サン・マルテイーノの夏 2025 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 
今日11月11日は「サン・マルティーノの夏」と呼ばれ、初冬のいきなりの寒さの後、気温がわずかに上昇し、過ごしやすい、まさに小春日和の日。

 

なぜサン・マルティーノかと言えば、11月11日の聖人「サン・マルティーノ」(聖マルティヌス)にちなんでそう呼ばれる。

 

サン・マルテイーノは、4世紀、現在のハンガリーに生まれ、ローマ騎兵となったが、受洗し、修道士となりフランスはトウールの司教となった。

 

ある大雪の日に、半裸の物乞いに出会い、着ていたマントを二つに切り裂いて与え、その夜、切れたマントを纏ったイエスが夢に現れ、「あなたがマントを与えた男こそ、この私である」と言われたという。

 

さらに、このサン・マルティーノは騎士や兵士、毛織物関連業者、靴屋、物乞い、家畜、そしてホテル経営者の守護聖人でもあるという。また、ロワール川流域での葡萄栽培の先駆者としても知られ、イタリアではワインの守護聖人ともなっている。

 

 

またサン・マルティーノの日には、"A San Martino castagne e vino" 栗とワインとも言われている。

 

ところで今日は、アレルギーの検診があった。2年前の夏から1年ほど、アレルギーに悩まされた。それこそ花粉症とアトピーの合併状態だったようだ。

 

昨年末から、毎朝一錠7ヶ月間続け、5ヶ月休むルーティンを3年繰り返す、舌下免疫治療を始めた。

 

スギ花粉やダニなどのアレルゲンを含む薬を舌の下に投与することで、アレルギー反応を徐々に弱めていくという治療法。 毎日自宅で服用でき、長期間継続することで、症状を抑えるだけでなく、アレルギー体質そのものを改善する効果も期待できるという治療法だ。

 

来月から治療2年目に入るための診察が今日の午後にあった。

 

11年前やはりアレルギーでたまたま近所のクリニークに駆け込んだが、10年後更にアレルギーが悪化し、同ドクターのところに駆け込み、検査と治療は彼が日中いる病院での治療となった。

 

結核治療専門の施設として設立されたルイジ・サッコ病院(通称「サッコ」)。その名称は、18世紀末に初めて天然痘の集団予防接種の普及に尽力した、ヴァレーゼ出身の著名な医師に由来している。

 

ミラノ北西部に建設が開始されたのは1927年で、1931年10月28日に開院した。

 

現在改築中だが、広大な敷地は、車で出かけても敷地内は循環バスで移動。具合が悪かったり、高齢者にはキツすぎないか?と毎回思うが、個人的には、思い切り自然を堪能している。苦笑

 

そしてミラノの街中からは、公共期間を利用すると何本も乗り継ぎとなり、しかも主要なトラムが現在線路自体工事中で毎回、行き方が変わっているし、行程を確認しないといけない。乗り継ぎによっては1時間半くらいかかり、院内の循環バスもいつ来るかわからず、下手すると片道だけで2時間くらいかかってしまうのだ。

 

今回は、アプリがサンシーロ地域近くQT8(クーテイオット)というところからアレーゼという郊外行きのバスを指定してきたので、不安ながら乗ってみたら、QT8からなんと10分(しかし一般の市内を走るバスに比べて思い切りスピードが出ていた!)で到着。循環バスは来そうもなく、既に勝手知ったる院内。てくてく歩いて行ったら、ドアトウドアで50分掛からなかった!今までの苦労はなんだったんだ!とはいえ、バスは1時間に2-3本しかないので、タイミングを逃したら最悪かもしれない。

 

午後15時半の予約で下手したら仕事に行けないかも...ということで、シッター先の子供達のお迎えやら習い事に関して、パパさんママさんに出動をお願いしていたのだが、初めての中距離バスで時間が読めず早めに出たら14時に受付。15時半まで待たなくては行けませんか?と聞くと、たまたまドクターが空いていたので診察してもらえた。よって、仕事に出てから空手の稽古。

 

ところで、この秋の健康診断は、内容によってあちこちの病院に出掛けているが、どこの病院も信じられないくらい、全てがスムーズに予約出来、結果も上場。

 

来月も薬をもらいにサッコへ出かけなくてはならないが、一年後の検診予約も出来てしまった!

 

ついてる、私!ってことで小針日和と紅葉を愛でた。

 

病院入り口👆👇

 

今日の一句
茜さす サン・マルテイーノ 小春日和