ノスタルジィ以外の何物でもない「サンベイク310」のパン! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

以前、コロナ禍にも拘わらず、杉並区方南町界隈をブラ散歩したことを記した。

 

その際に、ブランチとして食べたのがノスタルジィ漂う「サンベイク310」と言う、町のパン屋さん。

「手作りサンドの店」が看板ながら幟の「厳選素材おにぎり」目立つ。(笑)

また昔のパン屋さんはたばこも扱ってましたねー。

店内はもうさほど商品があるわけでもなく、寂れた感があるものの、町に愛され生き残った強さも感じる。

かろうじて何点か有るこのショーケースの向こうに人1人入れば充分なくらいのスペースの厨房で老婆が一心不乱にサンドイッチをこしらえていた。

まさに自分が幼少期に町にあったパン屋の雰囲気がこんなだった。

ノスタルジィ感が半端無いです。

 

で、この日は「ハムサンド」と「ソーセージ・ロール」を購入。

近くの児童遊園のベンチで一服。

シンプルとしか言いようのない風貌です。

ひっくり返すとちゃんと自分のところで調理したシールが貼ってある。

まずは「ハムサンド」から。

ハムサンドと言うよりレタスサンドと言っていいような感じですが…。(苦笑)

味はと言うと…、正直に言って凄い美味しいわけではない。

もっと言えば「普通」と判断されがちになる味か。

でも、第5の味である(私が勝手に言っているのだが)「ノスタルジィ味」以外の何物でもない!

そう、子供の頃に町のパン屋にあったサンドイッチはこんなだったよ!

まずはパンなのだが、今時当たり前な「しっとりフワッと」ではなく、ちょっとパサッとした感触。

味も至ってシンプルだけど、マヨネーズには辛子がちょっと入っており、このバランスが絶妙なあの頃の感じなのだ。

これはこれで、現代で探してすぐ見つかる代物ではないだろう。

タイムマシーンでもあれば別だが。

続いて「ソーセージ・ロール」。

普通ソーセージは炒めてあるが、フライになっているのが珍しいと思い購入。

見た目はカツサンドっぽいですが、いざ実食!

ん?

…そうか!

いやいや、自分、浅はかでした…!!

ソーセージは「魚肉ソーセージ」を使用していました!

そうだよな、そうだよ!

ノスタルジィを味わう者ならソーセージと言えば「魚肉ソーセージ」でしょ!

ねぇ、まったく…修行が足りないと反省しました。(苦笑)

お値段はどちらも@180円。

 

ちなみに店名「サンベイク310」は「さんべいく さとう」と読むそうです。

食べログにも出ておりました