サン・ビアージョ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

ロンバルディア州では、2月3日の朝、クリスマスに食べるパネットーネの残りを朝食に食べるという伝統がある。

 

クリスマスを過ぎると、スーパーではパネットーネの値段は半額以下に下がり売り出される。私も一つチョコレートと洋ナシの入ったパネットーネを購入し、ほとんど一人で食べたが、美味だったのでもう一つ、またはあんずの入った別バージョンが欲しいと思っていたら、完売であった。ちっ。一つ(1キロ)3ユーロくらいで売り出されていたから、もっと買っておくべきだった!

 

かれこれもう10数年以上前に、トラム待ちで小腹がすいたのでバールに入り、カプチーノを飲んだのだが、その時目に留まったパネットーネも食すると大変美味だったのだが、それ以降どの場所でも見つけることはなかった。今思えばそれがサン・ビアージョだったのだろう、と思う。パネットーネの中のパンの部分を揚げ、砂糖をまぶしたものだったが、空腹だったせいか非常においしかったのだ。

 

余談だが、パネットーネの発祥の地はミラノと言われている。アントニオというパン職人が作ったもので,パーネ・デル・トーニがパン・デル・トニ、そしてパネットーネになったとか。

 

そして、サン・ビアージョとパネットーネの話は以前書いたので、割愛するが、仕事先の老舗のお菓子屋さんでは、ショーウインドウにはずっとパネットーネが飾られていた。クリスマスにシッター先のご夫妻から頂いたが、多分一つ4-50ユーロするのではないだろうか?であれば、半額になっていたとしてもムーリー。

 

また仕事帰り寄ったパン屋さんでもパネットーネが半額で売られていたが、まあ10ユーロ以下ということはないだろうな?と思い、聞かなかった。

 

San Biàs el benedis la gola e èl nas

サン・ビアージョは喉と鼻を祝福します。

 

それにしても、サン・ビアージョは喉の守護聖人。冬になると数回鼻の喉をやられ、悪化しないようドキドキするし、特にシッター先のツインズが昨年秋から保育園に通いだしてからは、何かと病気をもらってくることばかりで、それはある意味、社会世界の洗礼であろうが、それがこちらにも飛んでこないよう気を付けないといけない。少なくとも今年に入ってからはとりあえず元気でいるので、このまま温かくなることを願い、そのまま逃げ通したい!

 

そして、しつこいようだが、来年こそクリスマス後の安売りの際、パネットーネを箱買いし、2月までもつよう隠しておいた方が良いかな?笑