先日、元中日ドラゴンズ監督の落合氏の著書「采配」を目にする機会がありました。
彼の野球での成績はいうまでもなく歴史上残るものなのですが、名球会への参加拒否やプロ野球に入る前に
大学をやめたりプロボーラーを目指したり、とやりたい放題の人生を過ごしてきた方です。
プロ野球の選手時代は「今年ですか?もちろん三冠王取りますよ!」
そして本当に三冠王になってしまうなど、「有言実行」でズバズバものを言ってきた印象がありました。
彼は、「自由にさせることと、好き勝手にすることは違う」と言います。
「私が選手をできる限り自由にさせたいと考えているのは、自由というものが最大の規律になるからである」
だからこそ、自由にさせてやりたいと思っている。と言います。
つまり、自由には自己責任が付きます。「自分で考え、自分なりに行動すること」に他なりません。
「好き勝手にやること」とは意味が違います。
ここを掃きちがえると間違った組織が出来上がってしまいます。
この方、本当に凄味を感じる方です・・・。よく考えているのでしょうね。