その際、目標を設定しなければなりません。
下記のような目標を複数組み合せて、企業の目標とすることが一般的です。
①売上高目標
マーケットに提供する製品の売上高の目標を決めます。
②利益目標
マーケットに提供する製品の利益の目標を決めます。利益の種類には、粗利益、営業利益などがあります。
③マーケット・シェア(市場占有率)目標
マーケットに提供する製品の、そのマーケットに占める割合(占有率)の目標を決めます。
よく、「権限を委譲して、ビジネスをすすめる・・・。」という話を聞きますが、
権限を委譲したヒトが、結局口を出したり、結果が出なかった相手を責める、といったことがありませんか?
これ実は、大きな間違いでして、権限委譲という耳障りのよい言葉で、結局放任・放置した結果だということがよくあります。
「君にしかできない仕事だ」→「君には荷が重すぎた」では、だめでして、「君に任せた、僕が全て悪かった」と心得ないといけません。
どういうことかというと、そもそも委譲できる権限というものがありまして、全て権限委譲できるものではありません。
たとえば、事業部長がメンバーに権限を委譲すると口にしたものの、決済権まで委譲することはないでしょう。
決済権などは、そう簡単に委譲できません。
権限委譲には、委譲する側の責任があってのことなのです。「任せるけど、責任は俺が取る!」ということです。
ここを履き違えている大手企業の管理職が多いことを見てきました。
世の中には無責任な管理職が多いということの象徴です。
ここで大切なことは
・任せる範囲を決めること
・定期的に進捗説明を求めること
・責任は全て当方にあると心得ること
この3つが備わって初めて、権限委譲ができると考えるべきです。
先日、元中日ドラゴンズ監督の落合氏の著書「采配」を目にする機会がありました。
彼の野球での成績はいうまでもなく歴史上残るものなのですが、名球会への参加拒否やプロ野球に入る前に
大学をやめたりプロボーラーを目指したり、とやりたい放題の人生を過ごしてきた方です。
プロ野球の選手時代は「今年ですか?もちろん三冠王取りますよ!」
そして本当に三冠王になってしまうなど、「有言実行」でズバズバものを言ってきた印象がありました。
彼は、「自由にさせることと、好き勝手にすることは違う」と言います。
「私が選手をできる限り自由にさせたいと考えているのは、自由というものが最大の規律になるからである」
だからこそ、自由にさせてやりたいと思っている。と言います。
つまり、自由には自己責任が付きます。「自分で考え、自分なりに行動すること」に他なりません。
「好き勝手に やること」とは意味が違います。
ここを掃きちがえると間違った組織が出来上がってしまいます。
この方、本当に凄味を感じる方です・・・。よく考えているのでしょうね。