104 カワシンジュガイ ~釣り日記2021~
2017年7月スピナーにアタックしてきた(?)
カワシンジュガイ
6月朔日
この地域では4月5月はヤマメが禁漁
ヤマメを釣らなきゃ良いんだけど
ヤマメを釣らない釣り方なんぞ知らないから自主規制
ヤマメどころか釣れない釣り師と言われれば一言もない
2017年6月スプーンを咥えたカワシンジュガイ
いつものC川いつもの橋脚ポイント
去年は少し上流で20センチオーバーのブラウントラウト3連単!
今年は無いだろうなという予感は、ある!?
(案の定)・ ・ ・ 釣れまへん
しかし❢、何投めかに、なんだか重い手応え
川真珠貝
今シーズンのファーストフィッシュ(?)
ユリウス・カエサル英語読みならジュリアス・シーザー
掟破り、禁断のルビコン川を渡ることを決め
極東の島国製とも伝えられるバンブーロッド(竹竿)を手に
川面に立ったカエサルは低くつぶやいた
「ルアーは投げられた」
クレオパトラちゃんに「あたしより釣りなのね❣」
詰め寄られたユリウスはとっさに
ルアーが表面に赤丸一つ
裏面に黒丸6つのカラーだったことから
「賽が投げられたんだよ」とごまかした(大嘘)
2019年ミノーに反応した川真珠貝
黒く細長いのがアダルトとしたら
これは中坊か高校生くらい??
カワシンジュガイ
冷涼な淡水(川)に生息する二枚貝
細長い半身を比較的浅い川底に埋め群生しているらしい
その名の通り、まれに淡水真珠を作る
ユリ(ジュリ)ちゃんも
ヨーロッパに生息するホンカワシンジュガイの真珠で装飾された
儀礼用の銅鎧をローマに持ち帰ったといわれている
アタチは飾らくてもウチュクちいの♪ by ジュリ(女の子)
また貝殻の内側は美しい真珠層になっていて
昔からボタンや装飾品などに使われてた
翌日
同じポイントへ入る
片意地はときに迷惑だけど
どこに入っても釣れなきゃ同じことだし
相手は自然だから困らせることもない
ただ重たい手応えは・・・・・川真珠貝
川真珠貝は、産卵後
幼生がヤマメやイワナなどトラウトのエラに寄生
やがて稚貝となって川底に落ちて成長するらしい
成長できない驚くほどの消耗がありそうだけど
それは自然の栄養
種を超えてまで共生を選んだ内側が美しい二枚貝
忘年某月、巻き貝が釣れた
少し上流へ移動して護岸壁の上から上流に向けキャスト
Fish on!
川面から3メートルくらい上にいるから
寄せて一気に抜き上げる
15センチくらいの小型石斑魚
石斑魚と書いてウグイ・・・キラキラネーム?
ウグイはコイ科の魚
同じ場所へ投げたら続けてヒット! ちょっと小さい
手前に寄せて一気に抜き上げようとしたけど
途中で針が外れて空中で落下
「あちゃー♪」
護岸石の間に落ちちゃった
レスキューに向かおうと装具を外してたら
近くで見学していたカラスが急降下!
獲物をさらっていった!!!
貴重なタンパク質をゲットしたカラス(奥)と出遅れた仲間
かつて
同じように40センチオーバーのおおウグイを釣り落としたとき
野生化したミンクが現れ
自分より長い魚をガシッと咥えていったことがある
自然てたくましいのね
せとうちSEAPLANESで使われてたクエスト・コディアック100
水陸両用機で数機が活躍してたんだけど
新型コロナの影響で営業停止
全機売却されちゃって
アメリカは渡る途中新千歳に立ち寄った
6月7日
少し上流側から釣り上がり別の橋の下へ
おなじみの重い手応え
3連単だぜい!
川真珠貝
人間と同じくらいの寿命らしい
栄養が良いと50年から80年
環境が悪くなると細く長く150年生きた個体もあったそうだ
生き残るため、種を残すために細く長く
教わったわけじゃない自然の知恵
ブラウントラウトはヨーロッパ産
水があったのか千歳で絶賛繁殖中
川真珠貝の生育にも一役買ってるのかしら?
続けてたら15センチくらいのブラウントラウトが釣れた
川真珠貝は新たな宿主としてブラウンを認めたんだろうか?
