あさひのブログ -72ページ目
チャン・ハンユー(張涵予)主演のわりと新しい作品。

「タイガー・マウンテン-雪原の死闘-」(2014年 原題「智取威虎山」 監督/ツイ・ハーク 主演/チャン・ハンユー」
142分
タイガー・マウンテン 雪原の死闘 [DVD]/チャン・ハンユー,レオン・カーフェイ,ケニー・リン

¥5,122
Amazon.co.jp

原作の「林海雪原」は京劇の演目にもなっているような有名な物語らしい。

――日本が降伏した翌年の1946年。中国東北部は日本軍に代わって匪賊らが塞を占拠し地元の住民を脅かしていた。匪賊を討つため共産党軍は第203部隊を派遣。"ハゲワシ"と呼ばれる匪賊の一大勢力にたった30余名で挑むことになるが・・・――

いやあ、ひどかった。つまらんにも程がある。20分くらいで既にダメだと感じたけどまだ主役(?)のはずのチャン・ハンユーが全然映ってこないのでもう少しもう少しと粘ってみたけど・・・40分でギブ。

かなり序盤からダメさが臭うのが、これ冒頭から超シリアス劇の雰囲気を漂わせて激しい銃撃戦でつかみを取ろうとしてるくせに、画面に迫力がなさすぎ、とにかく安っぽい。年末の2時間スペシャルドラマかいな。アクションはCGとスローモーションを多用しすぎてるために全く現実味がなくてハラハラとか皆無。かといってエンターテイメントとしては話のテンポが間延びしてて退屈。次どうなるの?という期待を全く感じさせない。
タイトルが「智取威虎山」…武力ではなく知恵で敵の巣窟である威虎山を制圧する、という意味なので、本来はアクションメインではなく知略を競うサスペンス的な物語なんだろうし、序盤のこれほんま無駄なアクションシーンやわぁ。
この序盤のダラダラさをもっとスリムにしないと、主演がハンユーじゃなかったらとっくに投げ捨ててるよ!ヾ(。`Д´。)ノ

ハンユーのファンにだけおすすめ。きっと彼が大活躍する映画です、知らんけど!
なんでこんな映画に出るかなぁ・・・。


TSUTAYA DISCAS
26勝20敗4引分け。
昨年とても視聴率が高かったらしいドラマ。監督は「織姫の祈り」「四人の義賊・一枝梅」の李国立。

「秦時明月」(2015年 監督/李国立 主演/陸毅、陳妍希、蔣勁夫)
全58話

※日本語版はまだありません。

――秦帝国の圧制の時代。少年・天明の村に突然皇帝の兵がやってきて村を焼き払う。兵はなぜか天明を探しているようだ。取り囲まれた天明を救ったのは剣の達人・蓋聶。天明はわけがわからないまま蓋聶と逃亡するが、途中で一人の女が蓋聶を兄の仇だといって立ちふさがる。女は墨家(墨子の教えを守る一派)の名医と名高い端木蓉。皇帝を暗殺しようとして失敗し殺された英雄的存在・荊軻を兄と慕う彼女は、荊軻にとどめを刺したと言われる蓋聶を強く憎んでいた。だがその蓋聶から、この天明少年が荊軻の実の息子だと聞かされ手を止める――

秦の始皇帝時代を舞台にした特撮アクションヒーロー&ラブストーリー。小中学生とそのお母さん向けのキャラクターもののアイドルドラマ。物語がバトルもの少年漫画とベタベタの少女漫画を合体させたような薄っぺらさで、わかりやすくて最初は入り込みやすいけど、だらだら恋愛話を続けられてウンザリしてしまい23話まで見てリタイア…。
調べてみると原作は同名の大ヒット3Dアニメ。これはその実写版というわけ。なので基本の物語は少年漫画らしいアクションヒーローものだけど、実写化するにあたって視聴率を担う20~30代女性向けに恋愛要素を入れた結果しょーもなくなってしまったというのが実態のよう。

