あさひのブログ -58ページ目
「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第十七集]
嬴稷(エイ・ショク)が再度藺相如(リン・ショウジョ)と面会すると、リン相如は約束が果たされるか甚だ疑わしいので璧は一旦国へ持ち帰ったと言うので、ならばそれでよいと素直に引き下がる。そして趙国とは今後も仲よくしたいと言って趙王を会食に誘う。
璧を損なうことなく無事持ち帰ったリン相如はその功績を讃えられ上大夫に任じられ、秦との会食にも同行することになった。
秦と趙の懇親会は和やかに進む。と、エイ・ショクが趙王は琴を嗜むと聞いたのでぜひ弾いてほしいと頼む。趙王は快諾し一曲披露するが、直後に秦の書記官が「秦王はこの盟会にて趙王に琴を弾かせたことを史書(公式記録)に記す」と読み上げる。まるで秦の命令に趙は背けず従ったかのような表現だ。趙王は憮然とするが彼以上に腹を立てたリン相如はエイ・ショクの前に進み出て、「秦王は壺(※見た目が壺か甕に見えるためこう表記するが太鼓のような楽器と思われる)を叩くのがお得意と聞くので叩いてください」と壺を差し出す。エイ・ショクが断るとリン相如は壺を振り上げ、叩かなければ殴り殺すと凄い形相で迫る。至近距離でさすがにしゃれにならないと感じたエイ・ショクは箸で壺をひと打ち。リン相如は趙の書記官に「趙王は盟会で秦王に壺を叩かせた」と記録させた。

さて天下統一のために、エイ・ショクはいよいよ楚国を討つべき時だと思っていた。だが楚は母・宣太后の故郷。おそるおそる意向を伺いに行くと、宣太后はいずれこの時が来るのはわかっていた、と意外にも受け入れてくれた。早速白起を大将とし楚攻めを開始する。
白起は楚へやってくるも険しい山岳地域で従来の城攻めの器具が運び込めない。近くに大河が流れているので流れを引き込み水攻めにできないかと考え、蜀の治水工事を手掛けた李冰(リ・ヒョウ)を呼ぶ。李ヒョウはすぐに周囲の水脈を調査し、ある支流近くで山を爆破して流れを堰き止めれば城は水で溢れかえると答えた。
白起はあらかじめ城内の百姓たちに逃げる時間を与えるため、毎日城に向かって「これから水攻めのための堰を作るので逃げるか投降しろ」と叫ばせた。だが城民は河よりも高い場所にある城に水を引き込めるわけがないと信じない。結局この水攻めで城は沈み、大多数の楚人が死亡することとなった。

エイ・ショクの息子・嬴柱(エイ・チュウ)に息子が生まれた。宣太后はひ孫の誕生におおいに喜ぶが、その時白起が楚の城を落としたとの報せ。こちらの死者はごくわずかだが相手方に多数の死者が出たと聞いて心を痛める。今日生まれたひ孫にもわずかだが楚人の血が流れている…この子は子楚と名付けてほしいと言うのだった。
エイ・ショクは白起になるべく楚方にも死者が出ないよう計らえと連絡し、白起は今後投降する者は全て受け入れ秦民同様に扱うとの令を出した。
その後白起は国都・郢(エイ)を攻め落とし武安君に封じられた。楚王は東へと追いやられ陳邑へ都を遷す。
楚のとある川の畔には芈原(ビ・ゲン)の姿があった。とうとう故郷は秦に占領されてしまった…全ての希望を失った彼は川に身を投げた。

