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「ミーユエ 王朝を照らす月(全81話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第八十一集(最終回)]
趙の使者・藺相如が和氏の璧を持ってやって来た。昭王が自分を元気づけるために15の城と交換に和氏の璧を手に入れようとしていると知った芈月はとんでもないことだと怒り、そんなものを贈られても一切受け取らぬと伝えさせる。昭王はがっかりするが、庸芮は15城をやらなければ太后も喜び大団円ではないかと言い出した。
趙が無償で献上したと持ってこられた和氏の璧を見て芈月は相好を崩す。
後日和氏の璧を一旦返してほしいと連絡が。藺相如からこの宝玉に微細な傷があると聞いた昭王が検めてみたいというのだ。運ばれて来た和氏の璧を手にした藺相如はやにわに宝玉を振り上げ、15の城をくれるという約束を反故にするなら宝玉は渡せない、今すぐ砕いてやると言い出した。昭王はしぶしぶ地図を開いて譲渡する城を指し示す。五日後改めて儀式を行い和氏の璧を渡すと言われたが、その間に藺相如は宝玉を趙へ持ち帰らせてしまった。昭王は怒りすぐに釜茹での刑にしろと命じるが、そこへ太后が現れた。藺相如を殺したとて宝玉は手に入れられぬ、さらに趙国との関係も悪化するのみ。生かして帰すべきだと言うのだった。

そして10年、秦は着実に領土を広げ、白起は楚を攻め都を落とした。屈原は先を悲観して河に身を投げる。東へと追いやられた楚王は春申君に封じた黄歇を宰相とした。
屈原の遺作の抄本が芈月のもとに運ばれて来た。そこには故郷への愛と、それが奪われて壊されて行くことへの悲しみが綴られていた…。

さらに月日は流れた。芈月は孫の柱公子の学友の中に若かりし日の黄歇にそっくりな青年を見かける。魏丑夫という名のその青年を芈月は自分の側仕えにさせた。偶然なようだが、実は彼女の心を癒すために庸芮が黄歇にそっくりな男を探し連れて来たのだった。
春申君から太后宛てに手紙が届く。芈月はその手紙を魏丑夫に読み上げさせる。まるで本物の黄歇が喋っているようだ。手紙で彼はかつての口論を詫び、宰相となった今その苦労が身に染みてわかると言っていた。

芈月は翟驪が葬られた山を驪山と改名し、後々自身の墓もここへ作るよう命じた。
芈月が世を去って18年後、13歳の嬴政が秦の王位に就き、その26年後には天下を統一し帝を称した。これが世に言う始皇帝である。(終)

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総括。

長い割には飽きずに見続けられる脚本がすごい!お疲れ様でしたー。

色とりどり華やかな衣装と沢山出て来る美人女優さんらからラブロマンスを期待して見ると危険!(>_<)
政治的な話をかなり持ち込んできてるのでどちらかと言うと歴史・戦略ものとして見たい人向けかも。史実に沿うように頑張って練り上げられてるので歴史もの好きの人にこれ意外とおすすめ。(ただし衣裳小道具装置等は時代考証ふっ飛ばしてるのでそこはお気になさらずに。)

ラブロマンスにしては主人公ミーユエの恋愛がえらいさばさばしてて、いやもう恋愛に興味なさすぎで、要するに女らしくない。自分から恋することはなく、ひたすら尽くされ続けてたら情が沸いてきてっていう…恋愛というより仁義?ミーユエは相手役の一人・恵文王を素敵な男性としてではなく父親みたいに見てるし、恵文王もミーユエを、まぁ一瞬女として見てたこともあったけど、全般的に息子を見る目なんだよね…娘でもなく息子!優秀な息子の成長ぶりを見守る親子愛の物語(´Д`;)
序盤の黄歇との恋愛は若者らしくて大変によかったんだけど、恵文王との関係は愛じゃなく保身だし、終盤の翟驪との関係も、翟驪がこんなに尽くしてるのにミーユエはただ利用してるだけの自己中女に見えて同情できない。逆にラブロマンスの主人公的立ち位置にいるのがミーシュで、女性は彼女にとても感情移入しやすいと思う。ミーユエが恋愛においてはさほど危機に陥らず醒めてて周りの女達が一方的にギャーギャー言ってるような描き方になってるので、脚本自体が男目線だなと思う。まあでも退屈ではなく最後まで見せる力のある脚本お見事でした。