おそらく本来の主役であろう少年・荊天明が、親友でライバルの項羽(少羽)と本来のヒロイン高月を取り合いながら喧嘩したり協力したりで成長していく物語だったんだろう・・・けど、このドラマはこの少年少女らの師匠筋に当たる蓋聶と端木蓉の二人をドドーンと前面に押し出してるせいでまっったく面白くない!実は天明や高月には隠された出生の秘密があって…とドラマになりそうなエピソードを持ってるのにそれが全然生かされてなくて、蓋聶と端木蓉がラブラブだったりケンカしたり悩んだりをじっくり描き過ぎて、いやアンタらに興味はないし!ってさすがにキレた。木蓉を演じるチェン・ヤンシー(陳妍希)はかわいいしヒロイン張るだけの魅力あるからいいとして、その相手役の蓋聶が…大根!!この人まったく芝居ができない。すまし顔一択、どんだけ素人よ!(-""-;)
対して天明を演じるジァン・ジンフー(蔣勁夫)はすごくベテランの空気で二面性ある役も軽々こなし、あとこの人武術も自前でできるっぽくてアクションも相当キマっててかっこいい。15歳の役をやるには体格良すぎて無茶が過ぎるとはいえ、きちんと主役にしてあげてほしかったなー。

出演してる俳優さんの年齢層がみんな同じくらいなのに、配役は10歳くらい違う世代をやってて、それが視聴者にはわからない。一応時代劇では髪の結い方や髭の有無で設定年齢がわかるんだけど、このドラマはみんな髭なしで物語の演出上髪結ってなかったりで全然わからない。そことそこは同世代じゃなかったのかー!?って混乱しまくった。
あと項羽をはじめ歴史上の人物もぽろぽろ出て来るんだけど、趙高(始皇帝お付きの宦官)や張良(劉邦の軍師)が左道使いだとかムチャクチャな設定。ま、これはあくまで歴史をモチーフにしたファンタジーです。


YOUKU
広告さえ見れば無料。簡体字字幕。

国立民族学博物館で開催中の企画展「ワンロード-現代アボリジニ・アートの世界」を見てきました。


オーストラリア先住民であるアボリジニの伝統的な絵画模様を受け継ぐ現代のアーティストの作品を展示。
広大な砂漠を、家畜を連れて行き来した「キャニング牛追いルート」と呼ばれる一本道(ワンロード)。彼らの絵画はこの道を行く長い長い旅において最も大切な水源の位置を記した地図を起源とするようです。そして水源と共にある自らの生活、自らの家族、故郷の姿を記憶として一枚の布におさめたものがこれらの絵画であり、人生そのものを描き出しているとも言えるのでしょう。


(展示場内は撮影禁止なので入口遠景です。)

とはいえ、非常に抽象的なのでよほど好きでなければ素人にはそこまで見出すのは到底ムリなわけで…。
客観的に眺めてみると、やはり特徴的なのはほぼ全て点々で描かれているこの手法。以前TVでアボリジニアートを描いているところを見た事ありますが、この点々をちゃっちゃっちゃっと打つわけではなく、一個一個丁寧に丸を描くように打ってるので、これ完成するの相当時間かかるなーと驚いたものです。もちろん下書きも何も無く、修正の効かない派手な彩色の小さな点を打っていく時にもう全体像が見えているのかと思うとやはり凄い。

この派手な色の組み合わせは好きずきあるかもしれないけど、私は単色もしくは数色だけ使用したものに惹かれました。
点が繰り返されると線になり、その点でできた線が波打ち円を浮かび上がらせる…円は連なり等高線のような規則性ある姿を作り出す…見てて何かおもしろいな、きれいだなと思う作品は点から始まるリズムみたいなものを感じます。何かが繰り返されると規則が生まれ、それが心地いい。彼らの一本道を行く日々の繰り返しも、そんな感じだったのかもしれません。