[第十八集]
斉は滅んだかに見えたが、王の遠い親戚である田単の元に集い燕の内乱を機に攻め込み十数の城を奪還、再び王を称した。

エイ・ショクは晴れて魏伶優を側室に迎えるが、婚姻初夜に実は彼女があの季君の乱(※第二集)の残党だと判明する。宣太后によって滅ぼされた嬴荘(エイ・ソウ)の血筋の生き残りだったのだ。彼女は親親族を殺された恨みを晴らすため王に近づき、だが殺すのではない、子を産んでその子が秦の王位に就けばそれが宣太后らへの最大の復讐となるのだ!
宣太后は魏伶優を処刑しようとするがエイ・ショクは反対する。彼女も結局の所エイ公族の一人なのだから仮にその子がエイ公国を継いでも何の問題もなかろう。だが宣太后はそういう問題ではないと言う…結局処分は保留され魏伶優は冷宮送りとなった。

今は秦に併合されている義渠(ギキョ)を治めている義渠駭(ギキョ・ガイ)がやってきた。遊牧民であるギキョ族は秦の命令で定住生活など中原の文化を押し付けられた。だがやはりなじめない者が多く未だまとまらない状況だという。ギキョ・ガイは遊牧民の性になじむような充分広い土地と自治権を与えてほしいと願い出る。宣太后は久しぶりに若い頃の恋人であるギキョ・ガイに会い、お互い老いたが安らかな老後を暮らそうと語り合う。
だがその足でギキョ・ガイは趙へと向かった。趙王にギキョ族と組んで秦を攻めようともちかける。ギキョ族は長年秦に見つからぬようひそかに兵馬を蓄えており、ついに機は熟したというのだ。ギキョ族が一気に秦都・咸陽(カンヨウ)を攻め、それと同時に趙が函谷関を攻めればよい、と。趙王は早速魏・韓にも連絡を入れ、三晋とギキョ族の合従で秦を討つ事に。
ギキョ・ガイは秦へ舞い戻り、道中で賊に襲われたと大怪我を装って宣太后の前に現れる。宣太后は心配して自分の宮殿で静養させる。エイ・ショクは母が自分には厳しいくせに恋人にはいつも甘いと不満にも感じるのだが、国事は国事としてギキョ・ガイにはギキョの自治権を認め「君」の称号を与えることにする。
万事予定通り…ギキョ・ガイはその「君」の称号の授与式を狙って事を起こすつもりだった。





[A] 嬴稷(エイ・ショク)
秦王。
[B] 宣太后
秦王太后。楚国の公族出身。楚にいた頃ギキョ・ガイと付き合っていた。
[C] 白起
秦大良造。
[D] 魏伶優
優伶。弟分の魏丑夫は宣太后の側仕え(※若いツバメ)をしている。
[E] 趙王(恵文王)
若き王。
[F] 藺相如(リン・ショウジョ)
趙王の側仕えの宦官の門客。
[G] 義渠駭(ギキョ・ガイ)
北の遊牧民族ギキョの元族長。今は秦の県となったギキョの県令に任命されている。

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こんなところで義渠駭出してきますか。使えるものは何でも使うなぁ。
ちなみに宣太后がいつまで経っても黒髪なのは、この時代でも毛染めがあったってこと?いつの世も女性は若く見られたいというのがあるのかな。

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「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第十五集]
魏冉(ギ・ゼン)は弟分でもある白起の元を訪れ、間もなく陶邑を手に入れられると告げる。そうしたらここから魏都・大梁へ攻め込み陶邑の南隣の領地も割譲させよう。白起はそれを聞いて職権乱用だと諌めるがしかし止められる雰囲気ではない、魏ゼンの言う通り魏国の都・大梁へと向かう。だが大梁では田文が欲深い魏ゼンの思惑通りにはさせまいと兵を集め待ち構えていた。白起らはあっという間に取り囲まれ窮する。さらに田文は趙王、燕王と会して救援を取りつけた。

