サンディの今日もワイン

サンディの今日もワイン

サンディがワインと本についてあれこれ言います。

2020年2月3日(節分)サンディは永眠しました。18年間ありがとう。
ひきつづき、ワインと本についてあれこれ言います。

読書時間:3.0h
一読:あり
再読:なし
R指定:なし
編著:田野大輔・小野寺拓也/著:香月恵里・百木漠・三浦隆宏・矢野久美子
刊行:2023年9月
価格:2400円+税
出版:大月書店
本本本本本本本

「悪の凡庸さ」から始まる議論


序 いま<悪の凡庸さ>の何が問題なのか
<悪の凡庸さ>をどう見るか

1<悪の凡庸さ>は無効になったのか
2<机上の犯罪者>という神話
3怪物と幽霊の落差
4<悪の凡庸さ>をめぐる誤解を解く
<悪の凡庸さ>という難問に向き合う
5<悪の凡庸さ>/アーレントの理解をめぐって
6アイヒマンの主体性をどう見るか
7社会に蔓延する<悪の凡庸さ>の誤用とどう向き合うか

......

 

「悪の凡庸さ」とは、ハンナ・アーレントがアドルフ・アイヒマンを形容した語句である。
上の命令に従っただけであり、組織の歯車であるという意味で、一般的には知られている。
その文脈で、われらはみな、アイヒマンの息子という本も出版されている。しかし、

 

アーレントは上記のような意味で「悪の凡庸さ」という語句を使っておらず、研究者にとっては常識だそうな
で、議論が始まるわけだが、どういう「意味で悪の凡庸さ」を使ったのか、アイヒマンはどういう人物だったのか、普遍化できるところはあるのか、など結論がでない。

 

2転3転するおもしろい戦いだったが、腑に落ちたのは、

・アイヒマンは異常者ではない
・アーレントは匠な書き手
・アイヒマンでなくてもホロコーストは起きていた
・完全な主体性などありえない(主体性がなくても責任はある)
 

書籍発見に書いたように、本を読むことは、自分を発見すること

ホロコーストの意味を問うのが思想研究者、原因を問うのが歴史研究者だそうで、自分は歴史タイプと思ったら、思想タイプでした。

結論を急ぐ昨今、こういう議論は少なくなったように思います。
自分も議論に参加したいという意味で、再読ありです。
 

グランメルロー 2021

\6500@カーヴハタノ

ビルカーヴハタノ

クローバー長野県東御市新張

ぶどうメルロー

ワイン13.0%

キノコクローブ

キノコ

 

 

1日目 2024/10/5

お供は、牛すじのトマト煮、ゴーヤのアヒージョ、茹で落花生、アペタイザー

 

エレガントな香りがします。

たま~に感じるこの香りはクローブらしいです

 

メルローで軽めな感じなのに、牛すじのトマト煮は弱いです。

デミグラスソースでは負けそうなので、何が合うのかわかりません(いつものこと

 

 

つづく

 

エラスリス マックス レゼルヴァ ピノ ノワール 2020

\2180@リカーランドトップ

ビルエラスリス

クローバーチリ アコンカグア・ヴァレー

ぶどうピノ・ノワール

ワイン13.5%

キノコプルーン軽め

キノココショウ軽め

 

 

1日目 2024/7/25

お供は、焼き鳥(一炭)、水餃子、味玉

 

1杯で終わりにしなかったのは覚えている。

 

 

 

どんなワインか全く覚えていない

事に忙殺され、時が飛んだらしいahaha;*

 

似たようなお供で、再チャレンジしたいと思います

 

 

 

2日目 2024/8/12

お供は、ゴーヤの天ぷら、オクラの天ぷら、山芋焼き、アボカドマグロ和え、タンアスピック、ソムタム風サラダ

 

暑くても赤を飲みたいときがあります。

室温下げて頂きましたahaha;*

 

ちょいスパイスが効いて、ひと味足す感じになります。

鉄分少なめで、魚介のマグロ和えも悪くありません。

夏場は、樽の効いてないスパイスが効いた赤は良いですね。

 

 

 

33日目 2024/10/3

お供は、焼き鳥(一炭)、鶏肉のトマト煮、モッツァレラチーズ

 

キンキンに冷やしたくないビールとか、ワインセラーにはワイン以外のものが所狭しと置かれています

完全に忘れていましたが、幸いにも劣化していませんでした。

 

レバーのタレ串がよく合いますが、

SILENIは、つくねの方が合いました。

 

シンプルな味わいのワインは、クセのある串、

複雑な味わいのワインは、シンプルな串

みたいな感じでしょうか

 

おしまい