ミーユエ役スン・リー(孫儷)は、少女時代はキュートでよかったんだけど歳とってくとどんどん役に合わなくなって…セクシーさが足りないのが一番キビシイぞ!この子は歳相応を演ってるのが一番。オトナな深みのある役を演るにはまだまだ…な感じ。
黄歇も超重要な役どころなんだからもっとモデル系イケメンにすべきではなくて?いやホァン・シュアン(黄軒)のお芝居は素敵でしたよ、妙に格好良く見えたし。
で、一人だけ突出してキャラの濃ゆーい張儀がサイコーだった!(°∀°)b 演じるチャオ・リーシン(趙立新)の表情立居振舞、何考えてるのか分からない仙人ぽさ&胡散臭さ!この人のクセあるけど決して不自然ではない柔軟なお芝居は現代のサスペンス、ノワールなんかでも映えそう。名脇役といった感じ。張儀が出てこなくなると笑いどころがないしもう寂しくて寂しくて…。あとは時代劇らしい手堅い芝居をしてた樗里子役ソン・ジアルン(宋佳倫)さんが好きだったな。

女主人公が戦乱の世を生き抜いていくって筋は「ムーラン」と一緒だけど、そちらに比べると笑いがなくて硬いし何といっても女子がトキメくラブストーリーが物足りない…。果たしてこれが女性にウケるのか女性が共感できるのかは疑問。個人的にはとてもおもしろかったんだけどねぇ。


ミーユエ 王朝を照らす月 DVD-SET1/ガオ・ユンシャン

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「ミーユエ 王朝を照らす月(全81話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第七十八集]
庸芮と魏冉は病床の樗里子を見舞う。楚を抑え斉を討てば天下はもう目前だ、しかしその時に必ずや災厄となる芽をなんとかしなければならない。災厄とは義渠のことに他ならなかった。彼らはこの先必ず反乱を起こす…樗里子は庸芮らに秦の将来を託す。
樗里子が逝去し庸芮の推薦で魏冉が新たな丞相に任じられた。
楚懐王は脱走し趙国や魏国へ向かうも入国を拒まれ、秦兵に捕まり戻って来た。懐王は絶望して断食しそのまま亡くなった。芈月は兄の亡骸を楚国へ丁重に送り返すよう命じた。
楚国を弱めた今、斉国を討つべき時だ。芈月は燕、趙、魏、韓と五か国同盟を組んで攻め込み斉国を滅ぼした。

翟驪の右腕である虎威将軍が城内で織物屋の店主を殺してしまった。翟驪は逮捕された虎威を今すぐ釈放しろと昭王に迫る。昭王は秦法は絶対であり殺人は死刑だと譲らず大口論となった。
芈月は息子にかつての苦労を語り理解を求めるが昭王は納得できない。また翟驪にも息子によくよく言い聞かせるからと詫びるが、翟驪は昭王は端から自分を受け入れる気がない、嬴公家は義渠とは所詮相容れないのだと言う。

[第七十九集]
庸芮、魏冉、芈戎ら朝臣はみな義渠を秦から排除したい意志を持っている事を知り昭王は安堵する。だが翟驪に大きな功があったことは事実であるので、こちらから動くのではなくあちらが失態を犯す時を狙うべきだと魏冉は指摘する。

虎威将軍らが逮捕されて三日、翟驪は芈月に一刻も早く釈放しろと迫るが、いくら芈月とて秦法を曲げることはできない。その事を何度も説明するが、翟驪は納得できず怒って去って行った。
虎威らを見舞いに牢屋へ赴いた翟驪は鎖に繋がれ閉じ込められるも健気に釈放される日を待つという虎威らが不憫でならず、ついに官吏を殺害して脱獄させた。
義渠が謀反を企てたとして秦軍は城外に駐留する義渠陣営を取り囲んだ。白起を使いに遣り、三日以内に虎威を差し出せば和解に応じると告げるが、翟驪は義渠は絶対に仲間を売らないと拒む。その話を盗み聞いた虎威は自身が義渠族の足を引っ張るようなことはしたくないと、自ら秦兵の前に現われ自刎した。

