ソリューションのおぼえがき -227ページ目

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

戦略とは、戦争から発生した言葉ですが、昨今では企業戦略、事業戦略、営業戦略などなど、会社経営にとってなくてはならない方向性のようなものとして語られるようになってきました。


中小企業においても戦略を策定するということは、よく議論されるようになってきたので、今一度、経営学者は「戦略」をどういった言葉で説明しているかについて、整理してみます。



「長期の基本目標を定めたうえで、その目標を実現するために行動を起こしたり、経営資源を配分したりすること」(チャンドラー、1962)


「自社の相対的な企業力を用いて顧客のニーズをより満足させ、競合相手との差を最大化すべく努めること」(大前研一、1982)


「無数の行動と意志決定の中に見いだされるパターン」(ミンツバーグ他、1985)


「組織の発展プロセスを指導する新しい意志決定ルールとガイドライン」(アンゾフ、1988)


「企業が複数の市場における活動を組み立て調整することによって、価値を創造する方法」(コリス=モンゴメリー、1998)


「企業が考えた競争に成功するためのセオリー」(バーニー、2002)



私はこの中でも、ミンツバーグ氏共著の「戦略サファリ」という本を読んだときに、よく戦略について整理し、持論を展開できたものだなあと、感心したことがあります。(今もたまに読み返したりします。)

マネジャーや経営幹部のみなさまに、「ゆでがえる」のことについてよく話します。

ゆでがえる理論=「今までこれでやってこれたのだから何とかなる」という危機意識のなさが命取りとなるという例えです。



熱いお湯にカエルを入れると驚いて飛び跳ねますよね。


ところが常温の水にいれ、徐々に熱していくとその水温に慣れていくといいます。

そして熱湯になったときには、もはや跳躍する力を失い、飛び上がることができずにゆで上がってしまうというのです。


このゆで上がった「カエル」をみなさまは笑うことはできますか?


実は、ビジネスマンとして社会で活動するみなさまにとって、慣れた環境に浸りすぎて、環境の変化に気づくことができず、変化が起きたと察知した時点では遅すぎて手が打てなくなってしまうことがよくあります。


とにかく、私はこれだけをやってきた・・・。過去がこれだからこれからもこれでいい・・・。その発想だけは辞めたいものです。

人間が本当に一生懸命働けるという状態を創るのはどうすればよいのだろうか?

人間は、お金や生活のためだけに働くのだろうか?

お金だけをインセンティブにして仕事をしている職場に良い雰囲気の職場は残念ながら見当たりません。正直、殺伐としています。

かといって、報酬を得ることを否定してる訳ではありませんよ。
「報酬だけ」では一生懸命人間が働くことは難しいと言っているのです。

なぜか?働くこと自体の目的が違うからです。愛社精神とまでは言いません。
「仕事に誇りや仕事の信念を持つ」ことが一番大切なのではないか?という考えです。

これは自分でしか持てませんので、価値観は人それぞれですが、少なくとも生活のため働いている人にも仕事に誇りを持っておられる方は素晴らしい働きぶりを発揮してくれることが往々にしてあります。

私も独立してからは仕事に誇りを持って日々頂いた課題に取り組んでいます。
そう言える自分が一番ストレスを感じません。

なぜ組織変革が必要なのでしょうか?




→経営者の悩みより・・・こんなことが職場で起きている??




・トップの考え方やビジョンが従業員まで共有されていない


・言われたことはやるが、社員からの提案はない


・部門間の連携が悪く、顧客の声を反映するまでに時間がかかる


・せっかく採用した社員の定着率があまりよくない


・漠然と将来の不安や会社への不満を口にする者がいる


・創業者のカリスマパワーで成長してきたが、後を託す人材が育っていない


・自社の強みが認識されておらず、競合に負けることが多くなった


・他社の経営者から、「社員の方々はあまり元気がないですね」と言われた




このようなことが起きがちではないでしょうか?




組織には慣性や文化、風土があります。

それ自体は決して悪いものではありません。




しかし、環境の変化や経営者のスピード感についていくことができず、摩擦が起きると私は考えています。




だから、組織の変革が必要になります。




覚悟を決めて、時間をかけて、じっくりと変えていく必要があります。



会議と聞けば、何人でてきて、それも全員手ぶら・・・

??何を議論するために出てきたの??(時間つぶし??)



とまあ、世の中のどこでも起きていることですが、

・業績が悪い会社ほど会議が多い
・業績の悪い会社ほど会議の参加人数が多い
・業績の悪い会社ほど会議の時間が長い
をいう傾向があるように思います。いろいろな会社で起きていることです。


「決められない・・・」確かにそうなのですが、そんな簡単な逃げ口上で片付けてはいけません。


私の持論ですが、「会議では議論をしてはならない」のだと思っています。