今日12月22日は冬至であった。
冬至は、一年で夜がもっとも長い日をいう。つまり日中が一番短いわけだが、明日から日が長くなり始めると思うと嬉しい。やはり午後早く暗くなるのは気が滅入る。
また、以前にも書いているが、冬至には風邪の防止に身体を温める柚子湯に入ったり、行事食として小豆の赤い色が邪気を祓うといわれることから小豆粥を食べたり、だいこんや、ぎんなんなど「ん」のつく食べ物を食べることで「運」を呼び込むとされている。
この「ん」がつく食べ物を食べるという風習は「いろはにほへと」が「ん」で終わるため、「ん」に一陽来復の思いが込められているのだそうだ。
邪気払いや、良き方へ転ずる願いなど、冬至の行事は古くからの慣わしがさまざまある。
先日日本出張から戻ってきた夫が柚子を数個買って来たので、半分長女に上げたのだが、一つは柚子の足湯にしてみた。足裏が常に痛むので、足裏と甲をじっくりマッサージ。気持ちよかった。種は柚子ローションに使う。
余談だが、冬至そのものを「一陽来復」と呼ぶがその他、冬が去り春が来ること、新年が来ることをいったり、悪いことが続いた後、ようやく物事が良い方に向かうこともそう呼ぶ。
コロナ禍及び戦争のため、旅行業はいまだに大きな打撃を受けている。我が家は2003年のSARSや、2009年のリーマンショック…をなんとか耐えてきたのだから、もう少しの辛抱と思いたい。
今回は新しい年を迎える前に心身共に浄化させたいと切に思った。