芾公子の10歳の誕生日に翟驪は駿馬を贈ると言う。息子と本当の父を会わせてやりたい気持ちから芈月は芾公子を連れて翟驪に会いに行く。初めての馬に公子は大喜び。
芈月はもう一度家族仲良く暮らせないのかと問うが、翟驪は芾公子と芈月は家族だが昭王は赤の他人だと突きつけるのだった。

[第八十集]
芾公子は贈られた馬に乗って遊び、芈月と翟驪は酒を酌み交わす…それを離れた所から狙う軍勢が。太后を暗殺しようと謀る義渠らだった。そしてもう一方には、それを見据えて太后を守るために配備された秦軍…。
翟驪は咸陽は昭王にくれてやるがそれより西は芾公子によこせと芈月に突きつけるが、芈月は当然拒む。翟驪は暗殺の合図の杯を手に取り、義渠らが一斉に弓を構える。が、芈月は、自分の子供たちが争うのは親として見たくないし昭王も芾公子もそんなことをする子じゃないと信じていると涙を湛えて訴える。翟驪の心は揺らぎ杯を置く。翟驪は五日以内に返事を出せと言って、その場はお開きになった。

五日後、翟驪は義渠を率いて宮殿へ攻め入る。だが太鼓が鳴り響き、一斉に秦軍が現れた。門扉は閉じられ、翟驪らは完全に取り囲まれた。彼らの前に白起が姿を現し、義渠らに投降を呼びかける。これからも共に助け合い共に生きていくべきだと言うその言葉に義渠らは一人また一人と武器を手放す。だが翟驪は引くことはできない、白起に剣を向け一騎打ちを挑む。白起は恩ある翟驪に剣は向けられないと拒む。翟驪は剣先を彼の胸に突き立てるが、それでも白起は動かなかった。翟驪は白起を押しのけ、ついに一人殿内へと乗り込む。
朝堂にはもちろん兵士がずらりと待ち構えていた。魏冉、芈戎らが立ちふさがり激しい戦闘に。芈月は投降しろと叫び続けるが、翟驪は戦いを止めない。一瞬をついて庸芮が放った弓が翟驪の胸に深々と刺さり、動きを停めた彼の首に魏冉の剣が走る…芈月の目の前で翟驪は崩れ落ちた。
義渠君は謀反を起こしたことを深く反省し罪を認め死罪を受け入れた、そのため昭王は義渠"君"である翟驪を特別に"王"として葬ることを許す…そのように触れを出し、昭王は義渠の謀反を被害最小限に抑えた。


[A] 太后
秦太后。秦の権力を一手に握る。本名は芈月(ミーユエ)
[B] 翟驪(ジャイリー)
騎馬民族・義渠の王。名目上の爵位は義渠君。芈月との間に男児・芾(フェイ)をもうけるが、公的には恵文王の子だとして宮殿で育てられることに。
[C] 虎威(フーウェイ)
義渠の将軍。翟驪の片腕。
[D] 昭王
秦国王。本名は嬴稷(インジー)
[E] 庸芮(ヨンルイ)
秦大臣。秦国が義渠人に支配されることを危惧している。
[F] 魏冉(ウェイラン)
秦将軍。樗里子亡き後、丞相となる。芈月の異父弟。
[G] 芈戎(ミーロン)
秦将軍。芈月の弟、魏冉の異父兄。
[H] 白起(バイチー)
秦将軍。秦軍の若きエース。幼少期を義渠で過ごした。芈月の義弟。

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「ミーユエ 王朝を照らす月(全81話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第七十四集]
翟驪は黄歇が頻繁に宮殿に出向いていると聞いて嫉妬し、芈月と大喧嘩になり草原へ帰ってしまった。芈月は国政を樗里子と庸芮に任せ、後を追って草原へ。翟驪はやって来た芈月が自分の子を妊娠していると知ってすぐに機嫌を直し、二人は義渠式の結婚式を執り行った。

太后が義渠の子を妊娠しているという噂はあっという間に城中に広まった。昭王や樗里子は国母たるものがとんでもない恥さらしだと憤慨する。
朝議にて芈月は自ら妊娠を発表。数か月前に夢に出て来た恵文王が子を授けてくれたと言い、腹の子は恵文王の子だと言い張る。無茶苦茶な言い訳に朝臣らはざわめくが、庸芮が斉国の君主であった姜公家が田氏に乗っ取られた歴史を引き合いに出し、生まれて来る子が嬴公家の血筋であろうとなかろうと秦国公子公主に違いないのだと説く。

