今が旬 〜 春菊 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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「春菊」は名前に春がついているために、春が旬なのではないかと思いがちだが、実は「春菊」の旬は、今。11月~2月頃に美味しく頂ける。春に花を咲かせる菊だから春菊なのだろうか?
 
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春菊は3月22日の誕生花。花言葉は「とっておき」「豊富」「私を信じて下さい」。

私は春菊の苦さが大好きなのだが先日スーパーのおつとめ品で1束20円で2束ゲット!しなしな状態でもなく全く元気な状態で得した気分だった。(しなしな状態でも50度のお湯に2分ほどつけるのが有効。熱湯と水を1:1の割合)
 
胡麻和え、ハスの素揚げやらカリカリにした油揚げをトッピングに酢味噌ドレッシングで頂く春菊サラダが大好き。
 
ところで、春菊の原産地は地中海。シルクロードを通って中国に渡り、室町時代あたりに日本に渡って来たようだ。
 
カルシウムをはじめ、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルやカロチンが豊富。
 
余談だが、春菊は、栽培されている地域によって、形や味わいが異なる。主に関東で栽培されている中葉春菊は葉がギザギザで切れ込みが深く、苦みが強いのが特徴。また、大阪の泉州地域など、主に関西で栽培されている中葉春菊は、関東産のものよりも葉の切れ込みが浅く、葉先が丸みを帯びていて、苦みが少しマイルドなのだそうだ。
 
また、主に九州や中国地方で栽培されている大葉春菊は、葉が大きくて全体に丸く、苦みが更に少ないのが特徴だと言う。北九州市のおでん専門店では、冬場、春菊が人気のおでんダネらしく、カルチャーショックを受けた! 
 
更には、山口県の下関では、春菊を「ローマ」と呼んでいるそうで、しかも河豚ちりに合うのだそうだ。
 
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青梗菜の葉を伸ばした様なこの野菜。ローマで見た事があるような、ないような。
 
一度ミラノの中華街で春菊を探しまくった事があるが、メジャーなスーパーでは見つからず、裏道のイタリア語が通じないような中国人がいる八百屋に行ったらあるだろうか?と思い行ってみると、確かに似たものはあったが、本当にイタリア語が通じず一方的に中国語で捲し立て、どうもケースごと買え!と言われた気がする。結局買わなかったのだが、あれは何だったのだろうか。下関でローマと呼ばれる野菜のイタリア語名はなんなのだろうか?気になる...