中国語版のざっくり解読なので間違ってるところもあるかもしれません。
[第七十四集]
翟驪は黄歇が頻繁に宮殿に出向いていると聞いて嫉妬し、芈月と大喧嘩になり草原へ帰ってしまった。芈月は国政を樗里子と庸芮に任せ、後を追って草原へ。翟驪はやって来た芈月が自分の子を妊娠していると知ってすぐに機嫌を直し、二人は義渠式の結婚式を執り行った。
太后が義渠の子を妊娠しているという噂はあっという間に城中に広まった。昭王や樗里子は国母たるものがとんでもない恥さらしだと憤慨する。
朝議にて芈月は自ら妊娠を発表。数か月前に夢に出て来た恵文王が子を授けてくれたと言い、腹の子は恵文王の子だと言い張る。無茶苦茶な言い訳に朝臣らはざわめくが、庸芮が斉国の君主であった姜公家が田氏に乗っ取られた歴史を引き合いに出し、生まれて来る子が嬴公家の血筋であろうとなかろうと秦国公子公主に違いないのだと説く。
[第七十五集]
昭王からすると母は尊敬する父・恵文王をないがしろにしているようにしか見えない。翟驪に対する敵意は募っていくばかりだった。
月日は流れ芈月は男児を出産、芾(フェイ)と名付けられた。
斉魏韓の三国が楚国を攻めようとする。芈月は楚国を助けるという名目で魏・韓国を攻めさせ領土を取り戻した。さらに義渠と合同訓練した新騎馬隊で北戎と趙国を攻め領土を広げた。次は楚国へ進むべき時だ。しかし現在の所楚国とは同盟関係にある、攻め入るための名目がない。しかし庸芮はその気になれば名目はつくれると言う。
楚国は暗君の懐王は鄭袖の意のまま、屈原は辞職して去り佞臣・靳尚が朝廷を操っている。鄭袖は横太子を秦へ追い出してしまえば息子の子蘭公子がじきに太子になれるだろうと高をくくっていたのだが、横太子はこれといって失態もなく廃太子するほどの理由がなかった。横太子が秦で騒ぎでも起こせばいいのにと言う鄭袖に、靳尚は一計を案じ秦の庸芮と連絡をとる。
黄歇が横太子と食事をとっていると酔った秦将校に絡まれた。相手が剣を抜いたため黄歇がかばって応戦する。そのどさくさの中一人の男が倒れた将校を刺殺し、その血に濡れた剣を横太子に握らせると「殺人だ!」と騒ぎ立てて逃げた。
[第七十六集]
横太子は動揺しすぐに出国、楚へ帰ってしまった。横太子が殺人を犯しさらに逃亡したということで秦は同盟を破棄し楚へ攻め込む。鄭袖は横太子を殺して秦に謝るべきだと主張するが、懐王は我が子を殺すことはできないと却下、自ら交渉の場に出向いて話し合うことになった。思惑が外れ鄭袖は靳尚に八つ当たり。すると靳尚はならば横太子を斉国へ人質に出そうと言う。
懐王は話し合いのため秦国の武関まで出向く。だが昭王は勝手に懐王を捕縛した。芈月は息子の突然の行動に耳を疑う。交渉に出向いた相手を騙して捕えるなど人道にもとる行為で他国からの批難は免れない。芈月は今回の事件は昭王ではなく自分が個人的な恨みをはらすために独断で行ったことだと釈明するよう言いつける。
白起や庸芮、司馬錯はこの機に楚国へ攻め入るべきだと提じる。巴蜀に置いている兵を水路を使って動かせば楚へ容易に攻め込める。芈月はその策を褒めすぐに取りかかるよう命じるが、心の中では故郷を攻める事に葛藤しているのだった。
「秦太后が楚懐王を騙して捕えた」と知った黄歇は見損なったと芈月をなじる。芈月がしようとしていることは祖国を戦火に巻き込み秦国の独裁で故郷の人々を苦しめるだけだと突きつけ、もう二度と会うことはないと去って行った。
[第七十七集]
秦は楚に侵攻。懐王を囚われている楚国は手出しができない。黄歇は新王を立てて団結し対抗すべきだと提案。靳尚と鄭袖は子蘭公子が王になるにふさわしいと声を上げる。と、そこへまさかの横太子が姿を見せた。昭陽と屈原が謀り既に斉国から呼び戻していたのだ。
横太子が王に即位し楚朝廷は再び屈原が掌握し新王を旗元に兵をまとめ秦軍に対抗をはかる。芈月はその政変を知り退却を命じた。
数か月後、芈月は兄・懐王の様子を見に行く。懐王は息子の横太子が自分を見捨てて王位に就いたと知り逆上するが、芈月は楚国がだめになったのはあなたの愚行のせいだ、死んだらあの世で父に詫びろと言って去って行った。
楚の十五の城を攻め取った功で魏冉は穣候に、芈戎は華陽君に、白起は武安君に封じられた。また、翟驪との間に生まれた子・芾公子は特別に涇陽君に封じられた。何の功も立ててない幼子に、ただ太后の子であるというだけで高い爵位を与えたことに朝臣の間では不満が広がる。

[A] 太后
秦太后。未成人の王の摂政として権力を一手に握る。本名は芈月(ミーユエ)。
[B] 翟驪(ジャイリー)
騎馬民族・義渠の王。名目上の爵位は義渠君。芈月の愛人。彼女を守るため部族を率いて都に駐在。
[C] 昭王
秦国王。本名は嬴稷(インジー)。翟驪は恩人であるが義父とは認められず敵意を抱いている。
[D] 樗里子
秦丞相。昭王の叔父。本名は嬴疾(インジー)。
[E] 庸芮(ヨンルイ)
秦大臣。
[F] 黄歇(ホァンシエ)
楚大臣。人質の芈横太子の付き添いとして秦へやってきた。芈月の元恋人。
[G] 芈横(ミーホァン)
楚太子。鄭袖の印象操作によって父王から嫌われている。
[H] 楚懐王
楚国王。暗君で、昭陽や屈原といった優れた臣下を放逐してしまった。本名は芈槐(ミーホァイ)で芈月の異母兄に当たる。
[I] 鄭袖(チョンシウ)
楚王后。南后と称される。息子の子蘭(ズラン)公子を太子につけるために横太子を陥れようとする。
[J] 靳尚(ジンシャン)
楚大臣。朝廷を牛耳っている。鄭袖の腹心。
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