タータ日記 ~ その120 ツインズたちの面白語録 その2 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

以前我が家の愚息らの面白語録を書いていたが(2017年が最後だった)、最近は全然面白くない。

 

たまに読み返して、懐かしがっているが、子供たちも成長した、ということか。

 

そういう意味では、シッター先の子供たちの発言やら会話が面白すぎる。時に小憎らしいが、可愛くてたまらない。

 

ところで、今年度の仕事は、今週火曜日から始まったばかりだが、いきなり生活がバタバタ慌しくなり、1週間が早かったこと!それにしても毎日笑いが止まらない。

 

幼稚園児のツインズをお迎えしてから、3男の保育園のお迎えに行った際、彼らが保育園時代の先生に出会った。

 

長男ː (先生を指差し)これ、いつもここにいるね。

私ː 赤面

先生ː そう、いつもいるわよ。

 

ところで、以前は幼稚園のツインズをピックアップしてから、そのままトラムに乗ってスイミング教室へ通っていた。幼稚園から停留所へ、そしてトラムを降りてからプールまでもかなり歩かなければならなかった。それが地下鉄の4号線が開通し非常に便利になった。

 

私の定期を使って彼らを連れていくのだが、自動改札を一気に3人で通り抜けなくてはならないが、毎回長男が遅いか(常に1番最後)、同じ扉から入りたくないと言ってドアがしまってしまい大騒ぎ。

 

たった二駅だが、先頭車両に座れる時は、運転士ごっこがはじまり、「ビュウウウゥゥン(電車の風切り音)」や「キュゥゥゥ…!(電車のブレーキ音)」といったオノマトペ化した環境音が微笑ましい。(ただ、声が大きすぎる!)

 

スイミングクラスでは4-5歳児クラスなので、まだまだ水に慣れる練習。この年齢は能力よりも好奇心、性格によるものが大きい様だ。周りの子(皆女児)はボンボン水に飛び込みが、ツインズは飛び込み台に座り込んでから水に降りる感じ。水から出たら口だけは(特に次男)誰にも勝るのだが、泳ぎの方はもう少し成長を待たなければならない様だ。

 

とにかくよく喋る!シャワーを浴びさせる間、私も素足でビーチサンダルを履いてシャワールームに入るが、洋服はびちょぬれ。彼らを着替えさせながらも、自分も足を拭き、靴下を履く。

 

たまたま私は辛子色に水色と白の水玉模様のハイソックスを履いていたが、水玉好きの次男は抜け目なくそれに気づいた。

次男ː「僕にも履かせて!」

私ː「いやいや大きすぎるし、今は早く着替えて家に帰りましょう。」「口は止めて着替える!おしゃべりは帰宅してから!」と言うと、

次男ː「わかった。帰ってから好きなだけ喋る。」と普通に答えるので笑ってしまう。

 

また、帰りがけに、友人に頂いたお煎餅を食べさせた。

 

次男ː「これどうしたの?」「もっと買って」

私ː 「お友達の頼まれごとをしたそのお礼。どこで売っているか知らない。」

 

すると、

 

次男ː 「じゃあ、もっといい事して、もっとお礼をもらってよ!」

 

発想がすごすぎる!

 

しかし、三男も負けていない!ただ、まだ滑舌が悪く、はっきり話せない。そこで何度も聞きなおしたり、私が理解できないと怒り出すのだ。それがまた可愛い。

 

保育園に向かいに行き、着替えさせる際、私は座って、彼が立っている時が多いのだが、ちょうど高さ的に、私の頭に捕まるのだ。

 

三男ː 「パペッロズッカ」

私ː 「何それ?」

三男ː 「パペッロズッカ」

私ː  「パペッロ?あ~カペッロ(帽子)ね?」色がかぼちゃっぽいからかぼちゃ帽なのか…と分かった。

 

 

また、子供達、特に次男と三男は、指で鼻をほじくっていることが多いのだが、そのままその指をなめることが多いので、汚いからやめようね、といってもなかなかやめない。

なので、

私「鼻のう○ちだから触っちゃダメ!」

三男: 「オッケー。う○ちは動物が好きなんだよね。僕のお兄ちゃんたちは動物だから」と言う。

 

これまた発想が面白い。

 

子供の発想、思考力というのはつくづく無限だと思う。知的好奇心が旺盛で、意外に観察力も備わっている。それをどう引き出してあげるかが面白い。特に、口が達者な子は頭の回転も非常に早く、こちらの方が言い負かされてしまうことさえある。笑

 

心身共に刺激の毎日である。爆

 

今日の一句

毎日が 強敵(強烈?)すぎる ツインズ&Co.