Addio Papa Francesco 〜 パパ様、さようなら | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

 

 

Habemus Papam!”

新教皇の告知に興奮したのは、昨日のように思われる。

 

そして

 

Fratelli e sorelle, buonasera!”

 

パパ様の初めての挨拶にも感動したものだ。

 

 

そのパパ様が今朝4月21日7時35分、主の家に帰られた。死因は脳卒中と心不全によるものと発表された。
 
2022年6月に作成された遺言によると、自らのご遺体をローマ中心部にあるSanta Maria Maggioreに埋葬して欲しいとのこと。しかも簡素にして欲しいと...。
 
パパ様は教皇就任翌日、そして海外での司牧訪問から戻られた日や様々な機会に、S.M. MaggioreのSalus Popoli Romani「サルス・ポプリ・ロマーニ(ローマ人の救い)」を訪れ、祈りを捧げておられて来た。
 

 

ところで、2月末の聖年ローマ巡礼では、パパ様の一般謁見を予約していたが、2月14日に入院され、参列は叶わなかった。その代わり、サン•ピエトロ広場で行われた夜のロザリオの祈りでは、初日と2日目に参加出来たことは有り難かった。 その後37日間の入院生活の後に姿を見せられたパパ様は、目も窪み、声も枯れ、息絶え絶えであった。
 
しかし、その後のX(元ツイッター)やミサのお説教云々の原稿は全てパパ様が準備されたものであったと言う。
 
またサプライズ好きなパパ様は4月11日に教皇服ではなく、ポンチョ姿でサン・ピエトロのお御堂に現れた。13日の「枝の主日」のミサの後にも車椅子で現れ、信徒たちに歓迎された。
 

 

そして、復活祭を迎えられごミサは流石に代理の枢機卿に託されたが、その後バルコニーに姿を現され、挨拶をされ、さらにその後にはパパモービレでサン・ピエトロ広場を一巡され、コンチリアツイオーネ通りの一部まで進み、すずなりの巡礼者らを祝福された。
 
パパ様は、キリストは復活した。この言葉は、私たちの存在の意味を、余すところなく表しています。私たちは死ぬためではなく、生きるために生まれたのです。」と復活祭メッセージに残された。
 
教皇就任中、パパ様はカトリック教会に対して大きな改革を沢山行われた。力強い牧者を失うことは、教会にとって大きな痛手であり、私自身も心に穴が空いたような空虚感。
 

ご遺体は今週水曜日から、サン・ピエトロに安置され、葬儀は土曜日4月26日予定。次期教皇選出のコンクラーヴェは5月5日から10日の間に行われると言う。

 

パパ様の逝去にあたり、これまでの長年にわたる教会への貢献と牧者としての導きに感謝し、御父の懐にあって豊かな報いをうけられますように、永遠の安息をお祈りします。