白起の軍が大梁を攻めた、また魏ゼンが勝手に陶邑の地を手に入れていたと知り嬴稷(エイ・ショク)は憤慨する。即座に魏ゼンを罷免し、すでに兵を率いてやってきている趙王、燕王に対応するため函谷関へと向かう。
趙王、燕王は早速秦王は嘘つきだとなじるが、エイ・ショクは驚いた顔を見せて「確かに斉の土地は一分もいらないと言ったが、はて陶邑は宋の土地ではなかったかな」ととぼけてみせる。そもそも斉を倒せたのは斉軍の大部分が秦軍と戦っていたからであって、もし秦に陶邑をもらう権利がないというならば(地理的に)魏のものになろうが、はたして魏はそれほどの貢献をしたのかと突きつける。
ではなぜ大梁へ攻め入ったのかと問われると、それは誤解で白起はちょっとした供を連れて魏王に挨拶に行ったのに先方が誤解して戦いになっただけで、魏が白起らを解放してくれたらすぐに撤収させると約束する。
そして地図を広げて、秦は斉の地はいらないので他の国で分け合えばよろしい、特に活躍した燕と趙が斉の東半分、西半分をそれぞれ貰えばよいのでは、と勧める。具体的なものを見せられて趙王、燕王は満足し、魏国も白起らを解放した。
エイ・ショクは結局手に入れてしまった陶邑の地を魏ゼンに与えた。叔父はそんなにこの土地が欲しかったのだろうか…。おかげで自分は大切なもの…秦の丞相を、叔父を信頼する心を失ってしまった…。

[第十六集]
エイ・ショクは優伶(※歌や芸を披露する芸人)の娘・魏伶優をかねてから気に入っており、彼女の父が亡くなったのをきっかけに娶ろうとする。だがエイ・ショクが下賤な芸人を側室に迎える、ましてやかつての自身よりもずっと高い「美人」の爵位を与えようとしていると知った宣太后は猛烈に怒る。
エイ・ショクは宣太后の怒りを逸らすためにプレゼント作戦を考える。なんでも楚国に伝わる「和氏の璧」という玉(ギョク※宝石の一種)は最高級の宝だという。韓聶が斉にいた頃に伝え聞いた話では、その玉は前楚王が秦から逃げ趙に行った際に趙王の手に渡ったらしい。エイ・ショクはさっそく貰ってこいと韓聶を趙へ遣る。

韓聶は趙王に面会し、エイ・ショク直筆の文を渡す。そこには和氏の璧と秦の15の城を交換しようと書いてある。いくら和氏の璧が随一の宝だとしても、15城とはあまりに多くて胡散臭い。と、臣下がこの交渉に最適の人材がいると紹介する。趙王の前に呼びだされたその男は藺相如(リン・ショウジョ)といい、秦へ行って本当に15城が差し出されれば璧を置いて帰って来るが、城が貰えなければ必ず璧を持ち帰って来ると応える。
趙の使者として秦へ赴いたリン相如だが、面会を許されて行くとエイ・ショクは周りに女をはべらせ遊んでいる。怒りを堪え和氏の璧を差し出すと、エイ・ショクはそれをおもちゃでも扱うかのように放り投げたりして女達に見せびらかす。と、一人の女が璧に小さな黒い傷がある、偽物なのではと言い出した。するとリン相如は、実は小さな傷があるのですと言う。そしてその傷を指し示そうと璧を手にした途端大声を上げて柱に駆け寄り璧を振り上げた。こんな誠意のない応対では和氏の璧は渡せない、璧を強奪するつもりなら今すぐ璧も自分の頭もこの柱に打ち付けて粉々にしてやる!と。エイ・ショクが憮然としながらも15城の地図を見せてやると、リン相如は譲渡の意志は了解したので礼儀正しく五日間の斎戒沐浴の後に交換の儀式を行おうと言う。

宣太后はエイ・ショクが大切な秦の15城を"ただの石ころ"(※皮肉)と交換すると知って大激怒。あの魏伶優にそそのかされたのだろうと責めるが、エイ・ショクが母に贈ろうと思ってたと言うと少し機嫌が直り、しかし璧は突き返して土地は一寸たりとも渡すなと言うのだった。





