前回、若山氏のオープンなふるまいについて書きました。小保方氏はどうでしょうか?

彼女は、女性特有のストレートさを持っていますので、わかりやすいですね。告白本では、本音で書いているので、そうした女性特有のストレートさが伝わってきます。

対面した人の品定めなどは、しっかりやっています。しかし、小保方氏は、そうした品定めを、その場では、相手に感じさせないような奥ゆかしいところがあり、男性はそこまで見られているとは気づかず、騙されてしまうかもしれません。

つまり、彼女は、一見頭がよさそうだけど、社会的には未熟なところがあると、男性は感じてしまうようです。

相澤氏とは良いコンビだったようです。相澤氏は、小保方氏を社会的には未熟であると思い込んでいるふしがあって、小保方氏にいろいろアドバイスをしています。

「優れた科学者は、周りに気配りができるかどうかですね」との小保方氏発言に対して、相澤氏の反応は、「やっとそこに気づいたのか?どこかに書き留めておけ!」
とか、言っています。

でも、小保方氏は、初めて気づいたわけではないと思います。普段言わないつもりでいたことが、この時、たまたま口がすべっただけなのでは・・・。

武市氏からも、「すれていない!」とネガティブに批評されています。

彼女は、めざす理想的女性像があって、そうあるようにと、心のギブスをまいていたのではないでしょうか?

小保方氏は、確かに、未熟なところが全くなかったわけではないようですが、彼女の恵まれた育ちや、若く人生経験の少なさからすれば、特別でもないと思います。彼女は、他人への配慮は、一生懸命やっています。

小保方氏がすぐ、弁護士をつけたのは、研究者からは、非難の対象とされました。科学者なら、自分で弁護するべきだとの批判がありました。

彼女のリケジョ特有の、即断力と品定め能力は、文章にあちこちに見られます。ですから、人物像の描写が生き生きとして、テレビで見た人の生の印象が、読者に伝わるのです。書かれた理研の当事者にしてみれば、小保方はこんなふうに考えていたのか!と意外に思うかもしれません。

彼女の眼力はするどいもので、印象を文章で表現する能力に長けています。
いつも、周りの人やものを良く観察して、考えをめぐらしているからこそ可能になる小保方氏の能力です。

彼女は、シビアに相手を評価する能力を持ち合わせていても、それを決して言葉や態度に出さないように気を付けていました。今回、ここがマイナスに作用しました。
今後は、ここが良い方向へ向かうきっかけになればうれしいです。

小保方氏のめざすこの博愛主義が、小保方氏自身を、敵対する相手に間の抜けたような感じを与えてしまい、いじめやすかったかもしれません。

若くして出世した小保方氏にジラシーや不公平感を持つ人は、彼女をいじめの対象にしやすかったのではないでしょうか?

「理研というところは、秀才ばかりが来るようなところだから、子供っぽい君にはふさわしくないぞ!」という感じで、攻撃されたのかもしれません。

理研の調査委員会が、彼女にひどい最終判断をしたのも、彼女の評価を間違え、彼女の反撃を甘くみたからではないでしょうか?普通は、ここまで進まないうちに、リケジョから激しい反撃が起きますもの。

彼女を見ていると、“能ある鷹は爪を隠す”の雰囲気を感じます。それと対照的なのが、小保方氏を追及した須田記者です。須田氏は、“能ある鷹は爪を出す”ような方と思います。そして、毎日も、爪がいやになると、放出するのでしょう。女性は放出しやすいです。違う道もあるでしょ!となるからです。

須田氏は、科学者っぽく文章をつづっていても、それが本物になっていないようなところがあります。
思考の飛躍があるのです。推論の限界に気づかず、不十分な考察で結論できてしまっています。不確実性のまま結論するのです。

恐らく、他の人から説明を受けて理解したつもりになり、別の意見を聞く機会がないので、こうなったと思います。

公に文章を書くとなると、普通は、理解を深めてからでないと、公表しない人が多いと思うのですが、それができてしまうのが、(一部の)新聞記者です。

須田氏自身が将来、知識が深まった時点で自らの本を読み返すなら、恥ずかしくなるような文章になっているのではないでしょうか?
若山氏の初対面の印象は、少年のように純粋な人であったようです。
その後、和気あいあいで仕事をしていた頃の若山氏の言葉や言動などからして、若山氏は、くったくのない素直な人ではないかと、思いました。

赤ちゃんマウスが、食べられてしまったことにしようとか、僕だけ成功してごめん!ウフフの話など、本音を披露してしまう不用心な性格が出ています。

研究はストリーを先に考えて、それに沿って実験を組んでいくのだという研究理念など、秘密の手の内を披露しまっていて、飾らない性格かと。

「どーんと」の発言は、主宰研究者であれば、言いそうですし、資金を集めて研究所を大きくしようと願うのも当然です。

こうした話は、若山氏が周りの人に心を許していて、素直な気持ちをそのまま話す性格の人であることを物語っています。

以前に見たユーチューブの映像(山梨大でのインタビューだったと思います)でも、「小保方氏が、STAPがあるというなら、彼女自身で証明してみて!」と言っていました。

小保方氏からの反撃があることを、若山氏は、想定していたと思うので、教授という名誉する立場上、あまり、ひどいことはできないし、実際に、していないのではないでしょうか?

