119 千歳基地航空祭2023

7月13日好天の中機動飛行の訓練をするF-15J

こんにちは♪

アクセス数が突然増えたりすると...とはいえ

普段0から5くらいが二桁になっただけですけど(^_^;)

嬉しいというより

「とっとと更新しろや!  ボケぇぇっ!」

って言われているような気がするオレです...

ゴメンナサイ

 

遅れに遅れましたが千歳基地航空祭のフォトレポートです

まだ写真の現像(デジタルだから、トリミングしたり加工することを比喩的に使ってます)は3分の1も終わってないんですけど・・・

 

これは7月18日の機動飛行訓練時のF-15J

湿度が高かったので面白いベイパーが撮れました

 

今年も昨年同様フライパスでしか登場してくれなかったF-35A

千歳で地上展示したくない「なにか!」があるのかなあ??

これは事前訓練です

 

航空祭前日の事前訓練にタクシーアウトするブルーインパルスのT-4

苦い事故もあり事前訓練は原則として必須となっている

当日忙しい基地隊員あるいは家族たちへのサービスもあるのかな?

見学者が多数見える

 

滑走路上でラインナップして最終チェック

スモークオン♪

 

航空祭当日より天候は良く青空が見える

デルタ体型でのパス

 

うりゃっ!とまず2機が反転

写真に撮るとビミョーな遅れが判っちゃいますね♬

 

形態の異なる編隊飛行って結構難しいんですぜ♪

 

そのまま元へ戻ろうとしたらぶつかっちゃうから

ブワーッっと開きながら隊形変換

 

編隊アクロ最後を締める、ブルーインパルスの伝統技

ローリングコンバットピッチでございます♪

 

着陸するブルー

地上には航空祭当日いなかった空中給油機がきてた

 

ブルーインパルスの撮影を終え釣り!をしてたら

海上自衛隊のP-1が降りてきた

カメラを取り出すのが遅れて後ろ姿だけ(泣)

不審船に銃撃されたとき「エンジン多いほうが助かる確率高くネ?」

ってわざわざ4発にしたらしいけど

操作も整備も大変で時代に逆行してるし

値段も高くなった

 

P-1に続いてC-2が降りてきた

P-1と共通化を図り少しでも安くしたというコンセプトだけど

このクラスじゃ世界一高い中型輸送機だろうな

国産にこだわり極めてドメスティックな機体

少数生産が前提だから

最新技術を奢って単価はべらぼう

武器輸出の制限を緩めP-1共々海外に売り込んだけど

トムキャットさえ買ったアラブのお金持ちにさえ尻込みされた

 

釣り終わり前に降りてきたのは海上自衛隊の救難飛行艇US-2A

奇しくも高額国産機トリオの3連単

飛行艇は運用制限が厳しく耐用年数も短い

カタログ上は世界に類を見ないちょお高性能だったけど

単価のみならず維持費もべらぼうなこの飛行艇は

果たして運用実績に見合うものなのか?

過疎地の救急車にフェラーリの特注を使ってるようなもんだな

もはや絶滅危惧種になってる

 

航空祭当日

気になる天候は高曇りで小雨まじり

激暑はまぬがれそうですが蒸し暑さは格別

バスと徒歩で基地へ向かいます

車両の乗り入れは、近年制限されてます

新コロ制限が解除されたこともあって人は多め

でも、ストレスになるほどの行列はなく

飛行場地区手前の検問(所持品検査)も

うまく空いている列があり、ノーディレイで通過できました

 

ゲートを通過した先にある

米軍ではゲート・ガーディアンと呼ばれるリタイア機の展示エリア

F-104JスターファイターとF-86Dセイバードッグ

それにナイキ地対空ミサイル

実態は放置プレイだからどんどん劣化してしまう

ごくたまに再塗装とかされるけど

もう少しなんとかならないか!?

 

エプロンにでて見渡せば陸海空の自衛隊機のみ

今年も米軍機や民間の展示機はいないみたい...残念

 

陸海空機展示エリアを走ってたタグ車コーディネートのトレイン

北海道新幹線を模したタイプ2台だったけど

1台は航空らしくイーグルやブルーインパルスなど

航空機型にしてはどうでしょう?