[A] 嬴稷(エイ・ショク)
秦王。
[B] 宣太后
秦王太后。
[C] 魏冉(ギ・ゼン)
秦宰相。宣太后の異父弟。穣候とも呼ばれる。
[D] 白起
秦大良造。魏ゼンとは共に数々の戦を乗り越えてきた同志でもある。
[E] 韓聶
秦の大臣。
[F] 魏伶優
宣太后お抱えの優伶の娘。弟分の魏丑夫は宣太后の側仕えとなる。
[G] 趙王(恵文王)
若き王。
[H] 藺相如(リン・ショウジョ)
趙王の側仕えの宦官の門客。

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あれ?藺相如役のこの人…やっぱり!元劇団四季の焦俊翔さん!
お芝居が若干大げさで歌舞伎みたいだなぁって思ったら、舞台人だからね。もう歌い出しそうな勢いよw


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「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
ざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

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[第十三集]
蘇秦は張り付けにされ鞭打たれる。そこへ大将軍・韓徐為がやってきた。鞭打たれているのが蘇秦と気づいて驚き李総に訳を訊こうとすると、蘇秦は冤罪だと言う。そして李総が出兵の見返りに陶邑を得る個人的な約束をしていたことをばらす。韓徐為は憤慨するが、蘇秦は今度は韓将軍が秦王とひそかに協議して組む約束を取り交わしたと言い出し、李総も目を剥く。
結局李総と韓徐為は蘇秦が出鱈目ばかり言っているのだということでまとめたが、実は韓徐為は蘇秦が指摘した通り、本当は秦と組んで斉を打つべきだと考えていた。
前線へ赴いた韓徐為は蘇秦の言う通り秦の間者を発見し、その手引きで函谷関の嬴稷(エイ・ショク)と面会する。エイ・ショクから蘇秦が燕の間者だと知らされ韓徐為は驚く。

韓除為は李総が斉と密約を交わし私腹を肥やそうとしていたと訴えて罷免させ趙軍の指揮権を引き継ぐ。そして秦軍と激戦を繰り返してるように見せかけて時間が経つのを待った。
趙王が成人し李総は更迭され親政政治となる。趙王、魏冉(ギ・ゼン)、蘇秦らが集い打倒斉に向けてお互いの協力を確認し合うが、蘇秦はすぐにでも斉に戻らねばという。趙王は李総の名で蘇秦は潔白である旨の文を書かせ斉王へ送り、斉王は蘇秦の地位を元に戻した。
エイ・ショクは斉に韓聶を派遣する。韓聶は斉王に、宋を攻め取るつもりらしいが函谷関から兵を引けば秦は不干渉を約束すると持ちかける。そうすれば宋は丸々斉のものになるし、もしこの交渉を断るというなら宋攻めの隙に秦は魏国を攻め取るつもりだと迫る。

[第十四集]
蘇秦が斉へ戻ると王の機嫌は大層悪い。奥からなんと李総が現れた。そして蘇秦は若い趙王をそそのかして秦と組み斉と戦うつもりだと告発する。どちらの言い分が正しいのか…斉王は一旦両人とも投獄する。

秦と不干渉の条約を交わした斉はついに宋へ攻め入り滅ぼした。牢獄の蘇秦は喝采する。豊かな宋国を強奪した斉は他国から非難の目で見られる。これが斉国滅亡への始まりだ…!
蘇秦と交わした計画通り、エイ・ショクは打倒斉国を挙げて合従を呼びかける。趙、魏、韓、燕、楚の五か国の王が集い、エイ・ショクはこのまま斉の暴虐を見過ごしていれば明日は我が身だと檄を飛ばす。そして六か国連合軍の総指揮には(敢えて他国である)燕宰相の楽毅を推薦、またこれは利を争う戦いではなく正義の戦いだと説いて、秦が先陣に立ち、また勝利のあかつきには秦は斉の土地は一分たりとも要らないと明言、その言葉には各国王も目を丸くする。(※この時代の戦は結局の所土地争奪戦である。)かくて六か国合従が発足した。