しかし、彼の周りには、小保方氏を陥れようとする人は複数でいました。
理研の事務職員などからも、小保方氏は若山氏を犯人にしようと、画策しているなどの話を聞かされていると思います。

つまり、他の人が若山悪玉説を作った可能性を考えることもできます。若山氏は、小保方氏がマウスを持ち込んだのでは?と言ったと思いますが、マウスを持ち込んでも、ESを混ぜることはできません。

この発言は、若山氏の大変な失言ですが、それをフォロウできない位まで、悪意に満ちた言葉に変えたのは、マスコミや周りの人だと思います。

研究成果が期待される立場になった出世研究者は、出世しない研究者から攻撃されると思います。

こうした攻撃は、日常的とは言えなくても、研究所にはつきものです。ジェラシーというより、不公平感という感情でしょう。 研究所では、皆、激しく競争し、研究者は、自分自身が一番と思っているからです。

不公平感で、人々は傷つき、世直しをしようとしたり、不公平感を解消する強硬手段に出る(ガス抜きにしかならないが?)のではないでしょうか?

訴訟されたら、若山氏は、いろいろ弁明の材料を持っていると思います。
 訴訟されなければ、何もしゃべらないと思います。残念ですが・・・。

小保方氏も、若山氏を強い言葉で非難しているようにも見えますが、証言を引き出したいのではないでしょうか?

なんとか、お互いの立場を理解しあえば、二人して、ねつ造派に対抗できるのではないでしょうか?
一般的なリケジョは、小保方氏のレベルまで我慢はしないものです。

小保方氏は、人としての尊厳が犯されるような中傷の対象にされたのですから、どこかの時点で、名誉棄損で立ち上げる必要がありました。それが今回だったわけですが、なぜ、こんなに遅れてしまったのでしょうか?

小保方氏が、堪忍袋の緒が切れるはずのいろいろな機会が、その前にいくらでもありました。でも、彼女はがまんしたのです。

堪忍袋の緒が切れる機会は、遅くとも、最終調査委員会の発表の時、理研を辞職した時、60万円の支払いをした時、早稲田の学位を取り消された時など、彼女は抗議すべき時でした。

もし、そうしているとしたら、その後の顛末にどのような結果があったのかはわかりません。待ちに待って現時点で出版したことが、彼女に有利になっている面もあるかもしれません。

半年前から出版計画はあったとのことなので、小保方氏は手記を書きながら、悲しい気持ち、悔しい気持ちを、文章にぶつけていたと思います。
わかってもらいたい!わかってもらいたい!との一念が、文章を書きながら満たされていたと思うので、出版してやろうとする気持ちは、その頃の彼女をささえたと思います。

出版前の小保方擁護派の方のブログは、このままじゃいけない!的論調で、なんからの小保方氏の行動を期待する空気になっていました。

学とみ子も、勉強熱心な女性が、才能を発揮して頑張る世の中であってほしいので、小保方氏の名誉棄損の主張の開始を期待していました。きちんと主張しなければ、後に続く女性たちのためにも、不幸なことだと感じていました。

この問題がここまで、こじれたのも、小保方氏の無言が続いたことも一因になったような気がします。つまり、おとなしい文句を言わない少女は、いじめやすいというような風潮です。

ここまで、小保方氏が、がまんした原因は何だったのでしょうか?

体調の悪さもあるでしょう。病気のせいにするなという意見もありますが、ここまで攻撃されたら、彼女ならずとも命の存続(寝る、食べる、考える)が難しくなるのではないでしょうか?
だから、体調の悪さはしかたない点と思います。医者の治療もいまひとつだったようです。特に女性は体力がないので、心の危機になると体力が持ちません。
これについては、今後も考えていきたいと思います。

もう一つは、彼女の性格でしょう。彼女は、自らが理想と願う人間像を意識し、それに向かって努力したい人なのだと思います。

彼女の抱くであろう理想像を想像してみると以下のようかなと。まず、思いやり深く、他人を攻撃せず、自らが最大努力して成果をあげ、報酬は他の人にゆずるという博愛精神だったと思うのです。頭の良い、そして若いお嬢様がめざす志向ではないかと思います。

告白本に、小保方氏は、心のギブスを幾重にも巻いて、倒れてしまう心をガチガチに固めたと、書いています。

しかし、彼女は、普段から理想に向かうための心のギブスをがちがちに巻いていたのはないでしょうか?

