春菊がおいしい季節となった。
さすがにスーパーやメルカートでは売られていないので、中華街へ行く度購入。
よく実家でハスのスライスを素揚げし、トッピングにして味噌酢ドレッシングで食した。ハスだと子供たちが食べないので、油揚げをカラカラに焼いてトッピング。週に2回は食しているだろうか?
あとは、胡麻和え。アラブのゴマペースト・タヒニを使うと簡単。
春菊は栄養満点。独特な匂いがあるが、それも癖になってしまうほど。
抗酸化作用が強いβ-カロテンが豊富に含まれている緑黄色野菜の一種。ビタミンやミネラルも豊富。
春菊は、名前は春であるが、それは単に黄色い花を春に咲かせるためだそうだ。
上記β-カロテンは体内で必要に応じてビタミンAに変換されるのだという。ビタミンAは目の機能や皮膚、粘膜の健康を保つために必要なビタミンで、粘膜のダメージを回復する効果や免疫力を高める効果があるとされている。また、肌荒れ予防にも効果が期待。
ビタミンAに変換されなかったものは抗酸化物質として働き、動脈硬化やがんなどの生活習慣病の予防や老化防止に効果が期待できると言われており、体の中で無駄にならないのだ。
また、骨のカルシウム沈着を助けるビタミンKも豊富。ビタミンKといえば、子供が赤ちゃんの時に投与された記憶がある。 新生児と乳児期早期はビタミンK欠乏性出血症を発症しやすく、その中でも肝胆道系疾患を有する児はビタミンK欠乏による頭蓋内出血のハイリスクなのだという。
そして、ビタミンKはビタミンDとともにカルシウムの吸収をよくする働きがある。それは、骨の原料となるカルシウムを腸から骨へと運ぶのがビタミンDであるのに対し、そのカルシウムを骨に定着させるのが、ビタミンK。 ちなみに、ビタミンKにはケガした時などに血液を固め、カサブタを作る働きもあるという。
徐々に寒くなって来たミラノ。毎晩帰宅は遅いし、手抜き簡単料理しか出来ない。今夜は鍋だ!
今日の一句
旬の野菜 食べたもので体が出来る 大地のパワー


