株式会社ネーブルス代表取締役福田一成の公式ブログ -283ページ目

業務ソフトウェア発注のポイント(第2回)

オーダーメイドのスーツを注文する時にどう頼みますか?


お客様は、当然、注文する時に自分が欲しいスーツの

イメージを持っているはずです。


お客:「スーツ作っていただきたいんですけど」
店員:「どのようなスーツお作りしますか?」
お客:「黒いけど若干紺色っぽくて、細い縦のラインが

    入っていてダブルで、えりは大きくして下さい。

    それから自分が小柄だから大きく見えるように・・・。」


など。自分の欲しいスーツを頭の中でイメージしながら

ワクワクして話してしいるのが良くわかりますよね。


もし、それが、こんな事になったなら。


お客:「スーツ作ってよ」
店員:「どのようなスーツお作りしますか?」
お客:「こっちは素人なんだから適当に作ってよ。」
店員:「そう言われましても。・・・。」
お客:「時間が無いんだから、いいから早く作って。」

 ・

 ・
数日後

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 ・
店員:「完成いたしました。いかがでしょう?」
お客:「何だこれ、変な色だな。もう少し淡い色にしてよ。

    このえり、もう少し小さくして。」
店員:「すみません。修正の代金が必要になります。」
お客:「何だよ。金かかるのかよ。払うから、ちゃんと作ってよ。」

 ・

 ・
数日後

 ・

 ・
店員:「これでいかがでしょうか?」
お客:「このポケット気に入らないよ。違うのつけてくれる。

    ボタンが安っぽいよ。もう少し高級感のあるものに変えてよ」
店員:「あの、申し訳ありませんが~。お金・・・。」
お客:「まったく今日使いたかったのに間に

    合わなかったじゃないか、お金返してよ。」



この会話、どちらがいけないか微妙なところです。


店員はちゃんとお客様の要望も聞かずにスーツを

作ってしまいました。


お客様は、自分の欲しいスーツについて

店員に伝えもせずに店員に作らせてしまいました。

あげくに気に入らない部分を修正させています。その分、

余計なお金がかかてしまいました。


まあ、何れにしろ店員もお客様も得をしていません。

むしろ損をしています。

そして、このお客様は、本当にスーツが欲しかったの?と

言う疑問も出てきます。


この様な事、世の中であるわけが無い、あくまでフィクションだと

思っている方がほとんどだと思います。


しかし、業務ソフトウェア業界では、未だに、この様な事例を耳にします。


原因の一つは、会社で今度、業務ソフトウェアを導入するので

業務ソフトウェア導入責任者になりなさいと任命された

担当者は責任だけ押し付けられており、いやいややっている

可能性があります。


その様な人が欲しいスーツ(業務ソフトウェア)のイメージを正確に

伝えることは、おろか、自分が欲しいスーツ(業務ソフトウェア)を

イメージすることすら出来ません。


では、どうすればよいでしょう。


-- つづく --



前回分を読む:業務ソフトウェア発注のポイント(第1回)



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押入れを本棚へ作り変え2

先日、ご紹介いたしました本棚です。


参照:押入れを本棚へ作り変え


作業的には、


1、壁紙を内側に全て貼る


2、棚をネジ止めする。


システム会社の新米社長のブログ

たいした作業ではないですが、


壁紙をきれいに貼るのは大変な作業です。


先ず自分の部屋の壁紙と同じような模様、色の


壁紙を購入し貼ります。


のりは、ホルムアルデヒドの入ってないのを


選びましょう。私は、コスト切り詰めたため


一時、シックハウス気味になってしまいました。


つづいて棚を取り付けます。


当初4点止めにする事を考えていました。



ここで私のこだわりです。


どこかの一級建築士ではないですが、


強度を落としてでも棚のコストを切り詰める。


ただし、最低限の強度を確保します。



先ず3点止めに変えました。


3点止めだと棚を載せただけでは


片寄って本を置くとそちらへ棚が落ちてしまいます。


壁と棚の両方へネジ止めし強度を確保します。


こんな小さなステーとネジで止まってます。


棚の上には本がどっさり乗っています。


これで既に8年近く落ちもせずに耐えています。


システム会社の新米社長のブログ

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業務ソフトウェア発注のポイント(第1回)

・破綻したプロジェクト


まだ、私が若い頃(今でも若いつもりですが)


大手システム会社に出向していました。


私の職業は、システム開発です。簡単に説明すると


業務ソフトウェアをオーダーメイドで制作する仕事です。


その出向先では、数千人規模のプロジェクトが組まれており


私もそのプロジェクトの一員でした。


プロジェクトの費用は、何億、何百億とも噂されていました。


しかし、ある日、プロジェクト解散が告げられました。


1年半かけたプログラムもドキュメントも引継ぎらしい


引継ぎもありませんでした。


私たちの作ったプログラムは多分使われる事なく捨てられる。


そう悟りました。何億とかかったお金も全て無駄になります。


いち作業員だった私には、何が原因で


あのプロジェクトは破綻したのか知る事はできませんでした。


しかし、業務ソフトウェア(システム)開発の業界では、


この様な事例を未だに耳にしたりします。


どうして、この様な事が起こるのか。


どうしたら、この様な事がなくなるのか。


このブログを通じ事例や例えを交えて


みなさんにお伝えしていきたいと考えています。


-- 次回につづく --


次回:業務ソフトウェア発注のポイント(第2回)



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