Fujiponさんという方が、以下のようにブログに書いています。小保方さんって、「自分は何かができる人間だ」という自信と、「他人に認めてほしい」という承認欲求が強い人である一方で、「敷かれたレールから外れてしまうこと」への恐怖も人一倍もっていた人なのではなかろうか。 指導教官の意向に反発することはなくひたすら、期待に答えようとする。
と書かれています。

小保方氏は、努力しても控えめにすることを理想とし、他人の意向を大事にし、他人のために働きたいとの博愛精神の人のようです。

実際に彼女はそうした生き方をして、それがハッピーな成果をもたらしていたようです。

しかし、彼女の発見したSTAP現象が、あまりに将来性に満ちていたことから、彼女は、利権の星になってしまったのです。

細胞に障害を与えることが、細胞に変化をきたすことに、人々が気付き始めてしまったのです。どのような変化が、一番、現実的に細胞の万能化を引き起こすのか?という質問の答えを、彼女は偶然にみつけてしまったのでした。

薬品などで、細胞膜に穴をあけるなど、現実に生きている生命体ではありえません。しかし、細胞のとりまく環境が酸性に傾くことは、生きてる生命体で起こりえます。環境の変化が、大きすぎても、細胞が壊れてしまいます。壊れない程度に、元に戻る程度に、細胞を疲弊させるための簡便な方法を小保方氏は発見したのです。

特に大事なのは、こうした酸性への変化が実際に生体内で起きるということでした。
酸素が少なくなってしまえば、動物は酸性へ変化し、生命の危機にひんします。つまり、細胞の性質をしっている学者なら、細胞をとりまく環境を酸性にすることは、すごいアイデアだ!と思うのです。

もうひとつ、万能細胞は普通の細胞が変化して生じてくる!というのも、すごい新発見でした。それまでの一般的な推論は、傷ついた臓器が再生する時は、もともと少量で隠れている幹細胞が増えてくるとの考え方がされていたからです。つまり、分化していない細胞が残っているという考え方です。バカンティ氏らもそうした考えを持っていました。しかし、そうでないことを推論するようになり、大変な発見であると認めたのです。ですから、小保方氏をとりこむことに熱心になりました。

一旦臓器になった細胞が万能化するのです。万能化は、動物を生き返らせる、作り変えることにつながります。これが、すごい利権として膨れていく可能性をはらんでしまったのです。
ある方が描かれたアマゾンレビューに、学とみ子がコメントを書き込みました。

引用 >理研や入院先の病院で、医師と弁護士と丹羽氏など信頼のおける科学者も同席して・・・・・

以下は、学とみ子のコメント
小保方氏は、自ら発信することを理研から止められていました。丹羽氏の参加は無理でしょう。
医師団(あるいは弁護団)が、STAP関連の専門知識を理解し、理研の許可が得られるように動けば、記者会見は可能だったかもしれません。

私は、小保方氏も若山氏も、捏造疑惑にはめられた被害者ではないかと想像しています。小保方氏は、我慢しつづけ、1年待って、誰も助けてくれないと悟り、堪忍袋の緒が切れた!と思いました。

ESを混入したというなら、どの時点で、どのような手口なのでしょうか?混入だけが考えられる結論なのでしょうか?

多くの階層の人々がしのぎを削りあう大研究所では、研究妨害などは時に起きるでしょう。理研内は、そのための調整機関もあると聞きます。
学位がない、有名大学院を出ていない、有名研究所の留学歴がないなどの理由で、たくさんの研究者は、研究結果が正当に評価されず、悔しい思いで働いているのでしょう。

小保方氏による図表の捏造も改ざんもあったでしょうが、STAPがなかったという証拠はありません。
告白本によると、個人の証言を個別にしっかり聞くという調査委員会ではなく、(忙しいはずのえらい)委員たちを多数並べて、形式的な調査に終始したと書かれています。

記者会見の出席者は、専門家ではないのですから、関係者各人の証言などを披露して、一般人でも納得できる記者会見であってほしかったです。実際に行われた記者会見は、小保方氏の問題点を朗々と読み上げるものでした。

最終の調査委員会で、小保方氏の研究グループや、若山研のスタッフたちによる証言が盛り込まれれば、とても参考になるものになったのではありませんか?
小保方氏がこの本を書いた動機は、若山氏に最後のたのみの綱を求めたからと、ブログに書きました。

アマゾンレビウー(以下)にも書いたのですが、他の人の類似のレビウーはないようです。
小保方若山コンビは復活は、学とみ子の希望でもあります。
やはり、STAPはあって欲しいです。万能細胞化を起こすために、別のいろいろな刺激を試みたとしても、酸浴後以上には万能化が期待できないかもしれません。
やはり、この再生医療分野で日本のレーダーシップをとってもらいたいです。

今後、若山研究室で成功して、発表しても、日本ではかなりのひんしゅくでしょう。それってオボセル(小保方細胞)だから、アイデアを盗みましたね!となってしまいます。そうならないためにも、小保方若山コンビは復活してほしいのです。
STAP事件は、しくまれたねつ造疑惑です。その罠にはまって、ふたりともつぶれてしまったら、とても悲しく残念なことです。

学とみ子のアマゾンレビウー
「あんなにやさしかった若山先生が、どうして私をこんなにつらい目にあわせるの?一緒に実験をやった仲間ではないですか?若山研の皆も見たでしょう。若山先生、どうぞ、黙っていないでみんなに話して!お願い!」と言いたいのだろう。同時に、「もしこのまま、だまっているなら、若山先生だって、捏造犯人として疑われますよ!いいんですか?」と、多少の脅しも入れざるを得ないまでに追い詰められた小保方氏の心の叫びだろう。