 

今年も新千歳空港北側駐機エリアを利用して大型機を展示

去年は任務が発生して欠席した政府専用機も参加

行きたかったけど小雨交じりの蒸し暑さ

循環バス乗り場まで行く気力が足りず

飛行展示の間隔がビミョーだったこともあり断念

 

かつては各飛行隊所属だったけど

航空団一括管理に変わった千歳基地のT-4

尾翼のマークが一新されたけど

アイヌ文様の盗用じゃないかといちゃもんつけられてた

変わってないからクリアしたのかな?

 

F-2Bは松島基地から飛来

アメリカのゴリ押しに政府が負けてF-16がベース

あれやこれやソレ、魔改造して国産機だと言いはる人たちもいるけど

能力が劇的に変わるはずもなく

広い世間ではF-15並みの値段になったF-16改ということで

評価は芳しくない

ちなみにF-16はF-15の4分の1くらいの低価格ながら

そこそこの性能と高汎用性が売り

 

オープニングフライト

テープカットに合わせてフライパスしたF-15J

近年各基地の航空祭は地元とのコラボが実現

千歳でも市の夏祭りの一環として開催されている

肩身が狭く制服で街も歩けないような時代があったことなど

遠い時代の伝説だな

 

オープニングに続くF-15Jの大編隊飛行

千歳基地は隣接して新千歳空港が作られ

民間機の交通量がべらぼうだから

フライトデモが厳しく制限されることになっちゃった

 

救難機のデモは狭い空域で済むから貴重な飛行展示だ

先行偵察、空域監視のU-125と直接救助のUH-60J

地上のF-15Jは尾翼に千歳市とコラボしたマークが描かれている

 

新千歳空港北側駐機エリアの遠望、着陸するピーチ

左から海上保安庁機のDHC-8と海自のUS-1AのP1

地上は海物が集まってる

 

フライトデモに向け離陸した政府専用機のボーイング777

1度ローパスした

 

F-15J2機にによる機動飛行から

小雨交じりの湿った天気だからベイパーも派手だけど

迷彩効果で曇りの日はいまいち映えない

 

2機でフラパスするF-35A

 

会場通過後ライトブレイクして1機づつのギアダウン・ローパス

新千歳空港に着陸する民間機と低速における迎角の違いがわかる

 

脚を引き込みつつパワーアップ

 

アフターバーナーに点火、急上昇してフェードアウト

 

航空祭のショーストッパー(締め)はブルーインパルス

パイロットのウォークダウンから演技が始めるというスタイルだ

演技は飛行中のみと割り切って

ヘラヘラダラダラ?搭乗する海外チームもある

 

曇り空なのでいまいち映えない

やっぱり飛行展示は青空が似合う

 

トレイルからデルタへの隊形移行

ほぼ背面になってる機体もある

 

ソロの背面飛行

簡単そうに見えるけどパイロットは宙吊りで機体を維持する

T-4は練習機だからそれほど機動性は高くない

ブルーインパルス機は舵の効きを良くするなど

若干改造されててオリジナルとは仕様が異なっている

 

ソロ2機の交差を撮るのは難しい

失敗写真だけどかろうじて写ってるゾ!

 

これも実は失敗作で

先頭機の機首と最後尾機のお尻が切れちゃってた

 

ソロ2機による最後の大技コークスクリュー

直進機も背面飛行で難易度は高い

航跡がハート型にも見えるな❤

 

着陸

地上の政府専用機の右翼右側には

陸上自衛隊が運用する要人輸送用ヘリコプター

EC-225LPスーパーピューマがいてVIPコンビだ

 

ブロックイン後のウォークダウンまでが演技とされるので

着陸後も気を抜けないのだ

 

帰り支度を始めた海上自衛隊のSH-60J

 

帰り道木々の合間から見送るオジロワシ!

302飛行隊が運用してたF-4EJ(改)ファントムⅡ

302SQは千歳から沖縄へ転勤、今は三沢基地と

渡り鳥のような大移動してる

 

千歳基地は隣に新千歳空港を抱え、民間交通量が多く

飛行展示が極端に制限されてしまう

そのせいなのか過去を知るものに取っては

地上展示も含め

少々寂しい感じがしてしまう近年の航空祭なのでした