楚宰相の昭陽は宣太后の元を訪れる。楚国は実のところ出兵するだけの余裕がないのだが、あの場で一国だけ参加しないというわけにもいかず困っていた。宣太后は今回の戦は強制ではないのだから無理なら参加しなくてかまわないのではと言う。

魏ゼンは今は魏国の宰相となっている田文の元を訪れる。そして魏軍が宋の地を奪還するよう取り図るので、宋の都・陶邑だけは自分に譲ってくれという。秦国へではなく自分にくれればいいのだ…。

秦軍が斉の河北地方へ攻め入り、斉はそれを迎え討つ。その間に連合軍は北の韓斉国境から攻め入り斉都・臨淄(リンシ)へと進軍。兵の大部分を河北へ遣っていた斉軍にそれを防ぐ力はなく、次々と城が落とされ兵は四散した。そしてついに燕軍が臨シへ乗り込み、燕王は打倒斉国の悲願を達成する。
都を追われた斉王は蘇秦を拉致して逃げる。道中集落で山賊に襲われるが、突然現れた兵の一団が山賊を蹴散らした。リーダーの掉歯と名乗る男が、楚王の命で斉王を助けに来たと言う。楚が助けてくれるとは!そういえば連合軍の中に楚軍の姿は見えなかった…。安心した斉王は、こんな目に遭ったのはそもそも蘇秦を信じたせいだと憤りが再燃する。蘇秦は親兄弟を全て斉軍に殺された仇を討っただけだ、この手で達成できただけで十分満足だと嗤う。怒った斉王は蘇秦を車裂(車馬に四肢を引き裂かせる死刑)にした。
その夜、斉王が目を覚ますと護衛は殺され掉歯らに取り囲まれていた。掉歯は身の安全と引き換えに楚へ淮北の土地を差し出すよう要求する。断れば死しかないと脅迫するが、斉王は最後まで拒否し舌を噛んで自害。こうして斉は滅んだ。





[A] 嬴稷(エイ・ショク)
秦王。蘇秦が燕国のスパイだと知っている。
[B] 魏冉(ギ・ゼン)
秦宰相。エイ・ショクの母方の叔父。穣候とも呼ばれる。
[C] 蘇秦
武安君と称される。故太子后・姫狐との出会いが彼を燕国に結び付けているようだ。
[D] 李総
趙摂政。奉陽君と称される。
[E] 韓徐為
趙大将軍。彼と李総の二人が未成年の趙王の代わりに政治を執っている。
[F] 趙王(恵文王)
若き王。18歳になり成人すると親政を執ることになっている。
[G] 斉王
秦と戦うと見せかけて豊かな宋を攻め取ってしまうという蘇秦の案に乗ったが…。
[H] 田文
斉を追われた後、魏国に迎えられ宰相となる。別名・孟嘗君。

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あー、蘇秦ね、まったく同情できないまま去って行ったね。
国の動きが殆どナレーションで済まされててちょっとお粗末だなぁ。何かドラマはないのか。

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長いものに巻かれろ

ナレッジキャピタルでやってるピーターラビット原画展へ行ってきました。
作者のポターさんの生誕150年なんですね。約200点の原画や絵本が並んでます。

実は正直ピーターラビットってよく知らないし、さして好きなわけでもない。リアル兎が苦手なもんで…(TДT)

漠然と、ほんわかタッチのペンと水彩による挿絵というイメージだったのだけど、実際原画を見てみると絵画とかイラストというより、現代のマンガ、コミック系のイラストに通じるところがあるように感じました。というのも、カラーが水彩と言われてもあまりピンとこないくらい、細かいタッチでまるで色鉛筆かサインペンで塗っているかのよう。現代の漫画家さんがカラー原稿つくるのに(※手で描いてる人の事ね)カラーマーカーみたいなのを使ってるでしょう、ああいうタッチが原画には見えるのです。水彩は水彩だけどにじみがなくはっきりしているというのか。