若山氏と小保方氏は深く断絶している。二人の断絶した仲に入って、さらなる二人の不信感をあおる人たちがいる。小保方氏が体調不良で、調査委員会に出席できないと告げても、連絡役の事務方は冷たい言葉をなげる。「このままじゃー、若山先生の言い分が通っちゃうよ」と。これは裏をかえすと、この人は、若山氏にも、言葉丁寧に同じ言葉をなげているだろう。相手が教授であることからこんな言い方をしているかもしれない。

「小保方さんは、先生が捏造をしていたといろいろと調査委員会に訴えてきています。彼女のでたらめは、ひどいものです。どうぞ、若山先生は一切の発言をひかえて、小保方さんの罠にはまらないようにしてください」

つまり、若山氏と小保方氏が、お互いに犯人役を押し付けあって、両者共つぶれていくのを望む人たちがいるのでしょう。彼らこそ捏造疑惑を画策した人たちです。

そもそも、捏造なぞ、本当にあったのでしょうか?反小保方、あるいは、反若山派が、捏造を画策したのではないでしょうか?培養中細胞に、他の細胞をまぜて、そのまま培養を継続させるのは技術的に難しいと考えます。むしろ、酸浴前の内臓細胞に、ESをまぜるのはありかな?・・・。
その他にも、生きた親マウスをすりかえる、凍結検体をすりかえる、実験結果をさし替えるなどは実行可能です。

ESとSTAPが似てしまう条件は、混入以外にいろいろ考察できます。又、今回、再現性で確かめようとなり、実際に行われた再現実験で、万能性蛋白の存在が確認できても、理研は採用しませんでした。新規の研究には、再現性が得られないものがあります。それは研究として質が低いわけですが、捏造と決められるわけではありません。

ESをつくっていた若山研のマウスを使ってSTAPを作れば、ESとSTAPは親が一緒になり、DNA構造は極めて似てしまいます。そもそも、遺伝子構造を人工的に変えてしまう研究なのですから、酸浴後のDNA構造は、どのように変化していくのかは未知の世界です。この実験の成果は、目で見て確かめるタイプのもので、遺伝子解析はあくまで補助的なものです。

しかし、DNA調査で、すべてがわかると言う科学者とマスコミがいたのです。小保方氏は、まわりの人が助けてくれるはずと信じすぎていました。だから我慢したのでしょう。理研CDBには、彼女を助けようとした人はいたと思います。しかし、解決を迫られた理研は理性を失い、「俺たちにまかせろ!理研の危機をきりぬけてみせるぜ!」みたいな研究グループに、大本営発表を譲ってしまったのではないでしょうか?以上、あくまでも部外者による想像に過ぎませんが、この本は、行間ににじみ出る人の駆け引きについても、いろいろ学べると思います。

この本は、小保方氏が若山氏を糾弾するために書かれたものではありません。
 
小保方氏は、自身を助けてくれる者はもう誰もいないと感じ、万事休すに追い詰められ、
「私は捏造していない。(STAPがあるという)証明はあります。証人もいます。もし、ESを混ぜた犯人がいるなら、それは私ではありません。」と、叫ぶために書いたものです。
 
STAPはあったという証拠として、理研の若山研での仕事内容を書き、若山氏にSTAPはあったと言わせたいのです。もし、そうでないなら、若山先生!、あなたが捏造犯であると疑われますよ!」と、若山氏に対しても、強い主張をしたかったのではないでしょうか?
 
罪をおしつけているというより、「お願い、私を助けて!」と、若山氏にたのんでいるようです。
 
小保方氏は、理研が決して、小保方を助けないと言う事を知って、最後の望みを、若山氏や若山研のスタッフにかけたのではないでしょうか?
 
STAPの存在を証明してくれる証人は、若山氏です。彼女は、若山氏とは、一緒にSTAP研究をしており、若山研の若いドクターや学生たちも、STAP研究の進捗状況を知っているはずです。
 
小保方氏は、すでにこうした事実を、調査委員会に提出していましたが、ことごとく、無視されてしました。そして、一方的に捏造犯にされてしまい、死んでも死にきれません!みたいな叫びを、本にしました。追い詰められた小保方氏は、最後の非常手段になったのでしょう。
 
出版という手段に訴える前、小保方氏は、若山氏にいろいろお願いしたと思います。
しかし、すでに小保方氏と、若山氏は冷たい関係になっていたし、なにより、理研と若山氏もとても悪い関係だったのではないでしょうか?

小保方氏の行動は遅すぎた感がありますが、味方と信じる理研内のスタッフを信じすぎていたようです。公正に判断してくれると期待していたでしょう。
 
小保方氏は、実際に捏造はしていないし(本人が一番よくわかる)、実験を一緒にやっていた仲間もいるし、理研はマスコミの追求を打破してくれるだろうと信じていたのではないでしょうか?
 
「捏造はしていない私だから、誰かがいつか助けてくれるだろう」と期待していた感があります。
 
そうした他人頼みは、彼女が大事に育てられたであろう生い立ちからしても、人を信じるとのエリート的経歴の持ち主からしても当然で、逆境を乗り越えられる人生経験もありませんでした。
 
小保方氏がナイーブすぎる様子は、告白本にも、いろいろでてきます。
 
小保方氏が、友達、支持者を告白本で紹介しています。
彼女は、告白本に、理研の仲間から信用されていたと書きたかったのでしょうが、その友達はひどいことを言っています。
「STAPがあってもなくても、私はあなたの友達よ!」と。
もし、小保方氏が、その言葉をそのまま、ありがたいと聞いたのであれば、小保方氏はナイーブすぎます。
なぜ、「STAPがない!」などと言う人を友達と感じるのでしょうか?
 
