見本市 〜 パネットーネ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日(11月29日)明日とミラノでパネットーネの見本市が行なわれている。

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昨年そこで購入したというパネットーネを友人から頂いたのだが,グラッパが有名なバッサーノ•デル•グラッパのケーキ屋さんが作ったもので,グラッパにつけられたレーズンがたっぷりはいっており,それはそれはしっとりとしており,甘さ控えめ,これなら一人で1キロぺろり!というくらい美味しかった。

今年はそれを是非ゲットしたい!と思い,見本市に出かけてきた。

最近では,日本でも食べられるようになったというパネットーネ。
パネットーネにまつわる話はいろいろと聞くが,いずれにしても発祥の地はミラノ。アントニオというパン職人が作ったもので,パーネ•デル•トーニがパン•デル•トニ,そしてパネットーネになったとか。

2006年から始まったこのパネットーネの見本市。うまいもん好きが集まるんだな。

会場には,イタリア各地から選ばれてきたパン職人,ケーキ職人の商品が陳列され,自由に味見ができ,その場で購入できる。

欲しかったグラッパのパネットーネは今回出店しておらず。

けれど,日本からの出店者がおりびっくり!!
http://www.paneeolio.co.jp
イタリアで修行をされたという方のお店。なんとパッケージは風呂敷!!侘び寂びを感じさせるような,紫,芥子色,臙脂色の風呂敷は日本の美の心を演出している。


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左は,ショウガとくるみとリンゴのはいったパネットーネ。

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あまりの人の多さに酔ってしまった。多くの人が緑色の箱を持っていることに気づき,探し求めたのがこの人の山!


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ナポリより南,アマルフィの内陸部あたりにある有名なお店らしい。
http://www.pasticceria-pepe.it

みんな食べたらどきいや! おばちゃん根性でぐいぐい前に出て行き,試食!しっとりあまさ控えめ。こんなのミラノじゃ食べたことない!

会場を2周し,やはりペーペにすることに決めた。トラディショナルとホワイトチョコレートか?と思ったら,リモンチェッロのクリームの入ったもの2つ。500gが一つ10ユーロ。1キロが20ユーロ。

イタリアのクリスマスと言ったら,パネットーネかパンドーロ。この年末年始,どれくらい食することだろうか。笑

明日は在ミラノ,北イタリア日本人会のフェスタ。そして今日から手工芸の見本市も始まった。でも,このパネットーネの見本市も行ってみる価値あり!在ミラノの方はぜひぜひ!!

via Bergognone A. da Fossano, 34
Milano



http://www.repanettone.it/RePanettone/home.html