[第七十五集]
昭王からすると母は尊敬する父・恵文王をないがしろにしているようにしか見えない。翟驪に対する敵意は募っていくばかりだった。
月日は流れ芈月は男児を出産、芾(フェイ)と名付けられた。

斉魏韓の三国が楚国を攻めようとする。芈月は楚国を助けるという名目で魏・韓国を攻めさせ領土を取り戻した。さらに義渠と合同訓練した新騎馬隊で北戎と趙国を攻め領土を広げた。次は楚国へ進むべき時だ。しかし現在の所楚国とは同盟関係にある、攻め入るための名目がない。しかし庸芮はその気になれば名目はつくれると言う。

楚国は暗君の懐王は鄭袖の意のまま、屈原は辞職して去り佞臣・靳尚が朝廷を操っている。鄭袖は横太子を秦へ追い出してしまえば息子の子蘭公子がじきに太子になれるだろうと高をくくっていたのだが、横太子はこれといって失態もなく廃太子するほどの理由がなかった。横太子が秦で騒ぎでも起こせばいいのにと言う鄭袖に、靳尚は一計を案じ秦の庸芮と連絡をとる。

黄歇が横太子と食事をとっていると酔った秦将校に絡まれた。相手が剣を抜いたため黄歇がかばって応戦する。そのどさくさの中一人の男が倒れた将校を刺殺し、その血に濡れた剣を横太子に握らせると「殺人だ!」と騒ぎ立てて逃げた。

[第七十六集]
横太子は動揺しすぐに出国、楚へ帰ってしまった。横太子が殺人を犯しさらに逃亡したということで秦は同盟を破棄し楚へ攻め込む。鄭袖は横太子を殺して秦に謝るべきだと主張するが、懐王は我が子を殺すことはできないと却下、自ら交渉の場に出向いて話し合うことになった。思惑が外れ鄭袖は靳尚に八つ当たり。すると靳尚はならば横太子を斉国へ人質に出そうと言う。

懐王は話し合いのため秦国の武関まで出向く。だが昭王は勝手に懐王を捕縛した。芈月は息子の突然の行動に耳を疑う。交渉に出向いた相手を騙して捕えるなど人道にもとる行為で他国からの批難は免れない。芈月は今回の事件は昭王ではなく自分が個人的な恨みをはらすために独断で行ったことだと釈明するよう言いつける。
白起や庸芮、司馬錯はこの機に楚国へ攻め入るべきだと提じる。巴蜀に置いている兵を水路を使って動かせば楚へ容易に攻め込める。芈月はその策を褒めすぐに取りかかるよう命じるが、心の中では故郷を攻める事に葛藤しているのだった。

「秦太后が楚懐王を騙して捕えた」と知った黄歇は見損なったと芈月をなじる。芈月がしようとしていることは祖国を戦火に巻き込み秦国の独裁で故郷の人々を苦しめるだけだと突きつけ、もう二度と会うことはないと去って行った。

[第七十七集]
秦は楚に侵攻。懐王を囚われている楚国は手出しができない。黄歇は新王を立てて団結し対抗すべきだと提案。靳尚と鄭袖は子蘭公子が王になるにふさわしいと声を上げる。と、そこへまさかの横太子が姿を見せた。昭陽と屈原が謀り既に斉国から呼び戻していたのだ。
横太子が王に即位し楚朝廷は再び屈原が掌握し新王を旗元に兵をまとめ秦軍に対抗をはかる。芈月はその政変を知り退却を命じた。

数か月後、芈月は兄・懐王の様子を見に行く。懐王は息子の横太子が自分を見捨てて王位に就いたと知り逆上するが、芈月は楚国がだめになったのはあなたの愚行のせいだ、死んだらあの世で父に詫びろと言って去って行った。

楚の十五の城を攻め取った功で魏冉は穣候に、芈戎は華陽君に、白起は武安君に封じられた。また、翟驪との間に生まれた子・芾公子は特別に涇陽君に封じられた。何の功も立ててない幼子に、ただ太后の子であるというだけで高い爵位を与えたことに朝臣の間では不満が広がる。