事務の人でも、本当にイヤな言い方をする人がいるようです。しかし、ぞんざいな言葉を使う事務方より、親切を装って、小保方氏にひどいことをする事務方は、もっとひどいです。マスコミが非難されているけど、本当の悪は、リークしたり、告げ口をしたり、マスコミを誘導した普通の人!なのではないでしょうか?
 
例えば、帰り道、事務方にホテルのロビーで待つように言われ、彼女が待っている間に。報道陣が押し寄せたとの記述があります。NHKの記者に追われて、小保方氏がけがをした事件ですが、これとて、事務方に謀られた事件ではないでしょうか?

もし、マスコミが小保方氏の自宅に侵入すれば、家宅侵入になってしまいますが、ホテルであれば、彼女を追うことはできます。事務方は、彼女をホテルにつれていき、ロビーで待たせている間に、記者たちに声をかけたのではないでは?こうしたことをされた後は、小保方氏は、この事務方をよせつけないようにしたのでしょうか?
 
事務方は、マスコミリークが、若山氏がやっているかのように、告げ口したりしていたり、事務方が小保方氏を呼び出すときも、ひどい言葉使いをしていますよね。
体力がなくて、エネルギーが無くて、戦えない状態である彼女を、せせら笑う感じです。

小保方氏は、人を疑うことをしないタイプだったと思います。だから、行動を決められないで裏切られて、嘆き悲しみ、ついに、体重が30kg台に落ちてしまったのでしょう。
 
しかし、一人で戦うことを決意して(弁護士はいるが・・)、勇気を出して出版したということではないでしょうか。
 
理研上層部も、捏造はしていないと考えていたのではないでしょうか?捏造を画策した影の権力者(技術層の一部と事務方の一部)は、捏造説で大本営発表にしろと脅し、実際にそうなって、勝利したと思ったでしょう。

捏造派は、やりすぎと考えたかも・・・と思いますが、なにしろ、”正義のため”という御旗がありますので、強かったのでしょう。
アマゾンレビューには、理研内の反笹井派の実名がでてきました。理研に勤務していた人からも、理研は、権力抗争や派閥がすごいとナマ証言も飛び出てきています。
 
誰もが評論家になれるネット時代の大衆パワーの強さです。
 
今のところ、小保方氏と一緒に実験をやっていた人たちからの発言が無いのは残念ですが、小保方氏自身の今回の告白本の後には、又、ナマ証言などの展開もでてくるでしょう。小保方氏がしゃべらない間は、他の人もしゃべってはいけない状況であったと思います。やはり、小保方氏に自身が動き始めないと、他の人も動けなかったと思います。
 
発売後にどのような評価になるのかは、彼女自身もわからなかったでしょうが、おおむね良好です。こんなに応援してくれる人がいることを知って、彼女もびっくりしたかも・・・。
 
彼女は、捏造犯、窃盗犯役を押し付けられたままで、その後も人生の時間が流れることが耐えられないという追い詰められた状況でした。
 
世間には、小保方氏に同情的な人々が多いと言う反響を彼女が早くに知っていたら、彼女の戦うエネルギーももっと早期に現れていたでしょう。
 
告白本の発売当初は、星1つが並んだそうで、異常な事態だったようです。捏造派や捏造シンパが世論をつくろうと、悪口の垂れ流しの努力をしていたことを、世の中の人が知る機会になり、その異常性がばれたというのは皮肉なことです。がんばる彼らも又、人一倍努力をする人たちですから。
 
小保方氏は、若山氏に罪をなすりつけようとしているとのアマゾンレビューもありますが、小保方は彼女自身の潔白を証明するために本を書いたのであって、その目的で必死だったと思います。全体を読めば、罪をなすりつけたいのではないことがわかります。
 
STAPの特許をめぐって、二人の対立はあったものの、実験の内容については、お互いに知る仲です。
 
小保方氏と若山氏は、お互いに実験を見ているのだから、どこまで相手の仕事が進んでいるかは知っているのですよね。
 
小保方氏と、若山氏の仲が悪くなるように仕組んだ組織の存在が伺えます。小保方氏自身は、みかたと考えていても、情報を彼女に親切風にもたらす事務職の人は、捏造派に近い・・。
 
182頁に出てくる事務方の人は、極秘情報がマスコミに漏れているのは、山梨からだと、小保方氏に告げ口しています。小保方氏と若山氏が直接、対話をしないように仕向けています。
 
周りからの影響で、小保方氏と若山氏の間の大きな不信感が解消できないまま、この本が書かれたようです。噂の二人を争わせて、ねつ造説をもりあげようと、捏造派(事務職シンパと技術層)は、理研内の影の権力者かもしれません。
 
