件が起きてしまった。現場は公衆浴場。男が頭部に鍼灸をした状態で死亡していた。よく見ると頭部以外に腹にも鍼が刺さっている。このツボは気の流れで最も重要な場所。活力を与えると同時に、やり過ぎると死にも到ることがある。すぐに鍼灸師が呼ばれたが、彼は何者かに殴られて意識もうろうとしていた。おそらく彼が鍼灸を施している最中に犯人が彼を殴打して気絶させ、死のツボに鍼を打ったのだろう。ふと被害者の腕を持ち上げてみると、その下には若草色の紐があった…金木水火の火は燃え盛る炎の火ではなく、灸の熱の事だったのか。
すると残りは土。もうすぐ清河坊で神事が行われる。土で作ったご神体をかついで街を練り歩くのだ。

[第二十六集]
清河坊で神事が始まった。御輿が高い塀に挟まれた細長い通称竹竿通りにさしかかった時、突然塀にひびが入り崩壊。だが事前に塀に故意に傷がつけられているのを発見していた周新がすぐに皆を避難させたため怪我人はいなかった。そして塀の中を張っていた思琪が怪しい黒装束の仮面の男を捕える。
男を尋問するが、彼は黙秘を貫く。自害を図ろうと手首を噛んだため取り押さえられるが、その時背中に鷹の刺青が見えた。これは錦衣衛の印…この男はやはり錦衣衛、段無極の手下だ!

連日寝食を忘れ捜査に没頭する周新を心配して小榔頭が夜食を持ってくるが、周新はふと思いつき、思琪にこの夜食を捕えた男に与えるよう命じる。差し出された夜食を男は訝しみながらも右手で箸を取って食べた。その報告を聞いて周新はある確信を掴む。



[A] 周新
浙江の按察使。"鉄面御史"の異名を持つ敏腕監察官。
[B] 小榔頭
周新に仕える小姓。
[C] 思琪
周新に仕える武芸に長けた少女。勤務中は男装している。実は段無量殺害犯の一人。
[D] 余人傑
杭城の衙門の推官。正義と真実を守る心を貫く若き裁判官。思琪に想いを寄せている。
[E] 呉知府
杭州の知府。根は良い人なのだが武力に逆らえず段無極の振る舞いを黙認するしかない。
[F] 段無極
杭州の錦衣衛千戸。武力にものを言わせ庶民から搾り取る悪代官。

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うわぁこれは結構コケた。いわゆる子守唄殺人の類だけどネタが強引すぎる。下手なマンガより酷い。

段無極を演じるアイ・ドン(艾東)まじイケメンー。韓流ドラマで主役張ってそうな、時代劇でヒロインと恋に落ちる王太子役が似合いそうなw 非道い役やってても全然非道くみえないという。これ段無極と余人傑は配役逆にすべきだったよ、余人傑役のガオ・シン(高鑫)は二面性ある役の方が似合いそうだし。


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