[A] 太后
秦太后。未成人の王の摂政として権力を一手に握る。本名は芈月(ミーユエ)
[B] 翟驪(ジャイリー)
騎馬民族・義渠の王。名目上の爵位は義渠君。芈月の愛人。彼女を守るため部族を率いて都に駐在。
[C] 昭王
秦国王。本名は嬴稷(インジー)。翟驪は恩人であるが義父とは認められず敵意を抱いている。
[D] 樗里子
秦丞相。昭王の叔父。本名は嬴疾(インジー)
[E] 庸芮(ヨンルイ)
秦大臣。
[F] 黄歇(ホァンシエ)
楚大臣。人質の芈横太子の付き添いとして秦へやってきた。芈月の元恋人。
[G] 芈横(ミーホァン)
楚太子。鄭袖の印象操作によって父王から嫌われている。
[H] 楚懐王
楚国王。暗君で、昭陽や屈原といった優れた臣下を放逐してしまった。本名は芈槐(ミーホァイ)で芈月の異母兄に当たる。
[I] 鄭袖(チョンシウ)
楚王后。南后と称される。息子の子蘭(ズラン)公子を太子につけるために横太子を陥れようとする。
[J] 靳尚(ジンシャン)
楚大臣。朝廷を牛耳っている。鄭袖の腹心。

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ミーユエ 王朝を照らす月 DVD-SET1/ガオ・ユンシャン

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「ミーユエ 王朝を照らす月(全81話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第七十一集]
翟驪は病み上がりにも関わらず巴蜀のクーデター制圧の援護を引き受けて出陣。巴蜀の情勢に見通しがたった頃合いを見計らって、芈月は各公子に今帰順すればお咎めなし、引き続き反抗するなら爵位剥奪だと布告する。
芈姝はここへ来て魏夫人の子である華公子を王位に就けるのが気に食わなくなってきた。だがもう時間がない、甘茂に急かされ芈姝は渋々華公子を正当なる秦国王として擁立する。華公子は旧貴族らの支援を受けて決起した。その軍営に蒙驁が潜入し、元部下らに旧法の弊害を伝える。華公子の軍からは脱走者が続出した。
討伐軍を率いる魏冉と白起がついに雍城へ突入を果たす。華公子は自ら出陣するが明らかに分が悪いと見た甘茂はこっそり魏国へ逃げるのだった。宮殿に迫る軍勢に華公子は果敢に立ち向かうも取り囲まれた。
侍女が脱出を迫るが芈姝は自害を選び毒酒をあおろうとする。が、やはり怖くてできない。
魏夫人は病が悪化し、息子が秦王として国を統べる姿の幻を見ながら息絶えた。
かくして武王崩御後三年にわたる内乱はついに終結した。

反乱に加担した公子は総勢七名。秦の法律では反逆罪は死刑だ。しかし樗里子は甥っ子らが殺されるのを看過できない、どうか自分に免じて減刑してほしいと訴える。もし死刑にするなら自分は辞職するとまで言うが、芈月はお好きにどうぞと言って立ち去って行った。
昭王も異母兄らが殺されるのはあまりに不憫だと母に直訴するが、異母兄というのは所詮助け合うことはできないのだと逆に諭された。母が述べる事は常に正しく反論の余地はない、だがしかし、法に厳格に従うと言うのならば愛人の翟驪を特別扱いしていることについてはどう説明するのかと昭王は切り込む。

[第七十二集]
芈月は翟驪に命を救われたことで今の自分があるのだと、また先王が死去し独り身であるから愛人を作ってもなんら問題ないと答える。まだ若い昭王には言い返す言葉がなかった。

その夜は大雪が降った。雪の中芈月は車を出し樗里子の館へ。頑なに出てこようとしない樗里子に国のために復帰してほしいと言いひたすら雪の中待つ。翌朝樗里子が外へ出ると、なんと芈月は一晩中寝ずに待っていた。芈月はこの先10年以内に必ず失った領土を奪い返し天下に号令をかけるまでに大きくして見せると言う。樗里子はついにもう一度この太后に賭けてみる気になった。

芈月は久しぶりに芈姝の様子を見に行く。子供の頃はあんなにも仲良しだったのに、もう元には戻れないのかと問うが、芈姝は時の流れによって人の心は変わり死んだ人は生き返らないのだと拒絶する。芈姝は殺せと言うが、芈月は姉を死刑にする気はなかった。全てを失った姉はもはや何の脅威でもないのだ、秦国が戦うべき敵ではないのだ…。