理研の上層研究者たちは、日常的に研究協力をしてもらっている層には弱いでしょう。捏造派は、メンツをかけて理研大本営発表にさせようと、上層部にどのような圧力をかけたのでしょうか?60万円の返却も、捏造派の税金の無駄使いとの言い分に上層部が妥協して出した金額なのかも・・・(最初はもっと高額だった)。小保方氏が意図しないで書いた記述が、解明に役立ちそうです。
 
研究所というのは、ささえている屋台骨の人たちの力が強いのです。皆、才能ある人たちですから・・・。
 
小保方氏と若山氏は、仲直りをしてほしいですね。それで両者とも、捏造から解放されます。若山研の若い研究者たちも、証言をしてくれることを望みます。
小保方本、入手しました。
 
最後の章から読みましたが、彼女の悔しさが伝わってくる内容です。決して、誰か特定の人を責めているわけでは無く、御自身の正当性を、証拠を持って示しそうとしたものと言えます。
最後の、11-15章に書かれた、気になる核心部分の印象を書きます。
 
世間の評価とは、実態の無い、証拠のない噂話なのですが、無知に基づく評価や、本来の評価であると装われた偽物でも、人を陥れるパワーを持ちます。
こうした実態のない社会の評価が彼女を陥れました。
彼女が、捏造犯、窃盗犯と追い込まれて、キャリアを奪われた経過が切々と述べられています。
 
この本は、彼女が捏造、窃盗犯では無いと主張し、物的証拠を示して身の潔白を主張した証言です。彼女は、いろいろな機会で、身の潔白を主張したのですが、理研委員会から、どの証拠も採用されなかったのです。
 
本の記述には、テレビの記者会見に登場した関係者の名前が出てきますので、この人たちにとっては、イヤで迷惑な本であるでしょうが、彼らは登場せざるをえない人たちでした。小保方氏を応援してくれていたのは、誰だかがよくわかるように書かれています。
 
事件に居合わせた理研関係者には、小保方氏の状況を良く知り理解していた知識人もいました。小保方氏に同情的な人も、同僚の小保方氏を救うという具体的な行動にはなりませんでした。闇の力のパワハラもあったと思いますが、悪者に対する記載を最低限度にしたと思います。
 
ES細胞の混入は、生きている細胞を扱っている限り、若山氏のようなベテラン実験者は気付くはずと、この本でも小保方氏が指摘しています。
 
実験中の細胞の入れ替えなどは、現実的に不可能なものでした。一方、保存検体や実験動物のすり替えは可能で、解決の手がかりにつながるはずですが、調査委員会は、可能性としても採用しませんでした。
 
小保方氏がいろいろと状況説明をしても、ふたを開けたら調査委員会がすでに結論を持っていたと、小保方氏は後で気付いています。
 
この本に登場している理研上司たちも、本の中では人間的に描かれ、小保方氏に配慮したようです。さまざまな立場の人が、彼女をサポートした可能性もありますが、それは調査結果に反映されませんでした。それは早稲田大学の学位の再審査でも同様でした。
 
理研も早稲田当局も、最初から結論は出ているのに、アリバイ作りをしました。
結果、当局は、再検討、再調査で、小保方氏を翻弄させただけだったのです。
 
当局は、解決に向けて一生懸命にやりましたというアリバイつくりをしました。小保方氏は、こうしたギャップに気付いて、大層傷ついたのです。小保方氏の告白でも、「教官が、私に向ける顔と、当局に向ける顔が違うのだ!」と表現されています。
 
潔白が欲しい、学位が欲しいとあせる小保方氏にとっては、つらい経験であったと思います。まず、この部分では多くの人が泣けますね。
 
本中には、珠玉の表現もところどころにあって、小保方氏は、物言わぬ実験室のピペットに思いを託しています。この本に書かれた最後の部分で、ピペットを再登場させ、悲しくやるせない思いを象徴させています。
 
ピペットは、微量の検体を吸い取って他の場所に移す時に使う実験用具ですが(小保方氏のテレビ映像でもしばしば出てきます)、この操作がうまければ実験の精度が上がります。
 
高級ピペット(ピペットマン)は、精巧に作られていて、指で押したとき、押し返す感覚が指にあります。検体が入った時と、無い時の感触が違います。最後の日、彼女が“さよなら”とピペットに言って、実験室を去った時、ピペットは”さよなら”に答えてくれなかったとあります。
 
多くの人は、ピペットに託した小保方氏の気持ちに涙するのではないでしょうか?ドラマの映像になったら、大事なカットになる部分ですね。
 
“あの日”より引用
ピペットマンを押したとき、押し返してくる感触が好きだった。「さよなら」と声にだして告げたが、ピペットマンは返事をしてくれなかった。
 
小保方晴子氏の手記タイトル「あの日」が、講談社から発売されましたが、売れ行きが良いようです。マスコミによる捏造説を鵜呑みにせず、この事件は何か背景があると感じていた人が多いことを反映しているかな・・と感じています。
 
近所の本屋では、明日3冊入る予定とのことでしたので、私も予約しました。
書評によると、この本は、小保方氏が周りの研究者に遠慮して言わないできたことが中心に書かれており、彼女がためこんでしまったフラストレーションを爆発させた内容のようです。
 
