転変地異 ~ その2 傷跡 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先週、先々週とイタリアは悪天候に見舞われた。

 

特に7月25日の朝4時ごろ、ミラノⅯは暴風雨に襲われた。

 

他にもシチリアで猛威を振るう山火災をはじめ、アブルッツオ、エミリア・ロマーニャ、ロンバルディア、マルケ、モリーゼ、と5つの地域で非常事態宣言が出た。

 

 

ミラノ市内では、街路樹が400本以上倒木。それらを除去し、交通緒の循環を回復させるためたゆまぬ努力がまだ続いている。こちらは我が家の近所。倒れた木は細かく切られていたが、被害に遭った車はそのまま。

 

 

 
 
根っこから倒れた木々。

 

 
 
ライラックの木々がなくなってしまった。ただただ無惨。
 
また、こちらは友人宅の屋根と屋根裏部屋の状況。この修復に対する費用は国が補償してくれるのだろうか?ただただお気の毒。
 
  

 

 
ATM ・ミラノ交通の循環情報はアプリで確認しないといまだよくわからない状況。
 
そして、週明けは再び暑さが戻るようだが、週末が近づくと停滞気温が発生し悪天候になるという話。
 
Torna il caldo fino a 39°C
Crisi dell'estate a due passi da Ferragosto. Prospettive
 

この時期、あちこちでイチジクの実がたわわになっており、かすかなにおいを放っていた。暴風雨の影響で、枝自体、お辞儀をするよう倒れ掛かっている木を数本見かけた。悪天候で実が落とされないことを祈るばかり。