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ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

経営者の方とたくさん面談をしてきましたが、優秀な経営者の方は
・向上欲があること
・人生においての目標があること
・本を読んでいること

この3つが共通点を持っておられる方が多いような気がしています。

 

とある方が、「良い社長、悪い社長がいるけれども、良い会社、悪い会社はない。」というようなことをおっしゃっていたそうですが、
確かに、会社の大小ではなく、その会社の経営者の考えや姿勢、能力が会社には多大な影響を及ぼすのではないでしょうか?

 

会社は社長の器以上に大きくならない・・・とかいう話もあるくらいです。

 

経営者と言えども人間ですから、24時間会社のことばかり考えていられるわけもありません。
遊び、付き合い、家族、自分のことなど・・・。

 

ですから、会社を食い物にする社長ではなくて、読書の時間を積極的に取り、本を読んでいることで人の意見などをしっかりと吸収しようとするのでしょうか。

もう一つ、優秀な経営者がやっていることは・・・積極的に運動をしておられる方が多いですね。
要するに、自己管理ができている人なのではないでしょうか。

 

お客様に価値を提供すれば買ってもらえるかというとそうもいきません。

 

その価値を提供しているのはあなただけではないからです。

 

世の中には常に競合が存在します。
その競合商品よりも、あなたの商品の方が高い価値を提供し、それをお客様に納得していただく必要があります。

 

競合商品と全く同じであれば、値段が安い方を買うでしょう。

 

価格競争力を持つのは素晴らしいことですが、価格だけで勝負すると、体力勝負になってしまいます。

 

競合商品ではなく、あなたの商品を買う理由、競合商品との違いをお客様に訴える必要があります。

 

小売店の場合、扱っている商品が競合店と同じこともあるでしょう。

それでも、あなたの店から買う理由を納得していただく必要があります。

そうでなければ、泥沼の価格競争になり、負けた方は退場、買った方も傷だらけ、となります。

 

では、何を持って差別化すると言うかと、あなたの会社の強みを使うのです。

普通、弱みで差別化することはありませんから、「差別化ポイント=あなたの強み」ということになります。

あなたが競合他社より強いところで差別化しようとしなければ、負ける、追いつかれるだけです。

 

では、強みが無かったらどうしたらよいのか?

 

答えは簡単です。

・探しましょう。無ければ、もう一度探しましょう。
・創りましょう。競合よりも努力に努力を重ねて創りましょう。
 

「どんな強みを作るのか?」それは、どんなお客様にどんな価値を提供したいのか、自分が得意とすることは何か、などによって変わります。

 

お客様は正直です。

よりお客様にとって便利な方、より役立つ方、よりたくさんの情報を提供してくれる方、より見やすい方、より愛想のよい方、などから買うわけです。

それぞれが強みの例です。

強みがない、ということはありません。

必ず何かはあるはずです。

 

ちなみにですが・・・、強みについては、3つの方向性で考えると良いと言われています。
①手軽軸:より低価格で、より便利に買いやすくする
②商品軸:最新の技術の製品、最高のサービスを提供する
③密着軸:お客様のことをよく知り、望み・わがままをかなえる

通常はこの3つのどれかで差別化することになります。

 

意識を変えるのも大事だけれども

社長がよく「うちの会社の従業員の意識を変革させなければならない。」みたいなことを話されます。

 

意識を変えろといっても組織の風土が変わるわけでなく、ましてや従業員の意識のような難しいものが変わるわけがありません。

どうしてでしょうか?

 

意識が変わったか?変わっていないかを評価できる方法が組織風土調査しかないからです。

要するに測定がとてもしにくいからだと考えます。

 

こんな会社がありました。
社長が変わり、従業員の意識調査を行いました。

幹部の社長への評価はすこぶる高い、ところが従業員の末端へ行けばいくほど、社長への辛辣な意見が出る出る。

 

ところが、研修では、幹部の社長評価を検討するのみ。

社長は大満足。

やはり俺が変革を実現したのだ!

 

そして、その会社何も変わらず1年経ち、2年経ち、業績が落ちてきても、同じような状況が・・・。

世間からの評価は辛辣なものです。事実ですから。

世の中はそんなこと考えていませんよね。

 

従業員の意識が変わったから、この会社の商品・サービスを買いたいのか?若干は影響するかもしれませんが、本質は違いますよね。

その会社を評価するのは、商品・サービスが望ましいかどうかで決まるわけですから、商品・サービスについて少しでも、前進できる行動を起こす方が早いのではないでしょうか?

 

そして、行動が相手に伝わることで、従業員も自信が深まり、さらに良い行動につながる・・・結局
蓋を空けてみれば、従業員意識も変わっていた。でいいのではないでしょうか。

お客様があなたの商品を買うのは、商品自体が欲しいのではありません。

 

商品がお客様にもたらす何か良いこと、それを買っているのです。

 

・ドリルを買うのは、ドリルという工具ではなく、穴を開ける必要があるから。

・コーヒーを飲むのは、黒くて苦い液体ではなく、リラックスや眠気覚ましが欲しいから。

・高級車を買うのは、1t の精密機械ではなく、かっこ良く見栄を張りたいから。

・ゴルフクラブを新調するのは、金属の棒が欲しいのではなく、飛距離や良いスコアが欲しいから。

 

お客様が欲しい、何か良いこと、は何なのか?を理解することが大切なのです。

 

お客様は、あなたの商品が欲しいわけではなく、自分にとって良いことが欲しい。

当たり前のことですが、ついつい忘れがちなことです。

これが「お客様に価値を提供してお金をいただく」ための「価値を提供」するということです。

 

「従業員からの高い忠誠心」と「組織が高業績を引き出す職場」について、以下の12の特徴があるそうです。

 

1.仕事の上で自分が何をすべきか、要求されていることがわかっている
2.自分の仕事を適切に遂行するために必要な材料や道具類が揃っている
3.毎日最高の仕事ができるような機会に恵まれている
4.最近一週間で、仕事の成果を認められたり、誉められたりしたことがある
5.マネジャーや仕事仲間は、自分を一人の人間として認めて接してくれている
6.仕事上で自分の成長を後押ししてくれる人がだれかいる
7.仕事上で自分の意見が尊重されている
8.会社のミッション/目的を前にして自分自身の仕事が重要だと感じられる
9.仕事仲間は責任を持って精一杯クォリティーの高い仕事をしている
10.仕事仲間にだれか最高の友だちがいる
11.最近半年間で、自分の進歩に関してだれかと話し合ったことがある
12.仕事の上で学習し、自分を成長させる機会を与えられたことがある

 

そして、その中でも優れたマネジャーは、このうちの最初の6つの質問の重要性を理解している傾向があるのだそうです。

 

いきなり高みを目指すよりも、まずは基礎固めをすることで職場づくりをはじめようとします。

 

優れたマネジャーは、人間の合理性の限界を認識して、足りないものを植えつけようとするよりも、まずその人自身になれるように力を貸そうとするのです。