発売後は、STAPを論じるいろいろな方のブログで、本の文章が引用されることでしょう。
大事な読みどころは、ネットにアップされるでしょう。 この本のどこに注目すべきかは、ブログの書き手によって変わってきます。ブログ主がどのような立場や思考の持ち主かを反映します。それを読み比べるのも興味深いです。
 
すでに、アマゾンレビューには読後感想文がいろいろ載っていますが、悪意に満ちた書き込みも多いのですが、むしろ、こうした悪口をしっかり読めば、彼らの悪言雑口による攻撃の戦術を知ることができます。
 
小保方氏はうそつき、税金の無駄使い、自分勝手、反省がない、印税稼ぎ など、決まりきった言葉で、小保方氏を攻撃しているようです。
 
まだ読んでいない私ですが、「迷子の子供を捜しに行く」とか興味ある表現ができる小保方氏なので、いろいろ注目できる文章はあるだろう・・と思います。
 
私としては、理研調査委員会が、調査の過程で、彼女にどのような態度をとったのか?、彼女を見張るために(実際はプレッシャーをかけるため)、税金の無駄使いを世間に印象づけるため、虐待に近い無駄な監視システムの状況などを知りたいと思いました。
 
又、笹井自殺時の彼女の気持ちなども知りたいと思っていますが、「業火に焼かれる」と表現しているようで、多分、この時、小保方氏は思考がストップしてしまって、文章に表現できないのかもしれないと思いました。
 
人々はSTAP事件のあらましのストリーはすでにわかっているし、彼女の受けた被害もわかっているので、この告白本を一気に読むというより、大きなイベントごとに読んで、その過程で見えてくる珠玉の表現(読者を涙ぐませる)の文章を探すのが、この事件を知ることになると思います。
 
美文的な表現より、平易で率直な言葉が、人の心を打つと思います。
彼女がどのような差別的扱いを受けたのか?について、彼女の生の言葉を知りたいです。
 
すでに、マスコミから出版の紹介記事などが出ていますので、そうしたネットの文章より、私が参考になると感じた部分を以下に書いてみます。

以下の文章は、ネット引用の内容は青字で書きます。黒字は私(学とみ子)の感想を書きます。
 
14年3月に激しい批判報道を受け、ストレスで食べることも眠ることもできなくなった。無意識のうちに『死にたい』と何度もつぶやくようになった。母が神戸まで迎えに来てくれ、病院に行った。睡眠薬と抗うつ剤を処方された」と振り返った。
 
私(学とみ子)の感想 
医師専用の情報ネットにも、捏造説が盛んに書き立てられていた。そうした中で、結局、彼女は告白本を出すまでに回復したのだから、治療は悪くなかったのかもしれない。私は治療の様子などを知りたい。
 
診療にあたったメンタルの医者は、彼女が捏造していないということを、しっかり信じてあげたのか?彼女の実験の話をどの位、のめり込んで聞いてあげたのか?

STAP細胞と同様に、生物細胞は回復する力を秘めていると、小保方氏に信じさせることができたの?など、こうした実際の治療の経過と回復過程について、私が本を読むことで知ることができたらありがたいです。
 
実際の医師の言葉や、彼女の気持ちなどを知りたいのですが、どうも、ここまでは書いていないようです。
 
他人を陥れようと企画する者たちは、意識的に攻撃的な情報を出すから、彼らの作戦と思って聞き流せ!思うつぼにはまるな!反論のチャンスは、今後もいくらでもあり、今はゆっくり休めば、体力は回復していくから大丈夫!」
などと、患者の小保方氏相手に、医者は言ったのだろうか・・・?
 
抗うつ剤と、睡眠薬に頼りすぎていなかったか?根っこの悩みが改善する、あるいは対処できる体力が回復すれば、原因の明確なうつ状態は改善していく。こうした症候性のうつ状態は、脳の働きをおさえる薬はマイナスのこともあると思う。
 
 共著者の若山照彦・山梨大教授について「STAP細胞の作製の成功・存在の証明は、若山先生がいなければなしえないもの」と強調。論文撤回に至った過程で「若山先生が作った細胞を若山先生ご自身が『おかしい』と言っている異常事態」と指摘した。
 
私(学とみ子)の感想 
この文章もとても参考になります。若山氏は、自分の実験が、悪意を持つ他者によって操作されていた(動物の入れ替え、細胞や保存検体のすりかえなど、)ことに、ある時期から気付いたということを示しています。
 
 STAP細胞がES細胞ではないかと疑義が起きたことには「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれていると感じた。私の上司たちによって仕掛けられたわなだ」と、理研への不信感も示した。
 
STAP細胞の再現実験に失敗したことには「STAP現象は確認された。若山先生の実験で成功しなかったため、STAP細胞の存在は確認されなかったと結論づけられた」と悔しさをにじませた。
 
私(学とみ子)の感想 
この時に、小保方氏は、声をあげてほしかったです。 理研のしかけた再現実験において、「STAP現象は一部再現できたじゃないですか!認めてください!」と言っても良かったと思います。
 
理研がこの成果を知らん顔する理由は、理研が再現実験にあえて高いハードルを設定して、小保方氏が失敗するようにしくんだからです。そして、再現実験発表の際でも、実験の経過や成果を、彼女に語らせませんでした。小保方氏を犯罪人と見なし、印象づけるためですが、こうしたことは、逆に理研に反発する人が増えることになります。
 
