天変地異 〜 黙示録 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

悪天候が続いているミラノ。実際はミラノだけに限らずイタリア中、そして世界中かもしれない。

 

今朝4時過ぎ、すごい風で雨戸が叩きつけられる音で目が覚めた。どこか窓が開けっぱなしかも?

 

慌てて居間へ行くと雨戸の外のバルコニーで、植木鉢が落ちて割れる音がした。様子を見たいが、とんでもないことかもしれない。雨戸をしっかり下まで閉めた。

 

案の定朝起きてみたらすごいことになっていた!一つのプランタは階下に落ちていた。

 

 

 松葉菊の葉がみじん切り状態?!

 

 松葉菊の葉とアパート敷地内のネズミモチの木がそぎ落とされた状態。

 

 

 

多肉植物のエケベリアや朝顔も同様。どうして???

 

掃除も途中で仕事に出かけた。家を出ると、アパート前の病院の敷地内の木が倒れていた。空が晴れてあっけらかんとしている様子が、暴風雨の激しさと、また悲しさを膨らませた。

 

 

 

 友人が送ってきてくれた映像。
 
友人のFB投稿では、魚売り場で魚をつけている氷がひっくり返ったように、バルコニーの床に雹が大量に散らばっておりびっくり!(といっても、魚売り場の潮氷よね。笑)地域によっては、掌大の雹が降ったところも…あれでは、車もボコボコにされてしまう!
 
いくつもの新聞が『黙示録』だと表現していた。ヨハネの黙示録は終末の時を「空の星が地に落ちて」と描写する。まさに、天変地異の黙示録だ。
 

ミラノの町中がこんな感じで、バスやトラムが迂回をしたり、途中ピストン輸送となっており、地下鉄は通常運転ではあったが、大変込み合い、遅れ気味であり、仕事に15分遅刻してしまった。

 
この数日、まだまだ被害が続きそうだ。勘弁してくれ…