ワンロード-現代アボリジニ・アートの世界
6/9(木)-7/19(火) 国立民族学博物館 企画展示場

国立民族学博物館
万博記念公園内。駅からは相当歩きます。
国立民族学博物館、通称みんぱくへ行ってきました。

誰もが知る岡本太郎作の太陽の塔でおなじみ、万博記念公園の中にある、世界各地の豊かな民族文化を紹介する博物館です。20年ぶりくらいかな…常設展においては中学校の校外学習以来なのでまったく覚えてません!…いや、トーテムポールがかなり印象的だったことだけ覚えてる。

アメリカ大陸から始まってオセアニア、アフリカ、アジア、北方、朝鮮、中国、日本という具合に、その土地に残る民俗・歴史・宗教などを紹介。ヨーロッパは殆どなく、アフリカや南アジア、東南アジアにすごく力を入れてる感じ。衣装(女性ものや宗教者のものが多い)はきれいだし、祭事に用いる各種道具は呪われそうなw得も言われぬ、創造者の念みたいなのが凝り固まってるようである意味神秘的だし、とても興味深く楽しい展示。

ただ、一見子供も楽しめそうだと大人は考えるだろうけど、子供には地味すぎてつまんないと思う。アンデスとアフリカは恐ろしく離れているのにその伝統的な模様に共通点が見えたりして面白いと思うのは大人の視点であって、子供にはどれも「派手な模様」で終わりだろうなぁ。インドと中国と朝鮮はみんな同じに見えるだろうなぁ…。実際ファミリーで来てた子供たちは各所に設置されてるソファで退屈そうにぐねぐね転がってて、展示なんてちっとも見てない(^_^;)
こちらで特に気になった展示の写真10枚を公開。


エントランスホールでは民族音楽のイベントが。これは中国伝統音楽のユニット。


外の自然文化園では今アジサイが見ごろだというので、雨の中観に行きました。
こちらで写真9枚を公開。



国立民族学博物館
万博記念公園内。駅からは相当歩きます。
ナレッジキャピタルでやっている明和電機の「ナンセンスマシーン展」へ行ってきました!

90年代サブカルチャーを代表する芸術家、明和電機。TVにも出てたのでわりと知られてると思うのですが、懐かしさと面白さがぎゅうぎゅう詰まった楽しい展覧会でした。


明和電機は機械製作所社長の息子二人によるモノ作りユニット・・・一応音の鳴る機械ばかり制作してたので音楽ユニットと言われてましたが。
コンセプトとして「100Vで動く」「スピーカーを使わない」「演奏方法がバカバカしい」という三大要素があるそうで。本当にバカバカしい楽器で最高に素晴らしいですw これらは説明し出すとなかなか大変なので実際に見てもらうのが一番ですが。つまりはコンピュータで簡単にできること、あるいは人間が簡単にできることを、敢えてカラクリを用いた大仕掛けでやるというナンセンスさ。
・・・でも結果としてバカバカしいものだけど、その仕組みは大真面目にすごいのです。一番凄いと思ったのは人工声帯で音を出すロボット。ふいごから送られた空気をゴムで作った人工声帯へ送って「ブィー」って音が出るのだけど、ゴムの張力を調整することで音程を操作できる。声帯の仕組みを真面目に勉強しないと創り出せないモノ。


作品のプロトタイプや製作スケッチも展示。


沢山の見た目にハテナな機械達の横では製品解説のDVDも流れていて、バカバカしいその演奏方法がわかるようになってます。
明和電機の作業服を着て記念撮影ができるコスプレコーナーとか大人から子供まで楽しめる展示に。会期中ワークショップやデモンストレーション、ライブなども予定されてます。

なんだか同じ会場で以前やってた「ダ・ヴィンチ展」を思い出してしまった。ダ・ヴィンチも自動肉焼き機とか自動太鼓叩き機とかのバカバカしい機械を設計してたので。明和電機は現代のダ・ヴィンチかもw


明和電機 ナンセンスマシーン展 in 大阪

6/10(金)-6/26(日) ナレッジキャピタル イベントラボ

ナレッジキャピタル イベントラボ
グランフロント大阪北館1F&B1。入口は1階です。