藤の季節 〜 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

十日前に書いたまま下書きで眠っていた日記。
 
毎年、この藤の力強さに感動させられるので、画像を載せておきたいと思った。私は藤棚に綺麗に咲く藤よりも野生的にどこにでも固まって広がる藤に魅せられる。
 
この柱に絡みつく力強さ!しつこさ?!笑

 

 

どこから生えて、どう絡まっているの?

 

 

お化けのように建物の一部を乗っ取っている。

 

 

復活祭前の肌寒い日であったが、これが満開になったら素晴らしいことだっただろう。

 

 

近所の広場に植えられた黄色い藤。これからが楽しみだ。

 

 

今年の4月は、薄寒く、雨の多い月であったが、気づくと藤は終わっていた。残念。
 
ところで、藤の花言葉は、「優しさ」「歓迎」「恋に酔う」「忠実な」「決して離れない」。藤が風に揺れ、相手を招き入れているように見えるからだろうか?
 
藤の花は、しなひ長く、色濃く咲きたる、いとめでたし(枕の草子)

こんなイタリアでも花房が長くしだれ、春風にゆらゆらと揺れる姿はなんとも風流、いとめでたし。