そして特に初期の、ピーターラビットをはじめとする作品はそこまで動物の擬人化が進んでなくて、相当リアルに写実的に描かれてます。手脚の関節の付き方とか本当によく観察してます。兎は服を着て可愛らしくデフォルメされた「うさぎさん」ではなく、獣の兎。ちょっと兎嫌いにはツライ…。世の中に兎嫌いはそんないないからいいじゃないと思う所ですが、鼠を主人公にした作品もあって、擬人化してないと鼠嫌いには相当キツイと思われます。何を思ってかリアルな鼠が数匹群れてる絵を皿に描いた作品もあって、鼠描かれてる皿に盛られた食事を食べるって…少なくとも農家出身の人はムリだろなぁと。(※ポターは農業には無縁の上流階級のお嬢様だそうです。)
後期になるとほぼほぼ擬人化され動物たちはみんなお洋服を着て絵本らしいさまになってます。こちらは安心して観られます。


ビアトリクス・ポター生誕150周年 ピーターラビット展
2/11(土)-4/2(日) ナレッジキャピタル イベントラボ

ナレッジキャピタル イベントラボ
グランフロント大阪北館B1。入口は1階です。




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「大秦帝国之崛起(全40話)」のあらすじ。
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[第十一集]
秦の穀倉地帯を治める蜀候が西帝暗殺を企てた。嬴稷(エイ・ショク)はすぐに蜀に白起を派遣し平定させ、自らも蜀の地へ赴き水害に困っていた民のために治水工事を行い後方を固めさせる。西帝の人気は高まり秦へ移住する者、軍に入隊する者が増えた。
入隊志願者の列の中に女が紛れている。女は入れないと追い出すが、女は秦兵と勝負して勝ったら入隊を認めろと威勢よく言い放つ。白起は剣を渡し試合をさせてみるが、案の定女は秦兵にはまったく歯が立たず倒される。それでも何度も起き上がっては打ちかかろうとする。そしてついに意識を失った。
白起は女を保護してやる。女は蔓と言い、はるばる趙国からやってきたらしい。暴力を振るう義父を殺害し逃げてきたのだそうだ。なぜ女の身で入隊しようなどというのか…趙蔓は答えない。白起は望むなら自分について来いと告げる。

敗戦によりすっかり勢いを削がれてしまった燕国。宿敵・斉を倒すにはどうしたらよいのか…蘇秦は弱小国の燕が大国・斉に勝つにはやはり間計(スパイ作戦)しかないと言う。しかも今度は国を挙げてだ。燕は斉にすっかり服従するさまを見せねばならない。
賠償金と修好のための宝物を持って斉へ戻ってきた蘇秦は、燕が斉を攻めたのは裏切り者と言われている自分を陥れるためだったのだと釈明する。今や燕国は斉と戦うどころか助けてもらわねばならないくらい疲弊している、自分は燕のためではなく、心から斉王に尽くしたいと考えていると力説した。
蘇秦が斉に戻ってきたと聞いて韓聶は一緒に頑張ろうと挨拶に行くが、蘇秦は素っ気なく「あなたは秦のためにでしょう、私は斉のためにだ」と言って去っていく。
その直後、韓聶の元に突然宰相罷免の辞令が届く。

斉の宰相に復帰した蘇秦。秦から与えられた帝の称号など捨て去って、秦の恐るべき野心を白日の下にさらし五か国が一丸となって秦を攻め、世界の平和を取り戻すのだ…蘇秦の熱心な説得により斉、趙、燕、魏、韓の五か国合従が成立した。

韓聶は憤慨して秦へ帰って来た。話を聞いたエイ・ショクは蘇秦と斉の動向に疑問を持つ。斉は宋に攻め入り、今度は趙と組んで秦と戦う気か?蘇秦は最初に会った時は秦に協力的に見えたのだが。と、エイ・ショクは思いだした、蘇秦が最初に秦に現れた時燕公主の紹介状を持参した。そして燕公主の夫や子供は斉国に殺された…そうか、蘇秦は燕のスパイだ、彼の狙いは斉を滅ぼすこと!斉の力を削ぐために秦と戦わせるつもりか…!

