モヤモヤ ブラ 不要不急の外出!~ほう、なんでしょ?! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

3月以降、「不要不急」の外出、会食、集会はしないようにお上から告げられている…。

思えば、野球観戦も、プロレス&格闘技観戦も、ライブも、飲み会も、全て自粛の半月近くが過ぎた。

散歩さえも億劫になってしまい、ひたすら引き籠り生活が続いた。

さすがに、ちょいとくらいは外の空気を吸ったり、街ブラをしたくなった。

なので、今回はほど近い「方南」近辺の何とまあ奥ゆかしいブラ散歩(いや、ブラ不要不急の外出)に。

方南町駅は東京都杉並区にあり、東京メトロ丸の内線の分岐戦の終着駅。

そのため、中野坂上駅と方南町を3両編成で往復する特別仕様の駅であった。

その後、リニューアルされ昨夏ついに通常の6両編成対応にと進化。

 

方南町と言うと、当ブログではこの「モヤモヤ ブラ 散歩シリーズ」の初期にTVドラマ「俺たちの旅」のロケ地としてピンポイントで紹介した事がある。

今は無き「たちばな荘」跡を神田川沿いに臨む。

あのロケ地も今はコインパーキングに。

その「たちばな荘」跡の奥にはこっそりと小刹が佇んでいました。

「東運寺」と言い別称“釜寺”と呼ばれ近隣住居者に親しまれているようだ。

何でも、一安なる僧侶が1573年に安寿と厨子王の守り本尊「身代り地蔵尊」を、地元の地主だった鈴木伊兵衛が自分の屋敷を寄進され奉じて念仏堂にしたことが始まり。

また、本堂の屋根の上にが載せられてるそうで、これは厨子王が釜茹でにされそうになった時に、僧侶に扮した地蔵に助けられた故事が由来。

あれ?安寿と厨子王って御伽噺じゃなかった…??(笑)

山門を抜けこじんまりとした敷地内を左へ直角に曲がると本堂が見える。

すぐ横を環七が通り、車の行きかうノイズが聞こえてくるのだが、こんな眺めがあるなんて驚きである。

そして、山門を出ると道路を挟んだ正面に何故か「身代り地蔵」が佇んでいた。

 

この「東運寺」と「身代り地蔵」を隔てる道路は「方南銀座商店街」の末端の辺り。

勾配のある雰囲気が個人的には嬉しい。(笑)

実は方南町はこじんまりした勾配が数多く有り、改めてそれらの坂道を色々と散策してみたいと思ってるほどなのです。

さて、この左側に見える長屋創りの建物には、ピザの競り売りで有名な「アキッチョ」があります。

コロナ自粛期間中にデリバリーでいただいた事を記しましたっけ。

その「アキッチョ」の横には何やら奇妙なものが…、そ・れ・は、、、

河童のミイラ?!

そんなもんが野晒しに近い状態な訳がない。

って言うか河童自体まだ存在は証明されてません!

実はここ「オバケン」と言う現在「方南町」を最もホットにしている会社の入口。

そのホットスポットへ向かいます。

 

前述の神田川の北方には並行するように善福寺川が流れています。

ここを振り返るとその超ホットスポットが視界に入ります。

それが、これ!!!!!!

ジャーーーン!

え…。

「何でぇ、ただの廃アパートじゃねぇか!」と思われたかと思いますが、実はここ「畏怖 咽び家」と言う最先端のホラーハウスなのです。

国内最恐のお化け屋敷としてテレビ他マスコミでよく紹介されています。

さあ、貴方もこの扉の向こうへどうぞ…。

 

生憎わたくしは小心者なので、ここは素通りして大好きな川沿い散歩を楽しみます。

この善福寺川と環七通りが交差する辺りはTHE立正佼成会街と言う感じ。

画像を大きくすると判るのですが、佼成病院、佼成会施設、大聖堂が見て取れます。

環七の上から善福寺川を見ると、つい先ごろ東京都高校野球大会で西東京大会の決勝まで行った佼成学園の舎屋が見えます。

その先の青い壁(実は工事中の防御パネル)の建築物は、高校野球でも馴染みの吹奏楽コンクール所謂「ブラバン」の聖地であった元・普門館です。

過去に一度だけ中坊の頃に友人に誘われて「泉谷しげるvs甲斐バンド」のヴァーサス・ライブを観に行ったことがある。(立正佼成会の施設で何故泉谷しげるだった?笑)

この川沿いに東へひたすら歩くと、善福寺川と神田川の合流ポイントに出ます。

ここから先は「神田川」の名称になります。

 

さ、ここから神田川を遡って歩いてみます。

ん?川の向こう岸、草木とフェンスの向こうに見えるのは?

何やら電車の車両のよう…。

そうです!ここは―、

東京メトロの車両基地です。

神田川を挟んで存在するのが「広町みらい公園」。

この辺りは杉並区方南から中野区になっています。

この公園は、先に述べたように勾配が多々あるエリアなので、その特性をうまく利用して作られています。

画像奥に見えるマンションの手前はグンと高さが変わります。

そこからお隣の東京メトロ車両基地を見ると、

実に絶景!!

神田川~地下鉄車両~三角屋根が連なる古えの工場フォルム~その先の西新宿高層ビル群…。

良き眺め!

 

この公園と車両基地の前に方南通りがあるのですが、それを超えて引き続き神田川を遡るとこれまた古えの佇まいのお店が。

「サンベイク310」と言うお店で、“手造りサンドの店”と掲げている。

丁度、昼飯間近の時刻でしたので、ここでサンドイッチを買って近所の児童公園のベンチで一休み。

こちらのパンはまたの機会に紹介しようと思います。)

 

その児童公園を出て、神田川沿いの道へ出ようとしたら、何年か前に世間を大いに騒がせたあの集団のホットスポットを発見!!

「ただの建物だろ!」と言われそうですが、その玄関には、、、

かの「日本大学アメリカンフットボール部」とあります!

どうやらここは同部の寮みたいです。

そして再び神田川へ。

このまま遡って進むと、ほどなく最初に紹介したドラマ「俺たちの旅」の舞台「たちばな

荘」跡に出くわす事になります。

 

 

まだまだコロナ禍ですし、熱中症を多発させる猛暑ですので、不要不急の外出は可能な限り自粛下さいませ。