もし、小保方氏が本当に科学者として未熟であったら、他の学者と一緒に、公開の場で、自由に語らせたら、彼女の未熟性がばれると思います。そうしたことをせずに、彼女を排除するから、理研への批判が出てくると思います。権威は、人を納得させることで維持されると思います。レベルの低い裁定をしたら、人々は認めず、権威は消失します。
 
彼女を科学者として扱わなかったことに、理研の見栄と意地悪を感じます。先端研究所としての品性に欠けます。過去に理研から出た論文で、再現性の無い実験は、多数あるはずです(一般人は知らないだけ)・・・・。理研は、最高のハードルをクリアしないから、捏造であると結論したのです。
 
一連の問題で取材攻勢にも苦しんだと記述している。「(ある女性記者のメールに)殺意すら感じた。不確定な情報をあえて盛り込み、『返事をしなければ、このまま報じますよ』と追い詰められた。その手段は暴力的」と厳しく批判する部分もあった。
 
私(学とみ子)の感想 
この文章も注目できる。マスコミに、こうした人たちがいるとの情報を世間に広めて欲しい。正義の味方であるような顔をして、マスコミは権力をふりまわす。マスコミは、関係者の証言からSTAPがあるかもしれないと感じても、マスコミの方針を変えない。正しいかどうかより、どこに、読者を呼び込めるかが、命だ。そうした意味で、マスコミが手のうちを出しつくした時点で、告白本を出せたのは良かったかもしれない。
STAP事件の小保方氏が書いた手記が、講談社から発売されるそうです。しばらくの沈黙の後でしたが、やっと出版されるということで、「待っていました!」という感じです。これに勇気づけられて、学とみ子も、しばらくぶりにブログを更新します。
 
文章を書くということは、彼女に命のエネルギーがもどってきたということだと思います。小保方氏が本を書けば、又、外部からいろいろに言われると思いますが、外部の批判に受けて立つ、あるいは見過ごしてしまえる勇気が、彼女にわいてきているのでしょう。。
 
小保方氏は、捏造、窃盗犯にされてしまい、世間にもそうした認識が出回りました。私の知人のサラリーマンのおじさんも、捏造説を信じていて、いつも私の話を良く聞いてくれる方なのに、私がSTAP現実論を説明しても、信じてもらえませんでした。高学歴の人が犯す犯罪は、絶対に許せないとの価値観が世間にあるのでしょうか?

こうした世の中の評価をあおるように、マスコミも、ここぞとばかり、おもしろおかしく脚色してSTAP捏造説を広めました。私は、理研の調査委員会が、こうしたマスコミの過剰反応をいさめてくれるはずと信じていたのですが、私の考えは甘かったです。調査委員会も、アッと驚く裁定で、彼女が捏造、窃盗犯であることを示唆しました。
 
そうした結論にすることが、調査に協力した理研グループの人たちの望むところでした。こうした結論になった理由は、限られた研究グループのみが調査に協力したためではないかということと、調査委員は、最初からそうした結論にしてくれる学者が選ばれたのかもしれないということです。
一部の協力者だけによる調査結果で、科学的調査のバランスを欠いたものでしたが、それが堂々と最終結論のように発表される様は、驚きでした。
 
DNA解析の結果を並べ、こんなすごい調査をしたぞ!が前面に出たもので、調査委員会は、DNA解析グループにのっとられてしまった形ですが、DNA解析グループの人にとっては、学問的復権をかけた命がけの戦いでもあったのかもしれません。
 
DNA解析が一般化しつつある状況で、新規の研究分野が減って、検査室のようになり、学問的立場が弱くなっているのかもしれません。そして、他の学者を守るために、小保方氏ひとりを悪物にする結論をもっていかざるをえなかったのでしょうか?。

STAP事件へは、いろいろな立場の人が、小保方氏擁護のブログを書いていて、そこに集まってくる人たちの文章を呼ぶと、小保方擁護派の考え方も成熟してきていると感じていました。
私、学とみ子も、そうしたブログの中に、コメントをしたりしていました。

コメントの一部を紹介します。
STAP実験は、目でみて成果を確かめるものであり、遺伝子で証明できないタイプではないでしょうか?こうした畜産系の実験でも、論文にするためには、遺伝子のデータは必要とされます。
STAPは、遺伝子が不安定で均一でない細胞だったと思うのですが、STAPは、安定した遺伝子の単一細胞で、かつ確実な再現性を示す細胞であると、人々は信じさせられました。
しかし、これは、捏造派の主張する学説にすぎません。研究者とは、自説が真実であると、主張する人たちです。
 
造説派には、本当に捏造であると信じている人と、STAP捏造説を広めたいとの自説(自我)にこだわる人の二種類のタイプの人がいると思います。
 
前者には、“STAP現象などあり得ない!”と信じる生物学の(昔の)研究者などが属するでしょうし、こうしたタイプの人は、「だまされるな!」と叫ぶかもしれません。後者には、存在感を示したい人、権力拡大につなげたい人など、目的意識を持つ人が属するでしょう。