[第十二集]
趙の実権を握る李総の元に蘇秦が贈り物を持参してやって来た。そして今回の秦との戦いの最中に、斉は宋を攻め取るつもりだと告げる。趙はそれを見て見ぬふりをしてほしいというのだ。趙国が黙ってくれていれば燕はもはや斉の言いなりであるし小国の魏・韓も何も言えまいと。李総はこれっぽっちの金銀で私を買収できると思うのかと問う。蘇秦がうまくいった暁には何倍もの財宝を贈るつもりだと言うが、李総は財宝ではなく陶邑の地をよこせと迫る。奪った宋の最も豊かな土地をだ。
李総の返事を聞いて斉王は激怒するが、蘇秦はこれは国と国の約束ではなく個人的で秘密の約束なのだから適当に返事をすればよろしいと言う。

蘇秦を総大将とした五か国連合軍が向かっているという報せが。エイ・ショクは魏冉(ギ・ゼン)と共に函谷関へ向かう。戦に入る前に何とかして蘇秦と会って真意を知りたい…。
連合軍軍営では斉兵と燕兵の間で諍いが起きたり、いつまで経っても密約を果たさないことに業を煮やした李総が趙軍を撤兵させたりで足並みが崩れかけていた。そこへ斉兵になりすました秦の密偵が近づき蘇秦に一枚の文を渡す。それはかつて渡した燕公主の紹介状の写しだった。
その夜、密偵の手引きで蘇秦は密かに秦軍営のエイ・ショクと再会を果たす。そして自分は秦の敵ではない、真の目的は斉を討つ事だと明言する。宋という豊かな土地を餌にして斉や趙をたきつけ奪い合わせ勢力を削ぐのが狙いだ。

蘇秦は一旦斉国へ戻り王に戦況を報告する。趙に再度出兵させるために李総に土地譲渡の偽の証文を渡せばいいと進言する。
蘇秦は趙国へ行き李総に偽の証文を見せると李総は笑って別の一枚の証文を見せた。それは斉王の印が押してある本物の証文だ。同じものが二枚届いたのはどういうことかと追求する。実は斉王は蘇秦を監視するスパイをつけており、秦軍営へ行った事もすべて筒抜けだったのだ。
斉王と蘇秦の真の関係を知った李総は自分の所へ来ないかと誘うが蘇秦が白を切り続けるため投獄した。





[A] 嬴稷(エイ・ショク)
秦国王。西帝を名乗る。
[B] 魏冉(ギ・ゼン)
秦宰相。エイ・ショクの母方の叔父。穣候とも呼ばれる。
[C] 白起
秦大良造。秦の三大将軍の一人。
[D] 趙蔓
趙から蜀へ逃げてきた娘。
[E] 燕王
蘇秦をスパイとして斉へ放つが彼の連絡を待てず出兵し大敗してしまう。
[F] 蘇秦
武安君と称される。故太子后・姫狐との出会いが彼を燕国に結び付けているようだ。
[G] 斉王
東帝を名乗る。蘇秦が燕から戻ってこないのでやはりスパイだったと考えている。
[H] 李総
趙摂政。奉陽君と称される。

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蘇秦の信用できなさが凄いな…イケメンなだけに…性格の悪さ、張儀の上を行く…。これこそ縦横家ではないか。コロッと騙される王様も悪いけどさ。

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