先日ミラノを襲った暴風雨の傷跡の備忘録が続く。
無惨な姿の朝顔。
このうちいくつが復活するのだろう。
それでも他のプランタは毎日少しずつ開花。今年は、新しく頂いた種があり、紫色の花の周りがうっすら水色。
昨日、花の先が、暴風雨の影響か?それともツルをまく際、つぼみの先がちぎれてしまったのか?不明だが、とにかく半分がなくなっている姿で開花。ちなみに紫色の朝顔の花言葉は、「冷静」「平常」。
しかし、なぜこの花の前後のツルやつぼみはしわしわになっているのだろう…と疑問に思っていたら、根に近い方のツルがちぎれているではないか! それでも開花するとは、すごい力!
朝顔はツルを伸ばして生長する。一本の茎が伸び、花は下から一個ずつ咲いていくが、茎の先端には頂芽があり、この頂芽が茎と葉を作りながら、植物は伸長して行く。
そのまま伸びていくと「頂芽優勢」といって、植物の頂点の芽の生長が、わき芽の生長よりも優先されるため、花数もツルの数も増えなくなり、ボリュームの少ない朝顔になってしまうのだそうだ。まさに画像の通り。摘芯することでわき芽や花数を増やすというが、気が付いたら、こんなに伸びていた!
しかしながら、朝顔は、ツルや葉が絡みつくと離れない「しぶとさ」を持ちながら、花の命は短い「儚さ」も持ち合わせるている。
そして、花が咲き終わっても、種を作り、翌年のために保存する。発芽から種の収穫まで愛おしい。









