初夏 〜 菩提樹、ビワの実、タイサンボク | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ジャスミンの開花もピークを越えたところだろうか?真っ白な花が少しずつ、ベージュというかクリームいろがかってきている。

 

それでも香りは、町を歩いていると、あちこちから漂ってくるのだが、微妙に更に甘い官能的な香りがするぞ!と思うと、菩提樹の木があり、黄色い細かい花が開花しているのだ。

 

こちらの画像は、サンタンブロージュ裏の菩提樹並木。大きな通りの内側になるので、また車も入れないようになっており、安心して小さな子供でも歩ける通り。

 

 
気にしてみると、意外にミラノには菩提樹並木が多い。
 
 
ちなみに、菩提樹の花言葉は、花言葉は、「夫婦愛」「結婚」「結ばれる愛」「熱愛」

 

また、タイサンボクにも大きな白い花が開花し始めた。。

 

 レモンの香りがすると言うが、高いところに咲いているので、直接かいだことはないし、ジャスミンや菩提樹のように、広範囲に香りが漂うわけでもないようだ。
 
タイサンボクの花言葉は、「前途洋々」、「威厳」。 私たちの前途洋々たる未来を願い、大きく凜とした佇まいが、生きる力強さを感じさせてくれる。
 
それにしても、スーパーや市場にもビワを見かけるようになったが、最近まで雨続きであったので、気づかなかったが、一気にビワの木に実がたわわと実っており、びっくり。

 

 

 

たわわ、といえば、ビワが良く茂り、狭い庭に植えると日当たりや風通しが悪くなる、ということで「ビワを庭に植えると病人が出る」という迷信があるらしい。ちなみに、 花言葉は「温和」「治癒」「あなたに打ち明ける」など。

 

それにしても、植物を観察するのは、楽しいが、今年は花粉被害がひどく、特に顔の眼の周りや口の周りが真っ赤になり、カサカサし、腫れ、痛痒い。目も痒くなるが、目薬をさしていれば、問題ない。喉が腫れ、痰が良く出て、声が枯れることが3週間ほど続いたが、これはやっと落ち着いたようだ。しかし、顔の痛痒さは耐えがたい。

 

この春は、雨が多くて、ポプリの被害は例年よりも少なかった気がするが、肌の状況は悪い。

 

そして、ここにも新たな花粉を発見!なんの木か?!恐ろしすぎる…・

 

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 巨大な松ぼっくりのある木。松ぼっくりだから、マツというわけではないのかな?これはスギ?いずれにしても、見るだけでも痒くなる。

 

 

日本はこれから雨季だろうが、ミラノは一気に暑くなり初夏となる。

 

今日の一句

目に青葉 肌がヒリヒリ 花粉症