[第七十三集]
芈月は息子に楚の瑶公主を娶らせる。楚国はさらに友好の証に横太子を人質に出して来た。そして横太子に同伴してきたのが黄歇だった。芈月はあの時何も言わずに去ってしまったことを謝り、これからは側にいて欲しいと秦臣になってくれるよう頼むが、黄歇は秦に仕える事はできないが、秦にいる間は協力すると言ってくれた。

楚から黄歇が来ていると知り翟驪は嫉妬する。翟驪の配下の義渠人らは平和になった秦での生活にも飽きてきて草原へ帰りたいと言い始めた。そして城下で頻繁に市民と諍いを起こすようになった。義渠への不満が高まっていることを初めて知らされた芈月はなぜ今まで報告しなかったのかと樗里子を問い詰めるが、樗里子は太后が翟驪を愛人とし義渠を特別扱いしていることが誰の目にも明らかであるのに報告する者がいようかと皮肉り、ここは秦国であるのだから太后がかつて仰ったように王族から庶民まで一律に法に照らして罰するべきではと言う。
義渠人が諍いを起こすのは悪気があるのではなく中原との文化習慣の違いからで、それを一方的に罰するのは彼らも納得しないだろう…悩む芈月の元に黄歇がやってきて、数年前趙国が軍事力を上げるため採った政策を教えてやる。
芈月は義渠人を秦軍に編入し彼らの騎馬操術を秦人に教えさせることにした。騎馬隊なら馬と共に生きる草原の民の性質にも合うだろう。そして義渠人らを城外に住まわせ、城内では秦の法律に従わせることを約束した。


[A] 太后
秦太后。未成人の王の摂政として権力を一手に握る。本名は芈月(ミーユエ)
[B] 昭王
秦国王。本名は嬴稷(インジー)
[C] 恵后
亡き武王の母。芈月の異母姉。本名は芈姝(ミーシュ)
[D] 嬴華(インホア)
魏夫人の息子。商君の新法に不満を持つ旧貴族の支持を集めて事実上の秦王即位を目指す。
[E] 甘茂(ガンマオ)
右丞相。恵后派の佞臣。
[F] 樗里子
左丞相。昭王の叔父。本名は嬴疾(インジー)
[G] 翟驪(ジャイリー)
騎馬民族・義渠の王。名目上の爵位は義渠君。芈月の愛人。彼女を守るため部族を率いて都に駐在。
[H] 黄歇(ホァンシエ)
楚大臣。若い頃に芈横太子の家庭教師を務めていた。芈月の元恋人。

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「ミーユエ 王朝を照らす月(全81話)」のあらすじ。
中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。

[第六十八集]
ようやく稷公子が秦の王位を継ぐ。これが秦昭王である。
芈姝は廃位され芈月が王の母、太后と称されるようになった。

甘茂は昭王に忠誠を誓うが芈月は彼を遠ざける。甘茂はこっそり芈姝を城から逃がし華公子と手を組むよう勧めた。華公子のいる雍城へやってきた芈姝は、芈月が遺書を偽造して国を乗っ取ったと告発し正当な秦国はここ雍城と華公子の元にあると布告せよと命じる。

昭王が立っても公子らの反発は続く。芈月はまず外国の侵攻を防ぐため魏冉の軍を函谷関へ。都は翟驪の義渠兵で防衛することに。公子らはそれぞれ縁ある外国と手を組もうとするだろう、こういう時に張儀がいてくれたら…しかし彼は数年前に故郷で病死したと聞く。とにかくもまずは交渉で戦を回避できないか試してみることに。

[第六十九集]
芈月はまず燕国に対し、国内が落ち着いたら斉国を討つ手助けをしようと申し出る。
楚国へは靳尚に多大な贈り物をし、弟の芈戎を秦へ寄こしてもらうことに。さらに恵文王の末娘を楚太子・横に嫁がせようと提案。だが楚国では鄭袖が息子の子蘭公子に王位を継がせようと画策し横太子は冷遇されていた。ならば子蘭公子に嫁がせようとするが、靳尚は何にせよ秦との友好関係はまず上庸の地を割譲することが大前提だと言い出した。芈月は公主の嫁入りと同時に上庸を譲ると約束する。
韓国に対しては、先に武王が洛陽へ行くために占領した武遂の地を返すことに。魏国へは五つの城を、趙国にも大金を送ると約束した。
城の割譲という代償に大臣らはどよめく。魏冉ですら自分達将士が命を懸けて戦い守って来た土地が割譲されるのは納得がいかず姉の元へ。芈月は東五か国に集団で襲い掛かられることが何より危険なのだと答える。弟ですら不満を持ったこの策に対して甘茂や樗里子が暗躍することのないよう充分に監視するようにと命じた。

