「大明按察使(全30話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
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(#10からの続きです。)
[第二十九集]
刑部尚書の前で周新の罪が問われる。周新は事件については余人傑が証人してくれるはずだと言うが錦衣衛に抱えられて連れてこられた余人傑は顔色が冴えない。そして彼は、事件で毒を入れたのは周新の小姓の小榔頭だと告げた!周新も呉知府も耳を疑う。
そして周新は祝富貴毒殺の罪で投獄される。
段無極は早速周新を拷問し弟を殺害した一味の事を吐けと迫るが、周新は厳しい刑にも声を上げることはない。苛立った段無極はさらに酷い刑にかけようとするがそこへ突然紀綱がやってきて彼をひっぱたいた。無極は目が点になる。
思琪は小榔頭や雪雁らと周新を救出する策を練り始める。雪雁が小榔頭は事件の実行犯として指名手配されているので、自分が小榔頭を捕まえたふりをして刑獄へ赴き隙をみて周新を救出しようと言い出す。
紀綱は周新を助け出し、今回の事件は自分の力で罪を軽くするよう計らってやると持ち掛ける。暗に自分に服従すれば助けてやるということだ。だが周新は、明の法律を順守するのが己の正義であり信念であり、信念に背いて生きていくことはできないと突っぱねる。紀綱は周夫人がわざわざ都からやってきて自分に跪いて夫の救出を頼んできたのにと恩着せがましく言うが、周新は紀綱に屈するなら死んだ方がマシだと言って自ら牢獄へ戻る。
周新をさらに痛めつけてやると意気込む段無極を紀綱はまた叱りつける。周新は陛下のお気に入りだ、その彼を死なせたりでもしたら大変なことになる。錦衣衛長官として自分の監督責任も問われる。紀綱はさっさと周新を都へ押送することに。それを聞いて無極は焦り出す。
雪雁と思琪は小榔頭を捕まえたふりをして刑獄へ。周新を見つけると見張りを倒して彼を助け出す。小榔頭が周新の上着を着てうずくまり彼になりすまして時間を稼ぐ。
誰かがやって来る気配がして小榔頭は布団を被り寝ているふりをするが、やってきたのは段無極の手下。彼らは牢屋に毒ガスを吹き込んだ…。小榔頭は人の気配がなくなるまでじっと耐えていたが、やがて足音が去ると安堵し、主人が無事逃れる事を祈り、そして力尽きた…。(ええーーーっ!??これは苦情電話殺到!!!)
その日の真夜中に、突然皇帝が梁御史を伴って杭城にやってきた。紀綱は急ぎ拝謁の準備をする。刑部尚書は接待にご機嫌でべろんべろんに酔っている。陛下がやってきたと聞いて段無極は、周新を助けに来たのだろうが一歩遅かったなと吐く。紀綱は無極がついに周新を殺してしまったと知るが、もうどうしようもない。
[第三十集(最終回)]
皇帝の前に紀綱と刑部尚書が参上する。紀綱は事件については刑部尚書が審理したと丸投げ。刑部尚書は酒臭さをふりまきながら周新が祝富貴を毒殺したと報告する。皇帝は周新が祝富貴を殺す動機がわからないと言うが、紀綱は動機はともかく周新が殺したのは事実で陛下に裁決してもらいたいと答える。梁御史は周新の話も聞いてみるべきだと提言。周新は今どこにいるのかと聞かれ、紀綱は苦しまぎれに部下の段無極が勝手に刑獄へ入れてしまったと答える。皇帝も梁御史も、三品の官僚を刑獄へ入れるとは恐れ知らずだと憤慨。そこへ刑獄の囚人が死んでいるとの報せが。まさか周新が死んだのかと驚くが、死んでいたのは周新の小姓だという。梁御史は紀綱が周新の暗殺を謀ったのかと突きつける。紀綱は何も知らないと言ってすぐに現場を見てくると行って退室する。
紀綱は部屋を出た所で周新とばったり対面。周新は今まさに陛下に会いに行くところだ…紀綱は必死になって、自分たちは親族だろうと語り掛けるが、周新はその手を振り払う…。
周新は陛下の前で、自分の無実と事件の真相は呉知府と余推官が証言してくれると言う。すぐに二人が召喚される。
