来る12月7日はミラノの聖人である「サンタンブロージオ」の祝日、翌日8日は「聖母無原罪御宿り」の祝日(イタリア全体)になるので、年によっては、週末との兼ね合いで、大型連休となるが、今年はカレンダー通り。
11月1日の”Tuitti i Santi” カトリックの「諸聖人の日」の祝日は週末とくっついていたので、学校によってはその前日の木曜日から「ポンテ」と呼ばれる「橋」の意味の連休となっているところが多かった。
シッター先の子供たちの保育園や幼稚園も然り。しかし、子供たちの両親は、通常勤務。最近はオフィス勤務や出張も増えてきて、2人の内、誰かしらは不在の日が多いが木曜日は朝から出勤をお願いされた。しかも夕方はツインズの水泳教室!
朝9時に到着すると、ママさんは出かけるところだった。子供たちはまだパジャマのままおもちゃで遊んでいた。着替えさせるだけでも、手がかかる。
「クッキー作りたい人?」と呼びかけると、皆作りたい、というので、じゃあすぐに着替えること!と言って着替えさせた。何か条件を付けないと、自分で動いてくれないから困ってしまう。
ハロウイン仕様のクッキーをつくろうかと思ったが、型もデコレーションになるものもない。マーブルチョコレートをお菓子作りに使えるか?と思って持っていたので、それを急遽使うことに。
簡単レシピをスマフォで検索。卵を割って、計量済の砂糖を入れ、かき混ぜるところを子供たちに任せた。それから、小麦粉、オイル、ベーキングパウダーを混ぜ、かたどった生地にマーブルチョコレートをまぶして焼くだけ。
一方、サラダ油はその軽やかな風味から、生食や低温調理に適している。サラダのドレッシングやマリネ、焼き菓子やパンの製造にも使用され、素材の味を引き立てるのだそうだ。
個人的には、米粉で作ったクッキーの方がおいしかったように思える。
クッキーは上手に焼けた。固めだけどサクサク。甘さもちょうど良い。
その後、昼食は、パパさんが作るのだと思っていたが、なかなかお昼になっても部屋から出てこないので、結局私が準備することに。パパさんは部屋から出てきたと思ったら、オフィスに出かけたママさんと食事をしてくる、とって出ていかれた。えー早く言ってよ!
と言っても先手を打って、白いご飯を炊き、冷凍の魚のフライをオーブンで焼き、ほうれん草のバターソテーとジャガイモのガレットを作りはじめていた。その間子供達はテレビ。
しかし、偏食傾向の強い子供達。次男と三男は、私が持って行った塩昆布と白ごまのごま油和えのおにぎりを欲しがった。そこに、紫蘇の南蛮漬けを巻き、その上に海苔を巻いたが、それは食べないと思ったので、外側のないごはんの部分を分けてあげたが、ほうれん草を一口食べたらあげる!という条件付き。
昼食後は無理やりお昼寝をさせた。三男は普段まだ保育園でお昼寝をしているので、私に寄り掛かるようにしてウトウトし始めたが、まあツインズが言うことを聞かない!トントンして~。甘えても来たが、コの字型にベッドを並べ、私は凹んだ部分に寄っかかりながら、子供たちを寝かしつけるが、3人の体に触れるのは不可能だ。大抵長男は、次男が自由気ままに自分を通してしまう分、自分を抑えなきゃいけない様子で諦めてしまうのか?もう慣れなのか、左手の中3本指をちゅぱちゅぱくわえて、寝入ったが、まあ次男にてこづったことなんのって!私もへとへと。
子供たちが寝ている間に、アイロンがけ。アイロンがけは自宅もシッター先も常に山のよう。
寝たら寝たで今度は起きない!もうプールへ行く時間だ!1時間半は寝たもののフラフラ気味になって起きて来た。
その日は数年ぶりの魔女会?じゃなくてハロウイン女子会があった。とにかく早く出たい。
プールから帰宅してもママさんは不在。プール道具を洗濯機に放り込み、じゃあ!と帰ろうとすると三男がうんち出たー!と言ってお尻を洗って!と言う。あちゃー。しかも朝からおむつを替えていない状況で、お股はまっかっか。(私が上2人を連れてプールに出かけている間はパパさんが三男といたが、多分テレビ漬けであったことだろう)
お風呂に入れ、クリームたっぷり塗りこんで、はい、さようなら!
遅刻だと思ったら食事会は一番乗りだった。爆
今日の一句
焼き上がり オーブン覗き 待つ喜び