各国が次々と函谷関から兵を引いていく…魏国の後援を失い華公子は追い込まれた。だが芈月の独断に朝臣らが不満を持っているとの報告にしばらく様子を見ることに。
朝議で甘茂は太后は政治に口を出すべきでなく後宮に下がるべきだと提じる。芈月は甘茂こそが武王をそそのかし秦を窮地に追いやった張本人に他ならないと突きつける。甘茂は憤慨しその場で辞職を申し出て去って行ってしまった。

[第七十集]
秦の朝臣らは翟驪達義渠人が大きな顔をして宮殿を歩き回ることを快く思っておらず、物心のついてきた昭王も自分を差し置いて母と翟驪が親しくしてるのが気に食わない。翟驪を母に会わせまいと剣を抜き小傷を負わせてしまった。翟驪が機嫌を損ねたため芈月は昭王を叱りつけ後を追う。
翟驪はしかし芈月が代わりに謝るとすぐに機嫌を直した。そして二人きりで抱き合っているところへ、芈姝の差し向けた暗殺者の矢が芈月を狙う。矢は芈月をかばった翟驪の背中に深々と突き刺さった…。

翟驪の傷は深いものの命に別状はなかった。翟驪が深手を負ったと聞いて昭王はいい気味だと喜ぶが、母后が自分の寝室に入れて熱心に看病していると聞いて腹を立てる。
芈月が調べさせたところ王室護衛団の団長・蒙驁が芈姝の手先となっていたことが判明。芈月は護衛団全員を集め、蒙驁らの縄を解き、皆に問うた。華公子や甘茂が何をしようとしてるのか知っているのかと。恵文王が守って来た商君の新法では戦場で首をとった者には必ず褒賞が約束された、しかし甘茂はその法を曲げて武王に褒賞を出させなかったではないか。華公子は商君の新法を破棄しようとしている、そうなれば将士らには未来がないではないか!
芈月の演説は兵士らにてきめんに響き、蒙驁らもみな忠誠を誓い一致団結する。その姿を見る樗里子は芈月の手腕に驚くと同時に恐ろしく思うのだった…。

甘茂は芈姝の元へ逃げた。また魏夫人もどさくさに紛れて脱出し雍城へ向かおうとするも衛兵に捕えられ芈月の前に連れてこられた。だが芈月は魏夫人にわざわざ車と護衛をつけて雍城へ送り出した。
魏夫人が来たことで華公子を自分の思い通りに動かせなくなり芈姝は立腹。魏夫人も息子を芈姝の捨て駒にはさせまいと対抗する。


[A] 太后
昭王の母。未成人の王の摂政となる。本名は芈月(ミーユエ)
[B] 昭王
秦国王。恵文王の息子、武王の異母弟。本名は嬴稷(インジー)
[C] 恵后
亡き武王の母。芈月の異母姉。本名は芈姝(ミーシュ)
[D] 甘茂(ガンマオ)
右丞相。恵后派の佞臣。恵后が失脚し昭王に忠誠を誓うが…。
[E] 樗里子
左丞相。昭王の叔父。本名は嬴疾(インジー)
[F] 魏(ウェイ)夫人
恵文王妃。武王亡き今、息子を王位に就けようと目論む。
[G] 嬴華(インホア)
魏夫人の息子。商君の新法に不満を持つ旧貴族の支持を集めて事実上の秦王即位を目指す。
[H] 翟驪(ジャイリー)
騎馬民族・義渠の王。名目上の爵位は義渠君。芈月を一途に思っている。
[I] 魏冉(ウェイラン)
昭王の下、秦将軍に復帰。芈月の異父弟。
[J] 蒙驁(モンヤオ)
禁軍(王直属の軍隊)隊長。芈姝の命令で芈月の命を狙うが…。

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