2020年のお盆~幽霊を科学する | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

ついこの前まで梅雨だった気がしたが、もうお盆ですか…。

しかしながら、今年はコロナ禍により帰省や親戚の集いなども避けることを推奨され、いつものお盆休み感を実感出来ない方々も多いことかと。

うちは、年を経るごとに猛暑化するので敢えてお盆時期を外し、さらに父の命日の9月をもずらし、彼岸も混むので避けて、晩秋に墓参りしちゃってますが…。

 

お盆と言えば、家族・先祖の霊を弔う行事と言うこともあり、また夏の納涼の意味合いも含め「怪談」ネタが持てはやされる。

怪談のみならず、ホラー作品、心霊ネタ、クリーチャーもの、等々、パターンも多数あるが、やはり人気は「幽霊」だろうなぁ。

 

そんなことで、令和となり2020年代でもあるので、幽霊をちょっと「科学」の見地から見てみたい。

もはやデジタル時代となってからかなり経つので、かつての心霊写真、心霊映像などはほぼ間違いなく人に作られたものと証明されてしまう。

とは言え、怖いもの見たさや、判っていながらも楽しむという人々も多いので今だ人気は高いですね。

 

霊を見た、何か冷気を身体の一部に感じた、等々の話も科学で解明されてきている。

一番多いのはやはり人間自身の思い込み=脳の錯感でほぼこれで証明できるそうだ。

最も多いのは「パレイドリア効果」。

なんかパエリアとドリアの合体料理のような錯感を抱くのは私だけ?(笑)

このパレイドリア効果と言うのは、何かの模様が人の顔にも思える、と言うやつ。

代表例としては1990年から流行った「人面魚」。

これは心理現象が引き起こすのだが、やはり人間は臆病なので生物の顔に如実に反応し易いらしい。

もっと言えば、動物としての機能から引きずっているものでもあるようだ。

動物は敵に常に注意して生きなければならないので「顔」は勿論「気配」や「匂い」、「物音」に敏感だ。

動物から人に進化していく過程では「仲間」と「敵」を区別するには個人の顔を覚える機能が発達していった。

そうなると殊更「顔」に対して敏感に反応してしまう生き物になっていった。

そのある意味自己防衛機能が、幽霊=怖い=模様を顔と脳が判断、と、それ以上深入りしないようにしむけるのだ。

幽霊の正体は「パレドリア効果」がもたらす「人間の防衛機能」なのです。

 

 

とは言えども、100パーセント幽霊の存在を否定出来るかと言うと、まだまだ解明とは言い切れない部分もあるので、現状全否定できるわけでもない。

では、幽霊がいるという前提での話。

人は寿命があり死ぬが、幽霊も死ぬのか?

どうやら400年くらいが寿命という話がある。

それは歴史的合戦で死者を多数出した「関ケ原の戦い」(1600年)に由る。

当然、そんな場所では霊を見たと言う話は数多あるのだが、実は2000年くらいからそういった目撃談が激減してきていると言う。

となると、寿命は400年くらいか、となる。

(ご興味あればこちらを参考にして下さい。)

万一、幽霊が存在しても寿命があると思うと、ちょっと怖さが少なくなる。(笑)

 

 

皆様もお盆の供養は出来る範囲での行動として下さいませ。

そしてコロナ以上に熱中症で運び込まれる方々が増えているようですので、くれぐれもご自愛下さい。