余人傑は陛下の前で、嘘の証言をしたと懺悔する。そして段無極から周新を陥れるようにと、従わなければ余家一族を根絶やしにすると脅されていたと告白する。呉知府も真相を知っていたが何もしなかったと懺悔する。そして周新が祝富貴は段無極が差し向けた暗殺者によって毒殺されたことを告げる。紀綱は物証も記録もないと反論。だが周新は、事前に思琪に託し夫人に届けさせた手紙を持ってこさせる。そこには事件の詳細が記録してあったのだ。さらに雪雁が出頭し、段無極の指示で自分が毒を入れたと自供する。周新は杭州の数々の事件は段無極によるもので、さらに寺院を襲って宝物を集め私腹を肥やしていたを告発。その証拠として外の錦衣衛の馬車を調べさせると、値もつけられないほど高価な宝が次々と出て来た。
事件の黒幕は段無極で、周新は無実だった。紀綱は上司として責任を持って無極を逮捕する…その結論で皇帝は納得し先に休む。紀綱に何のお咎めもなく納得できない周新だが梁御史が彼を止める。今はこれで場を収めておくべきだと。
後日、周新に聖旨が下りる。浙江按察使から都の都察院副督御史に任ずると。紀綱はこれからも親族として仲良く、陛下を支える重臣として協力してやっていこうと言いよるがもちろん周新は彼の甘言を聞き流す。紀綱はすでに段無極の居場所を掴んでいると言い周新をある亭へ誘う。そこには死装束を着せられた段無極が横たわっており、そして彼はすでに死んでいた…紀綱に消されたのだ。これが自分のやり方、自分の力だと紀綱は嘲笑し去っていく。
都へ帰る日、周新は小榔頭の墓に参る。彼をここへ一人残していくことになるが、必ず毎年会いに来ると約束する。
思琪は都へは行かず杭州に残ることにした。雪雁は錦衣衛を辞して思琪らと共に侠客として生きていくことに。(あれ?実行犯として罪に問われないの?)
そして周新は都へ向かう馬車に乗る。(終)
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えっこれで終わり?!
第26回で男が右利きだったの確認したのは何故?結局五行殺人は段無極が一人で、自ら殺ったの?動機が苦しくね?金土水火まではそこの店の商品が凶器だったのに土は店も凶器も関係なくなってるよね?
そしてまさかの思琪と余人傑くっつく気配ナシ!?(((゜д゜;)))
まー今回は兎に角、無邪気な子供を殺してしまう鬼のような展開にびびりまくり。トンカチ君はどっから見ても安全パイだったのにまさかの凶行!この脚本家非道すぎる!
総括。
ミステリだと思って見ると大怪我する作品…orz。
このドラマ、人物の思考回路が時々とんでもなく飛躍して、なぜそこからそう考える?ってツッコミ入れたくなる場面が多々ある。動機が無茶だったり行動が矛盾してたり。これはミステリではなく何だろうかというと、伝記もの?(周新は明代に実在した人物らしい。)なんとか良い風に表現するならば、明代の民俗文化をよく描き出した時代劇。この時代、人がいかに利己的であったかというのはよくわかった。日本人の感覚からすると結構新鮮というか皆悪人に見えるっていうか…w
配役も、ヒロインの思琪、浮いてるわー。この子はもっと青春物語とか純愛もの、等身大の役を演るべき。時代劇ムリ。合ってない。
一方で小榔頭を演じるチャイ・シャオクァン(翟小光)、この子はえらいしっくりきてた。最初は本当に10歳くらいの子かと思ってものすごい芝居巧いなぁってびびったけど、よくよく見ると手は大きいし背丈もあるし、童顔なだけで中学~高校生くらいの子だね。言ってみればえなりかずき君みたいな俳優さん。
周新を演じるヤオ・ルー(姚櫓)さんは、ごめん、これはなんか違う。なぜこの人にこんな単純な正義キャラを演らせる??話がわかりにくくなるだけじゃん。
とりあえずこの監督はホラーを撮った方が良いよ!!(´Д`;)
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