自然は、ときにしたたかでもある
スピナーにつられたブラウン
黒に交じる赤い朱点が特徴
サイコロっぽい?? ともいえる
6月12日
前回と同じ橋の下でブラウンをゲット&リリース
サイズは20センチ未満
サイズは20センチ弱
今年はこのくらいのブラウンばかりが釣れた
6月24日
苫小牧西港
どんよりとした天気のなか
置きサビキ(浮き付き、餌、撒き餌なし)とルアーの2本立て
まるでアタリなし
近くで釣ってた人も同じだったから潮目が悪かったのかな
苫小牧西高に停泊してた海上輸送船
6月25日
最初のポイント
小型のブラウンとカワシンジュガイ
年間川真珠貝釣り新記録かもしれない
翌日もブラウンが釣れた
糸と針の下で揺れてる川真珠貝を撮ったらブレた
きれいなブラウントラウト
8月12日
最初のポイントで川真珠貝
長寿ゆえ一度いなくなってしまうと回復に時間がかかる
ヨーロッパでは9割以上絶滅しちゃったらしい
川真珠貝は長寿ゆえ
たくさんいると想われていても
温暖化やヤマメなどがいなくなっちゃうなど
川の環境が変化すると、稚貝が育たず
緩やかに絶滅へ向かってることもあるらしい
この川に稚貝はアリやナシや
春から夏にかけては泥臭いといわれているけど
食べられないわけじゃないウグイ
食べないけど
少し下流へ移動してチャラ瀬(浅い流れ)でウグイGET!
同じ場所へキャストしたら今度はチビヤマメ!!
変態ロリ野郎になった気はしないけど
写真は撮って(ヘンタイ!?)早々にリリース
こんなに小さいのがルアーに反応しちゃった
小さくてもパーマークがキレイ
リアクションバイト
手や足がない魚は、口で確かめる
目の前に落ちてきたものを想わず咥えちゃう習性
エサじゃないもので釣れる理屈
川真珠貝は2枚貝をわずかに開きくつろいで食餌中
通過したルアーにビックリ、あわてて貝を閉じて釣られる理屈
なんとか写真を撮ってリリース
無事に泳いでいった
「もう釣られるんじゃないよ」がオイラの捨て台詞
8月16日
上流の橋の下で川真珠貝
たぶんマダ若いカワシンジュガイ
ルアーは
100均で買ったネイル用エナメルでリメイクアップしてある
8月24日
同じ場所でブラウン
かつてブラウンはサイズに係わらずお持ち帰りしてたけど
今はリーリス
よその国で増えたって、ブラウンのせいじゃないよな
9月6日
もっと上流へ行ってみる
あちこち背の高い植物に阻まれて投げる場所が少なくなってる
温暖化の影響なの?
プール(落ち込みで流れが弱く溜まってるところ)で釣れず
そのちょっと下流へ投げたらブラウンが釣れた
さらに下流へ移動してチャラ瀬で
川真珠貝
世界中に散らばって定着した人類は
移民難民・労働力にアレヤコレヤそれ
再び人種のルツボになりつつある
トマトやじゃがいもは世界に拡散し
ヤマメだって異国に移植されているのかもしれない
ルアーでカワシンジュガイを釣らせたら名人級
と褒めてくれてもいいぜ♡ (泣笑)
人類によって生態系はドラスティックに変化し続け
消えて行ったものも無数にある
長寿のカワシンジュガイを研究した○○さん
その驚異のエキスを抽出することに成功
ご飯に、このエキスだけを振りかけて毎日食べ続ければ
骨と皮みたいにやせ細り
寝たきりだけど150年は生きられる..カモ
あくまで個人の感想です・・・ ってなことになったら
苫小牧西港KYKの輸送船
「温暖化で米がうまくなった」
たぶん冗談のつもりで言い放った阿呆がいる
いちばん悲しいのは、おそらくアホウと知っていながら
当選させてきた多くの人達がいるってこと
あっという間に取り尽くされ絶滅しちゃうから
みんなナイショね
新型コロナの影響下でも物流を滞らせぬよう働く人々がいる
人類だけが地球に優しくない
いずれ生命を終える地球、太陽、銀河系
人類は、滅亡を早めるがん細胞になるのでしょうか?
千歳川のブラウンは人々が選んだ結果でもある
終末のその日まで
待つつもりはないのでしょうか?
何をどう頑張るのかが
試されてる人類
銀河の落日より早く
地球に住む生き物たちの世界では
ファイナル・カウントダウンが速まっている
そんな気がしてなりません